東国の令嬢に転生したので世界を平和にすることにした。 作:あゆなみ
弟たちの年齢が間違えていました。本当はもう一年後に産まれるはずです。単純に確認不足でした。すみません。
次回から原作と時間軸を合わせて本格的に話を進めようと思うので、そこでまた年齢を合わせます。よろしくお願いします。
入学してから数ヶ月たった。
そろそろ期末テストという事で学校の雰囲気はソワソワしていた。
今世初の期末テストという事で私も放課後は折り紙ではなく図書室で勉強をしていた。
そんな図書室に知ってる顔が入ってきた。
「あ!やっほー!」
そう私は彼、、、デミトリアスくんに話しかける。
彼は私を見るとなんかいるみたいな顔になった。
まぁ表情あんまり変わってないけど、、、
「デミーくんも勉強?一緒に勉強しない?」
「、、、その前にその呼び方どうした?」
「デミトリアスって長いなーって思って。勝手に略しちゃった!」
「、、、そうか。」
そう言うとデミーくんは時間の無駄とでも言わんばかりにさっさと図書室の1番奥の机に行ってしまった。
負けじとついて行き彼の横に座る。
「ねぇねぇ!今度のテストでどっちが学年1位か勝負しない?」
「、、、また急にどうした?」
「いやーだってさデミーくん入学テストで1位だったでしょ。このまま負けてるのも悔しくて」
「、、、別に勝負なんかしなくても1位、ひいては星"ステラ”をとるつもりでいるから安心しろ。」
「ほんと!?じゃあ私も頑張る!」
その後迎えが来たので家に帰った。
星や皇帝の学徒"インペリアルスカラー"に興味はないが、元来負けず嫌いの私はその後も懸命に勉強した。
そしてついにテスト結果が貼り出された。
私の総合順位は、、、2位だった。
「2位か、、、」
4点差でデミーくんに負けていたのでけっこう悔しがっていると、珍しくデミーくんから話しかけてきた。
「お前総合順位こそ俺に負けているが、星を4つもとっているじゃないか。しかもそのうち2つは1位だ。」
そう言われ教科別の順位を見ると生物と数学で1位だった。
「お前結構理系なんだな。」
そういわれても正直あんまり嬉しくなかった。
この結果はズルだ。
両方ほとんど前世の記憶を頼りに解いた。
「総合順位1位で星5つのあなたに言われたくありませーん」
そんな我ながら子供じみたことを言っていると、突然「ベリーエレガント」という声がきこえてきた。
「今まで数々の優秀な生徒を見てきたが、1度に、しかも最初のテストでこんな数の星をとった生徒は初めて見た。実にエレガントだ。」
「ありがとうございます。ヘンダーソン先生。」
デミーくんがそう告げる。
私もつられて礼をいう。
「そなたらが皇帝の学徒になれる日もそう遠くなさそうだ。期待しておるぞ。」
そういうとヘンダーソン先生は去っていった。
相変わらず口癖が面白い先生だったなーなんて思いながらデミーくんと一緒に教室に戻る。
教室に入ると私達はすっかり1目置かれる存在になっていた。
なんだか元々遠かったみんなとの距離がさらに遠のいた気がする。
少ししょんぼりしつつ残りの時間を過ごした。