BLEACH二次創作 作:豊田
「たく…………なんで俺がんなことヤんなきゃいけないだか…………」
ブツブツ呟きながら悠哉はダラダラと歩き、ハァとため息をつきながら今朝の事を思い出していた。
――数時間前の浦原商店――
「悠哉さん……呪いのインコって知ってます」
「いきなりなんですか、藪から棒に…………あ、ウルル醤油とって」
「…………どうぞ」
「ありがと」
悠哉はウルルから渡された醤油を目玉焼きにかけ、食べながら浦原の話に耳を傾けていた。
「実は最近噂になっていること何ですけどね……そのインコを飼ってた人たちが次々と死んでいるようなんですよね…………」
「そうなんすか…………んで?なんで俺に言うんですか?…………ジン太、箸ぐらいちゃんと持て「ウッセー!!」……ウッセーだと……「……ゴメンナサイ」よろしい」
「実はですね……アタシはホロウの仕業ではないかと睨んでスよねぇ〜」
「ハァ……なるほど」
「それで悠哉さんに調べて貰いまして、ホロウだったら退治して貰おうと思いまして♪」
「なるほど、俺が調べて退治すると…………………………………………俺が!!」
――数時間後の悠哉・現在――
「メンドウだなぁ〜……ん?」
今朝の事を思い出しながら歩いていると、オレンジ色の髪を高校生、黒崎一護が悠哉の横を走りすぎていった。
「あれ今の……朽木の嬢ちゃんと一緒にいるオレンジ坊主だよな…………あっちに行ったな……しゃあねぇ行くか…………」
悠哉が呟くと、瞬歩でその場から姿を消し、一護の後を追った。
「ウッワ〜、俺の方が早く着いちゃったよ…………」
悠哉が一護を追いかけ、現場に着くと大柄な男と朽木ルキアがコウモリ型のホロウの分身に押さえこまれているようだった。
「アイツ遅ぇな〜……しゃあねぇな〜…………おいソコのホロウ〜」
『ッ!?……ナンダテメェ!!』
「…………中村!!なぜお前がここに!!」
「………………ム……………誰だ……」
ルキアとホロウは声をかけられ初めて悠哉の存在に気付き、ホロウは警戒を強めていた。
「朽木の嬢ちゃんなんか楽しそうだな♪」
「どう見たら楽しそうに見えるのだ!!」
「照れんなって♪」
「照れておらぬ!!」
『テメェら無視してんじゃねぇよ!!』
悠哉がルキアをからかっていると、ホロウがイラつきながら二人の会話にわって入ってきた。
「…………ウッセぇな〜……んな、あせんじゃねぇよ……ちゃんと斬ってやっからよ…………」
『フザケンじゃねぇよ!!』
ホロウは叫びながら、悠哉に飛び掛かり叩き殺そうと右腕を伸ばしたが、悠哉はそれをヒラリとかわすと、押さえこまれているルキアたちの元に行き、小さなホロウを蹴飛ばして二人を解放した。
「大丈夫か?朽木の嬢ちゃんに…………巨人の兄ちゃん」
「ム…………無事だ」
「嬢ちゃんではない!朽木ルキアだ!!」
「ハイハイ……ちょっと離れてな♪」
そう言うと悠哉は斬魄刀を抜き、ホロウに向きなおった。
『フザケやがって!!』
「おーコワイ、コワイ…………ま、面倒だから次で終わらせるからよ♪」
「「『ッ!?』」」
悠哉が喋り終えた瞬間、悠哉の姿が消えたと思った次の瞬間、ホロウの目の前に斬魄刀を構えた悠哉が出現した。
『え……』
「バ〜イ♪」
突然のことに驚くホロウを尻目に、悠哉は斬魄刀を斬り上げホロウの仮面を両断した。
『ウゴ…オゴァァァァァ!』
「終わったぜェ〜」
斬魄刀を納刀しながらルキアの元へ歩き、無事を確認をしようとしたとき
「………なんだよ……もう終わったのかよ」
声がした方を振り向くと、息を切らせている黒崎一護がいた。
「来たみたいだなぁ…………じゃあ、後は宜しくな…………朽木の嬢ちゃんにオレンジ坊主♪」
そう言うと瞬歩で姿を消したのだった。
「だから嬢ちゃんではないと言っておるだろうが!!」
悠哉が居なくなった空間にルキアの声がこだました。