蛇王龍 異世界を蹂躙する 作:KKKK
特に予兆はなかった。大地が揺れ動くとか、大気が爆発するとか、空が罅割れるとか、そういったわかりやすい何かは無かったと思う。
仮にあったとしてもきっと彼らは気が付かなかっただろう。なにせどちらの勢力も今は目の前にいる強敵を前に集中しているからだ。
そんな余裕はないのでそれに気が付くには少し間があったということである。遥か遠く、白い雪化粧で満たされた巨大なアゼリシア山脈をベッドにして世界の全てを睥睨するその巨大な存在に。
「――私が世界を守る。そう。私が世界を守るのだ」
強く強靭な意思と共に白銀の鎧はそう呟く。己を戒めるように、己の本質を忘れないように、それは己を妄信させるかのようでもあり、覚悟を忘れない言葉であるのかもしれない。
彼自身もわかっているのだ、これは誓約であり呪いの言葉でもあるのだと。
それでも白銀の鎧を操る者は確かに言葉にした、決してこの覚悟を鈍らせないようにと。
白銀の鎧――正確にはこの鎧の中身は存在しない。これは遠隔操作のドローンのようなもの。プレイヤーと呼ばれる強力無比で圧倒的な敵を前にする時は、いつもこうやって鎧を操り戦うのだ。
情報収集の為に、最悪の場合を備えての保険の為に、言ってしまえば壊れても構わない偵察機のようなものである。
本体は今も遠く離れた位置でこの白銀の鎧を遠隔操作していて、目の前にいる敵対者を観測し続けているのだ。
そんな石橋を叩いた後に敢えて空を飛んで橋を渡る慎重さで行動する彼の名は「ツァインドルクス・ヴァイシオン」――このオーバーロードの世界において真なる竜王と称される圧倒的な強者であった。
彼は竜である、それも竜帝の血を引く世界の守護者。己が住む世界を守ることを全てとする彼はこの白銀の鎧を操りながら無視することのできない「世界の異物」と敵対していた。
白銀の鎧を操るツァイドルクス・ヴァイシオン――近しい者からはツアーと呼ばれることもある彼の前には、それはもう潔い土下座をしている骸骨がいるのがわかる。
漆黒の衣に蛇が連なる杖を持ち、その存在の一挙手一投足全てに死を連想させる圧倒的な支配者。まさに死の神と表現するに相応しいその骸骨こそがこの世界に現れた異物であり、オーバーロードその人だ。
死の支配者、彼を見た者は一様にそんな感想を抱くだろう。それもその筈で彼はアンデッドのマジックキャスターであり、死すら状態異常の一つ程度と考えられるほどの超越者だ。
指先を向ければそれだけで敵を即死させられる存在が、死の支配者でなくてなんだというのだろうか。
白銀の鎧に土下座をしている彼の名は「アインズ・ウール・ゴウン」――正式な本名は「モモンガ」であり、この世界にある日突然に招かれてしまった異物である。
元々はとあるゲームでロールプレイを楽しんでいただけの一般人であったのだが、ゲームのアバターのままこの異世界に放り込まれた、ある意味では同情すべき被害者であるのだろう。
思うままに力を振るえるこの世界での目的は、かつてゲームの中で共に過ごしていたギルドの仲間たちを探すことである――尤も、この状況には何の関係もないが。
そもそもだ、この土下座をしているアインズは本体ではなく。部下の一人であるドッペルゲンガーが姿形を真似ているだけでしかない。言ってしまえば影武者なのだ。
片や鎧を遠隔操作する世界最強のドラゴン。
片や巨大なギルドを率いて世界を征服しようとしている死の超越者……の影武者。
両者がぶつかりあうことなど自然なことである。この世界で共に知らぬ存ぜぬを決め込むにはあまりにもお互いが持つ力は大きすぎるのだから。
このリ・エスティーゼ王国の存亡を賭けた戦場で両者がぶつかったのは自然なことなのだ。世界の守護者と世界の侵略者なのだから別にここでなくともいつかはぶつかっていた。
ツアーは世界を守る為に、アインズは世界を征服する為に、どちらにも譲れない思いがあり、そこに至るまでの様々な過程があり、願いも覚悟も過去も思い出もそこにあるのだろう。
単純な言葉では語りきれない背景があるのだ、ツアーにも、アインズにも。もし彼らの背景を語るとするのならば、きっと何冊もの本となって幾万もの言葉で表現しなければならない。
だが……だがだ、この場においてはツアーの物語もアインズの物語も、あまり意味はなかった。ツアーの世界を守ろうとする思いも、アインズが土下座をして命乞いをしている背景も、語るに値しない。
何故ならば、これはどちらの物語でもないから。
これはツアーの覚悟を語る物語でもなく、アインズの思いを説明する物語でもないからだ。
どちらも主人公ではなく、故に彼らを語る必要はない。
だって……「それ」からしれみれば、ツアーもアインズも大した違いがないのだから。
「――私が世界を守る。そう。私が世界を守るんだ……え、は?」
最初に「それ」に気が付いたのは世界最強のドラゴンであるツアーだった。最強の竜だからこそ持つ鋭い感覚器官が「それ」の一部を認識する――認識したからこそ、間抜けな言葉を漏らしてしまった。
感覚や視覚を共有している白銀の鎧の頭部分が真っすぐ見つめるのは、土下座をしているアインズではなく。この戦場から遠く離れたアゼリシア山脈である。周辺諸国全てから確認できるほどの大山脈の上、そこにいる巨大な何かである。
アゼリシア山脈は様々な山々が連なり構成されており、常に雪化粧がなされているほどの高度を持つ、まさに大山脈と言えるだろう。内部にはドワーフの国であったり、クアゴアなどの亜人種も生息しているらしい。ここ数年の間に、アインズによって制圧されて支配下に入った地域でもあった。
そんな背景など知ったことかとばかりに「それ」は鎌首をもたげてこの戦場を睥睨しているのだ、世界最強のドラゴンであっても間抜けな言葉の一つ二つくらいは零れるだろう。
「……うん? んん?」
そして間抜けな言葉を零したのはツアーだけでなく、土下座をしていたアインズも同様であった。正確にはアインズの影武者となっているドッペルゲンガーのパンドラズアクターであったが、きっとアインズ本人がこの場にいても同様に間抜けな声を上げた筈だ。
それほどまでに、圧倒的な存在感を「それ」は放っていたのだから。
「えぇ、はぁ? え、あ、いや……んんんんんんんんッ!?」
「それ」を見て間抜けな声を上げたのはツアーたちだけでなく、魔法の鏡でナザリックの玉座から戦いの流れを観察していたアインズも同様であった。あまりにも感情が揺さぶられた為に、沈静化の光が彼を包むのだが、どれだけ沈静化を繰り返しても「それ」を見る度に盛大に焦ってしまうようだ。
遠くを観察できる魔法の鏡でパンドラとツアーの戦いを眺めていた筈なのに、今ではその鏡はアゼリシア山脈をベッドにしている「それ」へと向けられてしまっている。
「デカ……デカくないか? え、デカいよな? は? はぁ? えっと……はぁ?」
なんど鏡を覗き込んでもそこに映る巨大な存在は小さくなることはなく、今も変わらず圧倒的な存在感を放っていた。
「…………えぇ」
最後には沈静化の光と共にアインズは額に手をやって視界を閉ざすことしかできなかった。いっそ夢であってくれたほうが良かったと心の底から願ったことだろう。
疲れなど感じないアンデッドだというのに何故か疲労困憊である。一縷の望みを込めて視界を閉ざした手を玉座のひざ掛けに戻して再び鏡を覗き込むのだが、そこに映っていた存在が消えることはなかったらしい。
「な、なんだこいつは……蛇、なのか? いや、幾らなんでもデカすぎるだろう、まさか、あの鎧の仲間なのか!?」
最悪の展開はあの巨大な蛇がツアーの仲間であることだとアインズはすぐさま結論を出した。それが事実であるかどうかは別にして、そういう展開になると一番困るのはアインズである。
自分たちを脅かせる白銀の鎧の奥の手、最悪の状況と言えるだろう。あれだけ巨大な蛇が弱い訳がないのだから、アインズの判断は素早かった。
「ま、拙いッ……デミウルゴス!! 今すぐ外に出ている全ての戦力をナザリックに帰還させろ!! 今すぐにだ!!」
リ・エスティーゼ王国への報復の為に魔導国の戦力の多くがナザリックの外へと出ている状況だ。あの巨大な蛇が暴れだしたとしたらナザリックが誇る守護者であってもどうしようもないという判断である。
すぐさまデミウルゴスに指示を出して即座の帰還を命じる。仮にあの蛇と戦うとしてもしっかりと情報収集を終えてからであった。
尤も、どれだけ情報収取をした所で、戦いや戦略や数が意味を成す相手であるとは思えなかったが。
「はぁ? な、なんだ、あれは?」
アインズが盛大に困惑している頃、同じようにツアーは自分の本拠で間抜けな声を上げていた。
あまりにも動揺が大きかったので、遠隔操作している白銀の鎧との繋がりが切れてしまったほどである。
だが今となってはそんな事実は些末なことであり、ツアーはただただ驚きと困惑のまま「それ」を眺めるだけである。
まず最初の印象は「巨大」だろうか、その言葉では表現できないが、そうとしか言いようがない。
ツアーの鋭い感覚はアゼリシア山脈をベッドにしている巨大な蛇の怪物を遠く離れたこの場所からハッキリと認識しているのだろう。だからこそアインズよりもその衝撃は大きかったに違いない。
「……」
世界最強のドラゴンは絶句した。自分が感じ取った存在感が嘘でも勘違いでもないことを理解して、ただただ絶句した。
幾度か瞬きを繰り返して、何度も何度もアゼリシア山脈をベッドにしている巨大に過ぎる蛇を認識して、消えてくれと願いながら繰り返し間隔を伸ばすのだが、やはり現実は変わらない。
「……落ち着け、私が、私が世界を守るんだ」
何をするにしてもまずは冷静に相手を観察することである。白銀の鎧を操ってアインズと戦ったのも情報を得る為、今回だってやることは変わらない。
「アインズ・ウール・ゴウンはもうどうでもいい……あれに比べれば脅威度は低い。まずは情報を集めないと――――」
そう考えながらツアーはまた己の本拠から感覚を伸ばして白銀の鎧と再接続をして、アゼリシア山脈方面へと派遣しようとするのだが、その瞬間に彼と巨大蛇の視線が結び合うことになってしまう。
実際はツアーの本拠とアゼリシア山脈は遠く離れているので、視線が結び合うというのは比喩でしかないのだが、遠くまで伸ばしていたツアーの感知領域をあちらもまた感じ取ったのかもしれない。それを彼は視線が結び合ったと認識したのだろう。
「しまったッ!?」
ツアーがあちらを感知したように、あちらもまたツアーを感知した。その瞬間に大地が揺れ動いたことを周辺諸国にいる全ての者が感じ取った筈だ。
その揺れは徐々に大きくなっていく、巨大な蛇が大地を蛇行しながら突き進み、そこにある全てを磨り潰しながらこちらに向かってきている。
相手からしてみればただ進んでいるだけ……しかしそれは大地の激震となって大陸を揺らすほどだ。
徐々に徐々に大きくなっていき、その発生源となっている巨大な蛇は既にツアーがいるアーグランド評議国の端にまで辿り着いてしまう。
ここまでくれば様子見などできるはずもなく、もうツアーが直接戦う以外の選択肢はない。
彼は視線を自分の本拠の一角へと向ける。そこにあるかつて八欲王が持っていたギルド武器を見つめて僅かに悩む。
ツアーが大っぴらに動けない理由はまさにこの武器が原因だ。自分が離れている間に誰かに取られるかもしれないという思いが僅かに彼の判断を鈍らせてしまう。
しかし悩みも一瞬だ、絶対に他者に渡してはいけない武器であり、隙も見せてはいけないのだが、今はそれすら些末に思えてしまうような脅威が迫っている。
自分が直接戦うのはいつぶりだろうか、そんな思いと共にツアーはギルド武器を残して本拠から飛び立つのであった。
それはとある世界で蛇王龍と呼ばれていた。或いはダラ・アマデュラと呼ばれている。しかしそんな呼称はそれには関係がなく、結局はその姿を見た誰かの言葉でしかない。
それは災害だ、それは天災で、それは途方もない脅威である。
蛇王龍を語る上ではそれが全てであろう。そこに悪意はなく、ただそこにあるだけであらゆる破壊と殺戮を齎すだけだ。
誰かを殺そうとして滅ぼすのではない、殺戮や破壊が目的でもない、故に悪意も邪気もなく、蛇王龍がそこにあるだけで数多の生命と文明が滅んだ。それがそうあれと願った訳ではなく、彼がそこにいただけで結果的にそうなっていた。
今回に関しても同様だ。別に悪意も恨みもなく、彼が生きているだけでこうなったに過ぎない。
蛇王龍ダラ・アマデュラは気が付いたらこの世界にいた。
だからといって彼が、或いは彼女が何かを思うことはなく、かつての世界と同様にただそこに存在するだけである。
彼は自分がかつて暮らしていた千剣山とは異なる環境にいきなり放りだされたことに気が付いてはいたが、だからといって何かこの世界で明確な目的をもって行動する筈もなく、とりあえずはひんやりとしたベッドに身を任せることにしたらしい。
千剣山と違って雪化粧が目立つアゼリシア山脈はひんやりとしている上に、慣れていない大地であることから体を寝かすことも苦労したのだが、蛇王龍が少し身じろぎして山を均すと、大きな窪みができて寝やすくなったようだ。
その下では山の中にあるドワーフの国や無数の亜人たちが押しつぶされて磨り潰されていたのだが、蛇王龍には欠片の悪意もなかったのだろう。
環境が変わっても、世界が変わっても、蛇王龍の本質は変わらない。ただの天災や災害に意思や悪意などありはしないのだ。
そんな蛇王龍であるが、しばらくアゼリシア山脈をベッドにしながら世界中に感知範囲を伸ばしていたのだが、そんな感知範囲にそれなりのエネルギーがあることに気が付く。
彼は別に食事を必要とはしないのだが、別にそういった消化器官が存在しない訳でもなかった。
だからだろうか、別に悪意もなく、恨みもなく、生物としての本能に従って、ベッドにしていたアゼリシア山脈から感知したエネルギー源へ向けて進みだす。
全長約44000cm、アゼリシア山脈をベッドにできるその巨体を蛇行させて向かう先は、エネルギー源があるアーグランド評議国、そこにいるツアーを目指して巨体を揺らす。
ただそれだけで、ツアーと蛇王龍の間にある全ては磨り潰されることになるのだが……やはりそこに一切の悪意はなかった。
大地を揺るがし、何もかもを悪意なく磨り潰す蛇王龍は約44000mある身体を蛇行させながら突き進み、アーグランド評議国の端へ巨大な顔を進入させた瞬間に白銀の輝きが視界に入って来る。
小さな羽虫だと蛇王龍は思った、同時に体のサイズは小さいのに中身のエネルギーはそこそこだと思ったようだ。
蛇王龍からしてみればその白銀の竜はあまりにも小さかったが、栄養はありそうだという評価に収まったのかもしれない。
「やはり父は間違っていた……こんな存在が現れるなんて、世界はそんなに広くないというのに!!」
ツアーは翼を羽ばたかせて空高くから蛇王龍を睨む。その圧倒的な体躯は世界の破滅すら現実的に予感させるものであり、どうしようもないほどに巨大であった。
戦う意思はある、世界を守るのだと覚悟も決めたのは間違いない。
けれども、そもそもあれは戦いというものが成立する存在なのだろうかという迷いはいつまでも消せない。
「いや、それでもやらねばならない!!」
覚悟を一つ、世界を揺るがせる蛇王龍へとツアーは挑む。様子見などしない、そういう次元の相手ではない、ただ己の全てをぶつけるだけだ。
使うのは始原の魔法、その中でも最も巨大な破壊を齎す大爆発。それを連発するしか勝機は見いだせない……無駄かもしれないという不安を押し殺しながらツアーは己の全てをここにぶつける。
だが……やはりと言うべきか、そもそも戦いが成立するスケールの相手ではなかった。
「くッ!?」
そのありえないほどの巨体に似合わない俊敏な動きで蛇王龍は蛇行していた大地から顔を上げて、空高く飛んでいたツアーへと飛び掛かったのだ。そのあまりにも予想外の跳躍にツアーは咄嗟に回避運動を取るのだが、それすらも予想して巨大な咢は彼へと食らいつく。
ツアーからしてみれば、視界を覆い尽くす黒い穴が超高速で突っ込んでくるようなものだ。転移も回避も間に合わず彼は瞬く間に呑まれることになってしまう。
真っ暗闇の中に放り込まれた瞬間に、ツアーは自分の力が吸い取られている感覚に陥った。
「これは……吸収しているのか、始原の魔法をッ!?」
この世界特有の魔法である始原の魔法は真なる竜王にのみ使える法則であり力だ。そしてそれは蛇王龍にとって魅力的なエネルギー源に思えたのかもしれない。
だからここに来た、やはり悪意は欠片もない。
「負けはしないッ……私が、世界を守るんだああああああッ!!」
ツアーはこのままでは全てをエネルギーを吸収されて文字通り消化されることを確信したのか、そうなる前に始原の魔法を炸裂させた。
相手の内部からの最大火力での大爆発。都市すらも焼き払えるその魔法を己の全てを込めて解き放つ……どれほど巨大な相手であってもこの状態ならば勝てると希望を込めて。
そうして彼は自壊することすら厭わずに光を解き放つ。都市を、国を、プレイヤーすら焼き滅ぼす必滅の大爆発を。
まさに必殺、まさに必滅、それが腹の中で解き放たれて蛇王龍は――――。
「けぷ」
小さなげっぷをした。
そして腹の中から広がる巨大なエネルギーを一瞬で消化して、食後の運動とばかりにその体を少し動かしてからとぐろを巻いた。
結果としてアーグランド評議国はその動作で磨り潰されて滅ぶことになるのだが、彼はそのことに気が付くこともなく軽くあくびをするだけである。
つい今しがた捕食した羽虫はとても小さいのに高純度のエネルギーを保有していた。蛇王龍にとっては高価な飴玉といった所だろうか。
彼は少し瞼を閉じて大地を流れる龍脈へと接続して、世界中から情報を集めていくのだが、その過程で小さいながらもエネルギーを感知することに成功するのだった。
それは法国にある六大神が残したワールドアイテムであったり、ナザリックが所有しているワールドアイテムであったり、或いは他の真なる竜王が発する始原の魔法の気配である。
小さいが、それなりにエネルギーがありそうだ。そんなことを思った蛇王龍は、次の獲物をそれらに定めたらしい。
とりあえず、近くに落ちていた八欲王のギルド武器を見つけたので、それを捕食してエネルギーを吸収すると、次は法国に向かって約44000mの体を蛇行させる。
当然ながら、法国と蛇王龍の間にある全ては磨り潰されるのだが、そこに悪意など欠片もありはしなかった。