仮面ライダー ライダーロワイヤル   作:石野山幸太郎

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EpisodeNo.01目醒めし力

仮面ライダー ライダーロワイヤル

EpisodeNo.01

目醒めし力

少年の名前は剣崎巧。

彼は今の生活に飽きていた。

「この世界ってこんなにつまらないものだったかな?」

「そう思っているのはアンタだけだよ、巧」

「つまんねぇものはつまんねぇんだよ、丈」

彼が丈と呼んだ少年は橘丈太郎。

彼もまた巧と同じく今の生活に物足りなさを感じている一人であった。

「おい、巧あれ見てみろよ」

「またか、あれで何回目だ?」

二人は学校帰りの途中で殺人事件の現場に遭遇した。

「未だ犯人捕まっていないんだってな」

「マジかよ……早いところ捕まってほしいものだよ……ん?」

「どうした?巧」

「いや、何でもない」

「そうか」

「(今一瞬何かが立ち去るのが見えた……少し確かめに行ってみるか?)すまない丈、少し寄る所があったの思い出したから先に行くわ」

「あっ、おい!」

丈が止めるも、巧はそれを無視し、立ち去った人物を追い掛けていった。

その行動が彼の、引いては彼の周りの人間を巻き込む大いなる流れになろうとは、この時誰も予想してはいなかった。

 

 

 

 

 

 

逃げていく影を追って廃工場に入っていくが、

「(クッ……この辺りに来たと思ったが………見失った……ってか此処何処だよ)」

と元来た場所に戻ろうとした。

「ほぅ………こんな所に迷い込んでくるとはねぇ………」

「誰だ?アンタ」

目の前の少し高くなっている所に一人の青年が立っていた。

「俺の名前は大道拓磨だ、お前の名前は何だ?」

「俺は剣崎巧」

「まぁ俺にとっちゃアンタの名前なんざ関係ないがな……変身!」

≪エターナル≫

「(な、何なんだよ!一体!)」

「運が無かったなァアンタ!この仮面ライダーエターナルの餌食になるんだからな!」

「(クッ…………仕方がない…………やるしかないか)」

と鉄パイプを持って立ち向かった

「おっ、向ってくるか。勇敢なんだか、それともただの自殺志願者なんだか……」

「さっさと、逃がしてくれると有り難いんだけどね………(とはいっても、この状況はかなり不味いなぁ、どうしたものか)」

皮肉を言ってくる仮面ライダーエターナルに皮肉で応戦する。

「逃がすだって?ハハハッ、ソイツは無理な話だ。何故なら………お前はここで死ぬからだ!」

いきなり切り掛かってきた。

とっさに鉄パイプでその斬撃を止めようとしたが、

「うわっ!(鉄パイプがアッサリと真っ二つに……な、何か他に手はないのか?)」

「コイツでとどめだ」

≪エターナル マキシマム ドライブ≫

「(クッ………此処までなのか?)」

「生きる事を諦めるな!」

≪シュート ベント≫

「何?………グワッ」

何処からともなく飛翔してきたエネルギー弾が仮面ライダーエターナルに襲い掛かる。

避け切れず、被弾し弾き飛ばされる仮面ライダーエターナル。

「(一体何が起きたんだ?)」

「グッ…………貴様!何者だ?」

「俺か?俺はお前と同じ存在だよ。同類」

「俺と同じ存在だぁ?ま、まさか貴様も……」

「そう、俺は仮面ライダーゾルダ。お前の敵だ」

≪ストライク ベント≫

「クソッ………舐めるな!」

「単調な攻撃じゃあ、俺は倒せないぜ?」

「クソがアアアアアアアア!!!」

≪アイス エイジ≫

「………ッ!アンタ、まだガイアメモリ持っていたのかよ…………」

「うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ、うるせぇ、うるせぇエエエエエエエエエエエエエエエ」

≪アイス エイジ マキシマム ドライブ≫

「(コイツは少々分が悪いかな?だが…………逃げるわけには行かない!)おい少年!」

「な、何だよ?」

「このジュラルミンケースを持って此処から逃げろ!そして自身の身に危険が迫ったときにこの中に入っているものを使え!いいな?早く此処から逃げろ!」

≪ガード ベント≫

「しゃらくせぇ!」

「ガアアアアアッ!!」

「ふぅ……手間かけさせやがって………アイツは何処行きやがった!」

 

 

 

 

「此処まで来れば………「探したぜ小僧!」ッ!!」

「こうなりゃ出し惜しみは無しだ「キシャアアアアアアアアアアアアア」何ッ!」

仮面ライダーエターナルが止めをさそうとしたとき、怪物が襲い掛かってきた。

「何なんだよ、こいつは!」

「クッ……よりによって重量級のエレファントオルフェノクが現れるとは……」

かなりの力を持つ強敵に戦意を喪失する仮面ライダーエターナル

そんな事などお構いなしとばかりにエターナルに攻撃を仕掛ける怪物。

エターナルも必死に応戦するも、エレファントオルフェノクが放った一撃が原因でガイアドライバーとガイアメモリに大ダメージを受け。

「ウワアアアアアッ!」

ガイアドライバーとガイアメモリが二つに折れ変身が解除された。

「(このままじゃ、俺まで死んじまう…しかしどうすれば………そうだ!)」

急いでアタッシュケースを開けた。

「ベルトと携帯電話……?」

その中にはベルトと携帯電話が入っていた。

不思議に思いつつも携帯電話とベルトに触れた。

その時。

「………ッ!(な、何だ?初めて触ったはずなのに何故使い方がわかるんだ?しかし考えていてもキリがない!腹くくるか)」

エレファントオルフェノクの目の前に立ち、ベルトを腰に付け、携帯電話を開き555の変身コードを入力しENTERを押した。

≪Standing by≫

「変身!」

そして携帯電話を元に戻しベルトのバックル部分にさし倒した。

≪Complete≫

その音声とともに血のように赤い深紅のフォトンストリームを放出し変身が完了した。

「(こいつらはオルフェノク、俺達の敵……てまただ。何故目の前の奴が敵だって分かったんだ?)さぁって、一丁やりますか」

そういうと、エレファントオルフェノクに向かって走りだした。

「フッ、ハッ、セイ!」

「グルァァァァァァァァ!」

パンチとキックのコンビネーションでエレファントオルフェノクに確実にダメージを与えていった。

そして、右側に着いていたレーザーポインターに携帯電話に付属していたプログラムキーを差し込み、右脚部のエナジーホルスターに装着し、携帯電話のENTERを押した。

「こいつで止めだ!」

≪Exceed Charge≫

高く飛び上がり、円錐状に赤い光が飛び出し、飛び蹴りとと共に飛び込み赤い光と共にエレファントオルフェノクを蹴り貫いた。

エレファントオルフェノクはφのマークと共に大爆発を起こし、灰になった。

「流石はファイズに選ばれた因子持ちなだけのことはあるな」

彼の前に短パンにアロハシャツの出で立ちの男が立っていた。

「誰だアンタ?」

「俺か?俺は只の傍観者だ。今回はお前さんの初陣を見に来ただけだ」

そう言うとその男はその場から立ち去ろうと数歩歩きすぐ足を止めた。

「ああ、そうだ。伝え忘れていた事があった。お前さんが使ったツールの名前を教えよう。まずベルトのほうがファイズドライバー、携帯電話のほうがファイズフォン、右側にセットされているのがファイズポインター、左側にセットされているのがファイズショットだ。最後にこいつは俺からの餞別だ、受け取ってくれ名前はオートバジンにファイズブラスター、ファイズアクセルだ。それじゃあ、健闘を祈るぜ仮面ライダーファイズさん」

そう言い残し、男は消えるようにその場を立ち去った。

「俺が……仮面ライダー……?」

変身を解除しファイズフォンを見つめ、呟いた。

同時刻

先程の戦いを見ていた者がいた。

「フゥゥン、彼がファイズに選ばれた者か……強いな、最も【王蛇】に選ばれた俺程じゃあない」

男は手に持っていたカードケースを鞄にしまうと、その場から立ち去った。

to be Contnued

 

 

 

次回仮面ライダー ライダーロワイヤル

 

「……ッ!そうか……彼が……ファイズが目醒めたのだな……ああ、安心しろ、そう簡単に負ける事はない。そうだろ………【モモタロス】」

「ッ!また一人ライダーに覚醒した者が現れたのですね……」

「お前には散々世話になった。コレからは俺も共に戦う!」

「私だって!守られているだけなんてイヤ!私も一緒に戦うよ!」

「さぁ、ライダーロワイヤルの開幕だ!」

NEXT

仮面ライダー ライダーロワイヤル

EpisodeNo.02

戦いの幕開け

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