東国の令嬢に転生したので世界を平和にすることにした。   作:あゆなみ

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最近忙しくてなかなか投稿できませんでした。すみません。


ある日の昼休み

私の朝は早い。

朝家族の中で誰よりも早く起きておにぎりを作る。

 

前世であれば前日にタイマーセットしておいて丁度いい時間に炊きあがる。みたいにできるのだが残念ながらこの世に炊飯器はない。

 

そもそもパンが主食なため米に関する技術があんまり発展していない。

お米を食べることなんてオムライスくらいである。

 

鍋で炊いておいたお米を手に取り塩むすびを作る。

今回は2個のおにぎりに卵焼きを切って入れてみた。

 

そんなこんなで制服に着替えて学校に行く。

 

あっという間に昼休みになり、特製おにぎりを手に抱えアルトの教室に行く。

今日はアルトと2人でご飯を食べる約束をしていたからである。

 

それにしてもマントを脱ぎたくてしょうがない。暑い。

冬場は最高だが夏になると皇帝の学徒を辞めたくなる。

 

アルトの教室に着くとアルトが駆け寄って来た。

「お姉様!ご飯食べに行きましょう!」

アルトが目を輝かせて来る。

 

「アルトお待たせ〜!行こうか!」

アルトと手を繋いで保健室へ向かう。

今日は養護教諭の先生がお休みのため昼休みに保健室にいるよう頼まれていたのだ。

 

アルトと一緒におにぎりを頬張る。我ながらよくできている。

 

「お姉様の作るご飯はなんでも美味しいです!」

アルトはそう言いながら美味しそうに食べてくれている。

 

アルトは基本少食のためおにぎりを2個しか作らなかったがもう少し作っておいても良かったかも知れない。

 

今日は特に怪我人も病人も来ることはなく、昼休みも終わり、アルトを見送ったあと教室に戻った。

 

私は今日おそらく1人で黙々とご飯を食べていたであろうデミーくんにちょっかいをかけに行くことにした。

 

「やっほ〜!今日寂しかった?」

そう言って私が後ろから抱きついていわゆるバックハグをすると何故かデミーくんは慌てて距離をとってきた。

 

流石に急に抱きついたのは悪かっただろうか?

「え、なんかごめん」

とりあえず謝っておく。

 

「、、、いや大丈夫だ。」

そう言いながら顔を隠している。こんな反応かなり珍しい。

 

いいものが見れたとニヤニヤしていると5時間目の授業が始まろうとしていたので慌てて席につく。

 

流石に最近デミーくんのことからかいすぎだろうか?

一応お偉いさんのご子息だしもう少し礼儀正しくいこう。

親しき仲にも礼儀ありだ。

 

今の授業は歴史だが、歴史は私の成績の中で1番危ない教科だ。

 

まぁ暗記すれば何とかなるのかも知れないが、元々興味のあるもの以外中々覚えられないし前世の記憶もまったく役にたたないため1番苦労している。

でも未来のことを考えると過去の過ちを学ぶことは大切だとは思うため一生懸命先生の話は聞いている。

 

デミーくんと歴史で同じクラスになれたのは奇跡に近いだろう。

 

というかTOP2競い合いすぎて全部クラス一緒である。

 

まぁなんだかんだで平和のためにも学ぼうと誓うのだった。

 

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