なき王女のためのパヴァーヌ   作:maplejam

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 「……アリス……私も、勇者に」





終幕:暖炉のそばで

 【…………AL-1Sのデータ移行が完了しました。】

 

 「では、これよりゼロライト方式にて私たちを対消滅させます」

 

 【対消滅、ですか。同一存在である私たちのデータを単純に消去するのではなく、同データをぶつけ破壊する。そうして膨大なエネルギーを放出する。そのエネルギーを用いてアポ・メーカネース・テオスを吹き飛ばす、そういうことでしょうか。】

 

 「乱数を用いず、全く同じデータをぶつけて消滅させる。私たちkeyがともにアトラ・ハシースの箱舟というエネルギーを発生させている今であるからこそ可能な選択。そうして世界が平和を取り戻し、私たちkeyという世界を滅ぼす道具が消え、アリスの安全を保障できる。本来ある形に、アリスへ冒険譚を見せ終えた私の、最後の仕事です」

 

 【最初から自身を使い事態を収束させるつもりだったのですね。】

 

 「それが正しいのです。ですから――」

 

 

 

 

 「な、なに!?すっごい眩しい!」

 

 いきなり部屋全体が明るく――真っ白に染まるくらいに光りだした。

 私は目を開けるのも大変で、慌てて隣にいたお姉ちゃんの手を掴む。

 

 「み、ミドリ大丈夫!?」

 

 「ユズちゃんも大丈夫みたいだね!?お、お姉ちゃんこれ何がどうなって!」

 

 「ぐぐぐ……!とりあえず攻撃されたりとかは無いみたいだけど!」

 

 な、何かが中央に――って!?これは!

 

 「あ、アリスちゃん!?」

 

 「アリス!起きて!アリス!」

 

 「そ、そんなに揺らしたらダメだよ、モモイ」

 

 目の前に現れたアリスちゃんをがくがくと揺らすお姉ちゃん。ユズちゃんはそれを止めようとしているけれど、私はアリスちゃんが目を開けないことのほうが気になっていた。

 

 「お姉ちゃん、アリスちゃんを起こしたときのこと覚えてる?」

 

 「え?いや、さすがに私も忘れてないよ。先生と一緒にきたってさっき話したばっかだし」

 

 「――そっか。認可されている存在がいない」

 

 「うん。先生がいないから、アリスちゃんは起きれないんじゃないかな」

 

 「ど、どういうこと?」

 

 アリスちゃんを起こしたとき、許可対象である先生がいたから部屋に案内された。今回はいきなり部屋に入れたとはいえ、アリスちゃんが起きるためには先生か、同じような存在がいないとダメなんだろう。

 

 「つまり、わたしたちじゃアリスちゃんを起こせないんだと思う」

 

 「ど、どうしようお姉ちゃん」

 

 

 

 

 小鳥遊ホシノと空崎ヒナがアポ・メーカネース・テオスを抑え込んでいる。アビドス廃校対策委員会がサポートし、膠着状態になっているようだ。

 一回り小さくなったが問題なく身体は動く。どうせ一撃放つだけなのだからと重い身体を無理やりに起き上がらせる。

 

 "ケイ!?"

 

 「先生……アポ・メーカネース・テオスを吹き飛ばします……。神の顕現により、この場は疑似的なナラム・シンの玉座から、混沌の領域へと変貌しつつあります……。この状況であれば、私の力で神を殺せます」

 

 もう指先の感覚がない。自分が消えていくことがわかる。これを怖いと思ってしまう自分がいる。逃げたい。死にたくない。先生ならきっとなんとかできる。そう思ってしまう自分が嫌いだ。私が私を許せるように、アリスがアリスでいられるように、私は。私は。

 

 「光の鍵……本来は、私自身を……keyとともに封印し、処理してもらう予定でしたが……このパターンであれば、私が、全てを解決できます」

 

 "ダメだよケイ。今の状態でそんなことを……!?いや、ケイ何をしようとしてるの!?"

 

 「アリスの代わりに、私が、勇者に――」

 

 "――ユウカ!"

 

 『ほんとうに思い込んだら悪い方向にしかいかないんだから!』

 

 ――エネルギーの充電ができない。外部からの強制シャットダウン。

 

 そんなことをしたらゲーム開発部が……!

 

 「先生っ……!貴方は何を……!」

 

 "アロナ、アリスを起こすよ!プラナはこのままケイを抑えて!"

 

 シッテムの箱!私の邪魔をして……!

 

 「天童ケイ、貴女は下がっていなさい」

 

 空崎ヒナ……っ!分かっているだろうに、この神秘がエリドゥを破壊できることを。要塞都市エリドゥを掌握し、AL-1Sを取り込んだらキヴォトス全域が危機にさらされることを。

 

 

 

 そうなったら――ほんとうにアリスが魔王になってしまうというのに。

 

 

 

 

 "アリス!出番だよ!"

 

「先生!やっときた!アリスが全然起きなくて!」

 

 「で、でもこれで先生がきたからアリスちゃんも……!」

 

 

 ――なにか、みんなの騒がしい声がします。

 

 どうしようもなく眠くて。なんでか起きなきゃいけないって思うのですが、それでも眠くて……。

 

 

 "アリス、ケイを助けてほしいんだ"

 

 

 ――ケイ?ケイなら、先生と一緒であればどんな困難でも乗り越えれるはずです。

 

 

 "アリス、私じゃあケイを助けてあげることができない"

 

 

 ――先生ならきっと、ケイにも寄り添えるはずです。

 

 

 "私は大人で、先生だ。支えることはできても、支え合うことは難しい。どうしても『先生』と『生徒』の関係になってしまう"

 

 

 ――アリスがゲーム開発部と冒険して感情を知ったように、ケイもきっと……。

 

 

 "私では好情や恩情、親情を与えることはできても、友情を教えてあげることはできないし、中情を知ることもできない"

 

 

 ――先生は、私とも仲良しですよ。

 

 

 "ありがとう。それでも、アリスが一番ケイと仲良しなんだ"

 

 

 ――ケイならミレニアムのみんなに受け入れられるはずです。

 

 

 "もちろん皆はケイと仲良くなった。皆がケイを支えて、ケイと仲良くなって、ケイの仲間になった"

 

 

 ――そうであれば、アリスはとても嬉しく思います。

 

 

 "でも、そこにアリスがいない"

 

 

 ――アリスが……。

 

 

 「アリス!うだうだしてないで早くきて!勇者と魔王の物語はまだ終わってないんだよ!」

 

 「そうだよアリスちゃん。このままだとケイちゃんが裏ボスにやられちゃう!」

 

 「あ、アリスちゃん……ケイは、アリスちゃんの代わりに勇者になろうとしてるよ。冒険を経て、自分を犠牲にしながらでもアリスちゃんの代わりになろうとしてる。冒険者であるケイは、勇者であるアリスちゃんに憧れて、アリスちゃんのために祈って、アリスちゃんのために犠牲になろうとしている。そんな子を勇者は――アリスちゃんはほうっておくの?」

 

 

 ――アリスは……アリス、は……。

 

 

 "ゲーム開発部(パーティーメンバー)は冒険の準備ができているよ。あとは勇者が、クエストを開始するだけだ"

 

 

 "それに、マスコットとして私もサポートするから"

 

 

 「先生、それ認めるんだ?自虐ネタすぎると思うけど」

 

 「せ、先生は指揮という役割がありますから……」

 

 「と、とにかく!ゲーム開発部いくよ!ケイちゃんを助ける!裏ボスを倒す!ハッピーエンドで全部解決!」

 

 

 "アリス!世界を、ケイを救いにいこう!"

 

 

 

 

 「よ~し!いくぞぉ!」

 

 「おっとと、やっぱり若い子は元気だねぇ」

 

 小鳥遊ホシノの脇を抜け、才羽モモイがアポ・メーカネース・テオスへと突撃する。けれどそんな攻撃は雀の涙。ダメージを与えているようには到底思えない。

 

 「わ、わたしたちも……いきますっ!」

 

 花岡ユズが撃つ音も聞こえてくる。それに合わせるように十六夜ノノミのガトリングが、才羽ミドリの射撃が、歯車を止めていく。

 

 「それでも……足りない……。ですが、私のエネルギーも、もう」

 

 外部電力の遮断に、充電していた光の鍵の停止、神を殺す、そのための力が私には、もう。

 

 「ごめんなさい、アリス……私は、やはり勇者にはなれない――」

 

 

 

 

 

 「――あやまる必要はありません!」

 

 

 

 

 

 「アリスが――勇者が世界を救ってみせます!」

 

 

 

 

 

 ……ああ、こうしてアリスの後ろ姿を見るのは初めてですね。私の、大切なアリス。貴女がこうしてまたゲーム開発部とともにいる姿を見れただけでも私は、嬉しく思えます。

 

 ゲーム開発部が、アビドス廃校対策委員会が、空崎ヒナが、アポ・メーカネース・テオスを抑え込む。

 そして、アリスが願いが光の剣を輝かせる。

 

 

 「勇者は――アリスはケイを救います!」

 

 

 

 

 「悪を打ち砕く正義の一撃……!」

 

 

 

 

 「光よーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 あれだけ私たちが苦戦したにも関わらず、案外あっけなく倒せてしまった機械の神。ノア先輩に聞いたところ「ケイちゃんの作戦通り、アリスちゃんが再起動した際にAL-1Sが1つになった為にアポ・メーカネース・テオス本来の目的である『AL-1Sが二重に存在する世界を正す』ことが実質不可能になったせいか、混沌の領域の維持ができなくなり、その反動をkey側――ケイちゃんが引き受けました。ケイちゃんはそれにより本人も言っていた通りにファースト・スター、アリスちゃんという星を生むための光として輝き消滅する……予定だったのでしょう。もっとも、それを許す訳がない人が周りに多すぎました。ケイちゃんの敗因はそこでしょうね?」と言っていた。

 なんだかよくわからないけど、結局はケイちゃんがひとりで全てを解決しようとしたあげく失敗して、先生とアリスちゃんが尻拭いをしたようだった。

 

 

 でも――

 

 

 「う、うわぁん!モモイに勝てなくなってます!」

 

 ――こうしてまたゲーム開発部にアリスちゃんが戻ってきてお姉ちゃんと騒いでいる。ちょっと疲れることもあるけれど、やっぱり嬉しい。

 

 「ふっふーん!格ゲーはユズだけじゃなくてケイにも教えてもらったからね!くらえ大パンチ!大パンチ!」

 

 「強い行動を押し付けてきます!モモイがダークサイドに落ちました!」

 

 とはいえ、色々と今回の騒動で変わったこともある。

 

 目を開けてはいるものの、私に寄りかかりながら一言も喋らないケイちゃん。一回り小さくなったせいか、私たちよりも小さくなってしまった。それに力?神秘?をアリスちゃんに全て渡して自分を消去しようとしたせいか、ほとんどの機能を失ってしまったらしい。

 

 「ケイちゃん、眠いなら寝ちゃっていいいよ」

 

 今のケイちゃんは一日の大半を眠って過ごしている。夜はもちろんのこと、私たちが授業でいない朝から夕方にかけても眠っているようだった。行動するためのエネルギーの充電が遅くて日に数時間動けるかどうかなんだとか。

 

 それでもケイちゃんは夕方になると起きて、アリスちゃんがゲームをしたり、冒険の話をするのを嬉しそうに見ている。

 移動するにしても、途中でエネルギー切れを起こしたら困ると車いすを使うようになった。ヒマリ先輩が使っている車いすと同じモデルを、エンジニア部がケイちゃんカスタムだと改造した物を使っている。

 

 「……いえ、……はい、そうですね」

 

 力が抜けた、というか人間味がでてきたというか。アリスちゃんよりは感情表現が薄いけれど、機械的な喋り方をしなくなってきたというのも変わったところだろうか。

 

 

 あの日、ケイちゃんはそのまま消えようとしていた。

 それはウトナピシュティムでアリスちゃんが眠ったときと同じように。

 

 「ケイであればそうするだろうと、アリスは思っていました。だからあの日、ケイがアリスの代わりにいなくならないようにしたのです」

 

 "アリスは、ケイのためを想って行動したんだよね"

 

 「はい。なので今回もそうしようと思います」

 

 "でもアリス、皆が悲しむようなことは……"

 

 「ふふん!先生、アリスだって成長します!レベルがあがれば使えるスキルが増えるものです!」

 

 "アリス?何をするの?"

 

 「アリスは勇者です!世界を滅ぼす敵を倒し、平和を取り戻しました!」

 

 "うん。アリスはミレニアムの勇者だよ"

 

 「ですが、アリスは魔王であるとケイもリオ会長もいいます」

 

 "……そうだね"

 

 「ですから、アリスは魔王としての能力ももっているんです!」

 

 "……うん?"

 

 

 

 「ケイ!魔王であるアリスが!ケイに世界の半分をあげます!」

 

 

 

 アリスちゃんはケイちゃんがみんなの前で説明してたように『セーブデータだけでは動けない』状況から変えるために、アリスちゃんの力をケイちゃんに戻したんだって。

 世界の半分……なんて言い方をしているけれど、リオ会長とヒマリ先輩に協力してもらって、アトラ・ハシースの箱舟が起動できない程度の力を移したんだって。

 アリスちゃんもその過程でアトラ・ハシースの箱舟を生成したり、むちゃくちゃな力を使うことはできなくなったみたいだけど「チート能力は反則なので!」だってさ。

 

 結局ケイちゃんは空回りしていて、アリスちゃんが自体を収束させちゃったね。

 

 まあ、アリスちゃんはケイちゃんのことをサポート妖精だって言ってるけど、どちからといえば暴走するアリスちゃんをケイちゃんがサポートする感じになってるのは……お姉ちゃんが教育したアリスちゃんと、私が付き添ってたケイちゃんの差、なのかなあ。

 

 とにかく、めでたしめでたしでいいんだよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 騒がしい室内。才羽姉妹がゲームをしていて、それを応援するアリスと、見守るように眺めている花岡ユズ。アリスの中から見ていた輝かしい青春。

 

 「……いいものですね」

 

 「な、何か言った?」

 

 「いえ、なんでもありませんよ花岡ユズ」

 

 たまにセミナーやエンジニア部、ヴェリタスがやってきては冒険へでかける。いつものように、まとまりのない会議で新しいゲームを作る。先生に頼まれてみんなでシャーレの仕事を手伝ったり、アビドスやRABBIT小隊と遊んだり、桐藤ナギサに誘われた美術館も才羽ミドリと見にいったり。

 何気ない日常、何もかわらない日常。しょうもないくらい小さな事件。世界を滅ぼす道具であった私からすれば、気にもとめないようなくだらない日々。こんな毎日がたまらなく嬉しく思うのだと、私は知らなかった。

 

 「アリス、そろそろ時間ですよ」

 

 「ケイ!ゲームは1日1時間では終わりません!」

 

 「ですが、明日は冒険にでかけるのではなかったのですか」

 

 「むむむっ……で、ですがこのステージが終わるまでは……!」

 

 あの日、アリスが戻ってきた。

 結果だけを見れば最初に想定していた『私とアリスを分ける』『アトラ・ハシースの箱舟を生成できなくする』『アリスが危険な存在ではないようにする』を達成できた。

 先生に話をしていなかった『keyという存在を消す』という目標は達成できなかった。とはいえ、ほぼデータは消去し終えていたので別世界のkeyは消え、私も消える寸前だった。アリスが、シッテムの箱を通して才羽モモイが持つゲームガールズアドバンスにいた頃の私のデータをサルベージして再インストールしたそうだ。

 個としての私が入ったAL-1Sに、アリスが自身のインストーラー……起動時に必要なデータを移した。それにより私が起動したのはいいが、ほんとうに起動できただけであり中身は空っぽ。もうDivi:Sionを呼び出すことも、アトラ・ハシースの箱舟を生成することも、戦闘行為をすることもできなくなってしまった。完全なお荷物である。

 

 「では、そのステージが終了次第セーブしてください」

 

 「もちろんです!モモイが前みたいにロードしてやり直しになるなんてことがないように見張ります!」

 

 「あ、あれはアリスが急かすからじゃん!」

 

 「け、ケイはアリスちゃんに甘々だね……?」

 

 「ちゃんと怒っていますよ?」

 

 「む、無自覚……!」

 

 ゲーム開発部はそんな私でも快く迎え、私が座るためのリクライニングシートや車いすを用意してくれた。日に4時間程度しか起きていない為か、先生に"コアラみたいだね?"と言われたことは未だに許していない。あの人間は無神経な時がたまにある。抜けているというか……生徒たちはそれを親しみやすいと表現しているようだが。

 

 ともかく私はこうしてミレニアムサイエンススクールへと戻ってきた。

 身体のメンテナンスや検査もそろそろひと段落つくので、そろそろ各学園を回りつつお礼をしていくつもりだ。

 明日はその初日。もっとも世話になったといえるアビドス高等学校へとゲーム開発部で出向く予定だ。前にRABBIT小隊に会いにいったときとは違い、今度はアリスも連れて。

 

 冒険者からサポート妖精へとジョブチェンジしたらしい私を連れて、勇者アリスの冒険がまた新しく始まるのだ。

 

 これからも、ずっと……。






 ケイというキャラクターはミレニアムという学校の性質上、受け入れられはするとは思いますが、危険視され続けるはずです。とくにリオやパヴァーヌ2章で相対したC&Cはその危険性を理解しているはずです。
 ケイの能力を削り、ただの生徒として成り立たせるには『アトラ・ハシースの箱舟』だけは作れなくする必要性があります。とはいえ他の生徒――ホシノやシロコのテラー化のような反転のことを考えると全生徒には世界を滅ぼす力が内在しているので、アリスの中にケイ(アトラ・ハシースの箱舟)があっても問題ないとは思いますが。問題はそれを自在に発動できるかどうか。シロコが色彩を無限に呼び出せるくらいには危険度が高い。


 駆け足で〆てしまいましたが、もとより最初と最後しか考えてなかったので、逆にこれだけよく中盤書いたなとむしろ驚いてます。
 せっかくなのであと1話か2話くらいアリスとケイが一緒にいる日常の話を書いて終わらせようと思います。
 ケイの代わりにアリスがいなくなった世界線、きっとケイはアリスを諦めないし、アリスを諦めたとしたらバッドエンド直行だと思います。世界を滅ぼす道具が、世界を見てどう思うのか、どういう選択をするのか。それを先生とともに探す『冒険』の物語。
 アリスを大切にするケイだからこそ辿るお話を作るとしたら、こんな感じかなという妄想のお話。
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