ハイスクールD×D 神上に至る者   作:コロンブスのニワトリ

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どうもニワトリです

昨日のニコ生禁書三期が来なかった……

もうこないのかなぁー


第2話 前世の記憶

朝目が覚めるとそこは見知った天井だった

 

 

「……なんで生きているんだ?」

 

 

確かにあの時の感覚は俺様が死んだときと同じだったそれなのになぜか生きている

 

 

「傷は…無いな」

 

 

刺されたはずの胸を確認しても傷があったようなあともない

 

 

「いやそれよりも…」

 

 

確かに俺様はあの時すべてを思い出した

自分が誰であったかを、自分があの黒い世界で何をのぞんだのかを

 

 

「確かにあの時望んだが…まさか本当に叶うとはな…」

 

 

自分が何者かを思い出すと同時に生まれてからずっと違和感を感じていた理由を理解した

 

 

文字通り自分は住む世界が違った

 

だがこれが上条当麻が言った世界ということもわかった

 

 

「この世界を見ろというのか…」

 

 

だが昨日のあれは俺様と同じ類いのものだ

ああゆうのが日常を壊そうとするなら

 

 

「力がいるな…」

 

 

そう思うと同時に右肩が弾け異形の右手が現れた

 

 

「先程から感じてはいたがやはり問題なく使えるようだな」

 

 

この右手は『聖なる右』自分が右方のフィアンマだった頃使っていたもので能力は『必ず相手を倒す』という無敵の力。あの頃の自分はこの右手を完成させ世界を救おうとしていた

 

 

「だがこれは…」

 

 

この『聖なる右』は未完成だが勝手に崩壊するような起こりそうにない、自分の魔力を確認してみると右手が世界と独立して自分に宿っているということがわかった、しかも聖なる力はまったく感じない、感じるのは禍々しい魔力だけ、もはや『聖なる右』とは別物になっていた

 

 

「この魔力は……人間のものではないな」

 

 

薄々感じてはいたが生前の魔力と比べると質がかなり違っていた、例えるなら天使と真逆の魔力

 

 

「悪魔の力か」

 

 

元々フィアンマがいた世界では天使は存在していたが、悪魔は存在していなかった。だが存在するとすればこの世界は前の世界以上に危険な世界だろう

 

 

「だがここで考えても始まらんな」

 

 

そしていつも通りに制服に着替え朝食を作ろうとすると

 

冷蔵庫が空っぽだった

 

どうやら昨日のことで買ったものを置いてきてしまったらしい。とゆうかビニール袋に入れていた財布も無くなっていた

 

 

「…不幸だ」

 

 

気づかぬうちに上条当麻の口癖を呟いていた

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

通学路を歩いていると兵藤が歩いていた

 

 

やはり兵藤も生きていたか、魔力も俺様と同じように人間とは違うものになっているな。それい以外にも巨大な力を感じるが…

 

 

「よう兵藤、難しい顔をしてどうしたんだ?」

 

 

兵藤に挨拶をする

 

 

「……ああ右崎か、おはよう」

 

 

心ここにあらずといった様子で返してきた

 

 

「珍しいな、お前が真剣に悩んでいるのは」

 

 

やはり兵藤も自分のことについて疑問に思ってるようだ

 

 

「ああ、ちょっとな…」

 

 

兵藤のことでもあるからな話しておいたほうがいいだろう

 

 

「兵藤、お前にちょっと話したいことがあるんだが放課後空いてるか?」

 

 

「…悪い今日はちょっとやめてくれないか?」

 

 

「昨日のことだ」

 

 

そういうと兵藤は目を見開き驚いた様子で聞いてくる

 

 

「右崎!お前なにが起きたか知ってるのか!?やっぱりあれは夢じゃなかったのか!?」

 

 

「ああ、だがここで話せるようなことではないだろう?」

 

 

「…そうだなじゃあどこにいけばいい?」

 

 

「なら昨日の公園にいくぞ、そこのほうが話しやすい」

 

 

「ああわかった」

 

 

そういうと兵藤は学校に向かっていった

 

 

「あの様子ではかなり混乱しているな」

 

 

まあ無理もない、死んでから生き返ったなどと理解できるほうがどうかしている。まあ俺様は今回のを含めると2回死んでいるからな死ぬ時の感覚はわかっている

 

 

時間には余裕があるが早めにいくとしよう

 

 

そして学校についてみると新たなこともわかった、それはこの学園内にも複数の人外がいるということだ。今回のことに関係しているとはいい切れないが注意するに越したことはないだろう

 

 

そして放課後、兵藤と共に昨日の公園までやって来た。公園につくとすぐに昨日のことについて訊ねてきた

 

 

「右崎、昨日のことは現実だったのか?」

 

 

「恐らく現実だろう」

 

 

「でも松田と元浜に聞いたが夕麻ちゃんがいたってことも覚えてなかったぜ?」

 

 

「そうか…ならば確実に現実だ」

 

 

「なんでそう言い切れるんだ?俺と右崎しか知らないのに?」

 

 

「その二人というのが証拠だ。考えてみろ、まったく同じ夢を二人が見るなんてことはあり得ないだろ?」

 

 

「そう言えばそうだな……てことは本当に俺は夕麻ちゃんに殺されかけたのか……」

 

 

その場にうずくまる兵藤、その声は落胆と悲壮感が混ざったものだった

 

 

「…ああ…そうだな、だが俺たちはこれからのことを考えなくてはならない」

 

 

「?、これからのこと?」

 

 

兵藤がいい終わる前に帽子を被ったスーツ姿の男が現れた

魔力が普通とは違う、人外の魔力だが俺様たちとは性質が違うようだ。恐らくは敵だろう、こちらを見る目と殺気から殺そうとしているのは明らかだ

 

 

「これは数奇なものだ。こんな都市部でもない地方の市街で貴様らの様な存在にあうのだものな」

 

 

その男は静かに言うがこちらに向ける殺気で殺そうとしているのがバレバレだ

兵藤はまだなにが起きているか理解していないようで困惑した表情を浮かべている

 

 

「俺様逹になんのようだ?」

 

 

そう話しながら兵藤をたたせる

 

 

(おい!こいつなんなんだ!?)

 

 

(恐らく天野夕麻と同じようなものだろう)

 

 

(夕麻ちゃんと!?ならまた殺しにきたのか?)

 

 

(恐らくな、だからいつでも逃げられる準備をしておけ)

 

 

俺様と兵藤は男に聞こえないように話す。だがあちらには聞こえていたようだ

 

 

「ほお…お前逹は昨日レイナーレ様がおっしゃっていた二人かまさか悪魔になって生き残っているとはな。だが今度こそ殺してやろう」

 

 

そういうと男の右手に魔力が集まり光の槍になるそしてそのまま兵藤に向かって投げる

 

 

「チッ!!」

 

 

いまだに避けるそぶりさえ見せない兵藤を突き飛ばす。だが突き飛ばすのが一瞬おそかった、光の槍が兵藤の脇腹に突き刺さる

 

 

「ぐぁああああッツ」

 

 

兵藤が叫び声をあげるが男の手にはもう光の槍が握られている

 

 

「そちらの黒髪のほうがまだやるみたいだな?だが次はそうはいかんぞ」

 

 

そういうと今度は俺様に向かって光の槍を投げてくる

 

 

光の槍が投げられる直前、『聖なる右』を展開し光の槍を握りつぶす。

スーツの男は驚いた表情で固まる

 

 

「ふむ、展開スピードも問題ない…これならば実戦でもつかえるな。…さて友人が死にかけているのでな、さっさと終わらせてもらうぞ?」

 

 

そう言い『聖なる右』を構える。男は言葉を聞いてさらに光の槍を投げてきたが全て握り潰す

 

 

「なんなんだ!?その神器は、そんなもの見たことも聞いたこともないぞ!?」

 

 

男は焦った声をだし汗を流している

 

 

「貴様に答える義理はない」

 

 

そう言い放ち『聖なる右』を振りかぶる

だが『聖なる右』をふり下ろそうとした直前

 

 

地面に赤い光を放つ魔方陣と共に赤い髪の女が現れた

 

 

「その子逹に手を出さないで貰えるかしら、堕ちた天使さん?」

 

 

まさかこの世界には堕天使もいるとはな。昨日のは悪魔かと思っていたが

 

 

女はスーツの男に向かってそう言い放つと、手のひらに魔力を集め始める

 

 

「紅の髪……グレモリーの者か」

 

 

「リアス・グレモリー。グレモリー家の次期当主よ」

 

 

堕天使の反応から察するに、グレモリー家というのはかなりの力を持った家柄ということか

 

 

「・・・なに、散歩がてらにその者逹を発見してな・・・はぐれと思い狩ろうと思っただけだったが…」

 

 

リアス・グレモリーはこちらを一瞥すると驚いたような顔を覗かせた

 

 

「確かにこれは私も予想外だったわ…でも私の建属なの、手をひいてはもらうわよ」

 

 

「そうさせていただこう、その男の相手は私の手には余るのでな」

 

 

そう言うと堕天使は飛び去っていった

 

 

「さて、あなたにも色々と聞きたいことがあるけどまずはこっちね」

 

 

そういうと兵藤に近づき魔力を送り始めた

 

 

「貴様は何者だ?」

 

 

尋ねるとこちらを向かず返答が返ってきた

 

 

「昨日あなた逹を助けた。ていえばわかるわよね?」

 

 

ということは害を加えることはないようだな

そう結論づけると『聖なる右』を解除した

 

 

「……あなたのその…腕?…はいったいなんなのかしら?」

 

 

「それは明日にしてもらえんか?さすがに疲れた」

 

 

「そう、なら明日使いを出すわ。その時に聞かせてもらうわよ?」

 

 

「いいだろう、俺様も聞きたいことがある。それよりも兵藤は任せていいのか?」

 

 

「ええ、私に任せてちょうだい」

 

 

そういうと来たときと同じように魔方陣と共に消えていった

 




フィアンマさんの右は健在です

どう頑張っても無双してしまう……

どうしましょ?
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