さて、ね。
小話の中ではありますが、羅衣くんの妹ちゃんの名前が判明しましたね
「えり」ちゃんです
どっぶどぶのブラコンの英梨ちゃん。
きっとこれからも出てくるので、早めに名前を出しちゃおうって思った所存でございます。
どうかドラえもんのような生暖かい目でご覧ください
あと感想や評価がいただけたら羅衣くんが喜びます
「……ここまで来れば安全でしょう」
「ふぅ……おじさんにはきついよ〜」
「誰よりも早かった先輩は言っちゃダメなやつでしょ」
「ブラックマーケットだけでも学園数個ぶんの範囲に匹敵しますし……決して無視できないですね……」
「そういえば私もここで「企業」が違法な事柄をめぐって権利争いをしていると聞きました」
ヒフミの説明にノノミが反応する
忘れていたが、ここはかなり危険な場所だと、みんなが再確認した
「ここ専用の金融や、治安機関があるほどですからね……」
「銀行や警察があるってこと!?そ、それってもちろん、認可されていない違法な団体だよね!?」
「はい……そうです」
「スケールが桁違いですね……」
「マーケット」と呼ぶにはあまりにも大きすぎるこの場所に、みんなは少し気が遠くなる思いだった
「中でも治安機関は、とにかく避けるのが1番です……騒ぎを起こしたら、まず身を潜めるべきです」
「ヒフミちゃん詳しいねー。」
「危険な場所なので、事前準備をしっかりしましたから」
「……」
ホシノは少しニヤリと笑う
「よし決めたー。助けてあげたお礼に、私たちの探し物が手に入るまで一緒に行動してもらうねー♩」
「え?ええっ?」
「わあ⭐︎いいアイデアですね!」
「はいっ!?」
「まあ、ヒフミさんが良ければ、だけど……」
「あ、あうう……私なんかでお役に立てるかわかりませんが……アビドスの皆さんにはおせわになりましたし、喜んで引き受けます」
「よーしそれじゃあ、ちょっとだけどうこう頼むねー」
みんなは団結を深めたようだ
…..ところで
「羅衣くんとシロコちゃんは?」
「「「あ」」」
_________
「血断!」
「ユニット起動」
2人はみんながついて来ていないことに気付かず、マーケットガード狩りをしていた
『クックソ!!本部の応援はまだか!?』
『もうすでに合流しているのに押されてんだよ!!』
『どーなってんだ!?』
「「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」」
『せ、戦車破壊されましたァ!』
『本当にどーなってんだ!!?』
「シロコさん」
「ん?」
「…どっちが多く倒せるか勝負しましょう。」
「乗った。」
俺たちはさらにスピードと攻撃量を高める
「穿血!」
「ミサイルドローン」
「なかなかやりますね」
「伊達にアビドスで暮らしてない」
「ならば奥の手をお見せしましょう」
俺はそう言って百斂を少し圧縮する
超新星
『うぎゃああああああ!』
『さ、3番防壁突破されました!!』
『う、狼狽えるな___「無駄ァ!」グッハ‼︎』
『た、隊長ゥゥゥゥゥゥゥゥ!』
俺の拳が統率をしていた兵士に突き刺さった
「HAHAHAHAHAHAHA⭐︎無駄無駄⭐︎」
無駄なのだよ、無駄無駄⭐︎
『あ、あの男に気をつけろ!!シャーレだ!』
「そっちばっかりに気を取られて助かる」
『マルチミサイル!?』
『な、なんなんだよぉぉォォォ!』
「ん、無駄無駄」
「ふはははははははは!」
『も、もうやめてくれぇぇぇぇェェェ!!』
_________
「はぁ……はぁ……シロコさん何人……?」
「はぁ……ん……数えてない……」
流石に疲れた……
「じゃ……引き分けってことで……」
「そうする……」
まぁマーケットガードは応援含めて全員倒したせいで数がわからんくなったけど……
「ちょ、ちょと休憩……」
「賛成……
流石に体力切れだ
俺がいくらでも呪力で回復できるとはいえシロコさんがもたん
「……あそこで休んでいきます?」
「ネカフェ?」
「俺ああゆうのにはいったことなくて……」
「ん……私も、いきたい///」
「うっしゃ決まり!いきましょー!」
なんかシロコさんの顔が赤かったような……」
「お二人様ですね。ではごゆっくりどうぞ」
「2時間くらいしたら出ましょうか」
「うん」
俺とシロコさんはドリンクを持って部屋に向かう。
生徒と密室で2人っきりは不健全?
何言ってんだ。殺すぞ(豹変)
「まさかお決まり展開みたいに2人部屋と1人部屋しかないとは……」
「ん、気にしない。部屋を二つとったら無駄にお金がかかっちゃう」
「……ですね」
「お金」の言葉の重みが違うな
「えっと、203番、ここですね」
俺は防音なのか、少し重い扉を開ける
「おお〜!」
「すごい。ちゃんとしてる」
「ブラックマーケットも捨てたもんじゃないなあ!」
部屋は思ったより広く、パソコンも二台あり、なんとシャワー室まで完備されている
「んで持ってユニットバスじゃないのがすげぇ」
「賃貸みたい」
しかもちゃんとトイレと風呂が分けられている
「先お風呂どーぞ」
「う、うん。……確かに、汗臭いと……ムードとか……」ポソ
「ムード?」
「う、ううん。なんでもない、行ってくる」
「どぞー」
なんかシロコさんさっきから顔が赤いしなんか息も荒いな
風邪か?
(羅衣くんは鈍感なわけではありません。呪術師の仕事が忙しすぎたため、江戸の文化を知ることができなかったのです)
「先生、次いいよ」
「あーい」
シロコさんがシャワーから出てき
「なんすかそのカッコ」
「ん?こうゆうのじゃないの?」
ワイシャツ一枚で出てきた
しかも俺のだし
「コラー俺の私物は1人一個って言ったでしょー」
「てかどうやってとったんですか……」
「シャワー浴びてきたら?」
「質問を質問で返さないでくださいよ…….」
まあ浴びるけど…..
_______
「あ“ーーだめだ……本格的にダメ人間になる……」
「最高……」
シャワーを浴びた後に部屋にあった人をダメにする系クッションに体を預けると、途端に眠気が襲ってくる
「ね……眠い……」
「だめ、起きてて」
「ええ……?」
「するんじゃないの?」
「何をですか?」
遊びたいんかな……だがすまないシロコさん。俺は一日一回の昼寝を挟まなければ死ぬのだ
「それは……その……///」
「シロコさんも一緒に寝ましょー」
クッションの端に移動して、空いてるスペースをポンポンと叩く
「ん……うん」
そう言ってシロコさんはそのスペースにすっぽりおさまった
……シロコさん……あったかい……前にも……こんなこと……あった……よう……な
「……すー……すー」
「先生?」
シロコは試しに羅衣の頬を突いてみるが、聞こえてくるのは寝息だけだ。
「……おやすみ、先生」
シロコもまた、眠りに着く。
嚮導者と生徒が同衾するのはいかがなものかと思っただろう。
だが、これもまた、彼らの青春の1ページなのだ。
だからドラえもんのような生暖かい目でご覧ください
_________
「HAHAHAHAHAHAHA!無駄無駄無駄無駄ッ!」
「ん、そこ隙」
「あ、え?あ、ちょ、タンマタンマ!ちょま!ア“ア“ア“ア“ア“!!」
「また私の勝ち」
「シロコさん本当にス⚪︎ブラ今日が初めてなんですよね!?」
「動きを見てから攻撃を差し込むのは余裕」
「クッ!キヴォトス人め!」
俺とシロコさんは起きてからまだちょっと時間があったので大乱闘吹っ飛ばし兄弟ズで遊んでいた
「あーあ。ス⚪︎ブラでも勝てねぇ……」
「次はこれやりたい」
「ACですか?ちょっと操作むずいですよ」
「大丈夫。」
「待って!俺の軽タンのライフはもうゼロよ!!」
「ん。私のクソデカレーザーライフルで先生を理解らせる」
「バカめ!ターミナルアーマーだよ!」
「遠距離狙撃」
「ギャース‼︎」
「わかったか」
「ワカリマシタ」
わからされた
_______
「いやースッキリです。」
「ん、楽しかった」
「いでで……」
「どうしたの?」
「いや……変なとこで寝たからか腰が痛くて……」
「おじいちゃんみたい」
「まだ15です」
すっかり体力も回復してネカフェを出ると、時計はすでに3時近くを回っていた
「あ」
「?」
「みんなと逸れたのすっかり忘れてた……」
「そういえばそんなことも……」
そういえばここ敵陣の真ん中だったわ
「急いで探しましょう!」
「うん」
俺とシロコさんは動きだそうとすると……
「あー!いたいた!」
「よーやっと見つけたねー」
「アヤネ!見つけたわよ!」
『本当に!?よかったぁ……』
「……なんといいタイミング」
「いやぁ〜急にいなくなるから心配したよ〜」
ホシノさんが心配したように肩をすくめる
……流石にメッセージくらい入れればよかった
「シロコ先輩もちゃんと連絡してよ!」
「ん……ごめん」
『ところでお二人はどちらへ行ってたんですか?』
「えーっと……2時間ちょっと前にマーケットガードを全滅させて……」
「え?」
「全滅!?」
「お、応援部隊はどうしたんですか!?」
「それも私と先生で全部倒した」
『どうりで監視が少ないと思ったら……』
「そんで…その後ネカフェで休んで」
「遊んだ」
「ネカフェか〜」
「こんな時に何やってるのよ!」
「おっしゃる通りです……」
「だから2人ともシャンプーの匂いがしたんだ」
「にしては先生があんまり回復したようには見えないけど……」
「あー……シロコさんが全然休ませてくれなくて…….」
「え」
「ん〜?流変わったね〜」
「ん、先生弱い。マウント取ったら抵抗してなかった(格ゲーの話)」
『えええ!?』
「無理矢理(技)ねじ込まれましたからね……」
「ねっ、ねじこ……!?」
「先生だって後ろからガンガン(技)入れてきた」
「は、ハワワ///」
「ちょーっと先生。出会って一ヶ月ちょいの女の子になーにやってんのさー」
「だってシロコさんが(ゲーム)誘ってきたんですよ」
「なるほどー……じゃあ大丈夫か」
「何が大丈夫よ!先生のクズ!変態!淫乱教師!!」
「な、なぜに」
『というかシロコ先輩のワイシャツ、ずいぶん大きいですね』
「本当だ〜」
「ん、先生からもらった」
「アウトォォォォォォ!!」
「さっきからみなさんどうしたんですか……」
もはや羅衣自身も何が何だかわからん。
ホシノは後方で腕組んでるし
セリカは淫乱って責めてくるし
ヒフミは顔を真っ赤にして慌て、
通信越しのアヤネは何がなんだかわかっていない
もはや聖徳太子でも理解不能だろう
「まぁまぁ、セリカちゃん。合意の上だったら愛だよ、それは」
「うっ……確かに……先生と先輩の関係に首を突っ込む権利なんて無いわ……」
「なんの話だろう」
「ん、先生は理解しなくていい」
「?」
「あ!先生〜シロコちゃーん⭐︎見つかったんです……これはどうゆう状況でしょうか?」
「私にもわからん」
_____________
「な、なるほど〜……それは中々にヘビーな……」
「でも、私たちは傍観を決め混むことにしたわ。」
「愛に手を加える必要なんてないですもんね……」
『逆に私たちが無粋だったのかもしれませんね……」
どうやら羅衣の誤解は解消されるどころかノノミにも捩れて伝わってしまった
あはれ 羅衣
「みんな!」
「はいはい、今度はどーしたのー?」
「あれ見て」
シロコが指差したのは今朝方借金の利息を徴収した男だった。
「モゴモゴ……うまっ……不良に金を渡してる?」
「カードの機会とスマホで……」
「ねぇ……あれって、もしかしなくても、先生のお金だよね……?」
不良と借金取りの男が何やら怪しい取引をしている
「……アロナ、頼みがある」
『はい!なんでも言ってください!』
「____と、____の記録を調べてほしい。できそう?」
『はい!余裕のよっちゃんです!』
「何歳だよ」
思わずふっと笑い出してしまう
「今日の午前中に、利息を支払った時のあの車と同じようですが……なぜそれがブラックマーケットに……?」
「も、もしかして、カイザーローンですか!?」
「ヒフミちゃん、知ってるの?」
「カイザーローンといえば……かの有名なカイザーコーポレーションが運営する高利金融業者です……」
「有名な……?マズいところなの?」
「あ、いえ……カイザーグループ自体は____「カイザーグループ自体は確かに犯罪を起こしてはいません。ですけど、俺も何回も戦ってる相手です……生徒の誘拐、違法兵器の製造……表向きにはグレーゾーンで振る舞っているクソみたいな多角化企業です」
俺は阿慈谷さんの言葉を遮り、怒気を露わにする
「まさか、アビドスにも一枚噛んでるとは思いませんでしたけど……」
「はい。先生の言うとおり、カイザーは多角化企業でして……私たちトリニティの区画にもかなり進出しています。生徒たちへの悪影響を考慮して、「ティーパーティー」でも目を光らせています」
「「ティーパーティー」……あのトリニティの生徒会が、ね」
「俺もあんま政治を積極的に行ってる印象はありませんね」
俺の言葉を気にする様子もなく、阿慈谷さんは続ける
「ところでみなさんの借金はもしかして……アビドスはカイザーローンから融資を……?」
「借りたのは私たちじゃないんですけどね……」
「話すと長くなるんだよねー。アヤネちゃん、さっき入ってった現金輸送車の走行ルート、調べられる?」
「少々お待ちください」
「その必要はないですよ」
俺はシッテムの箱を出しながら答える
「もうすでに割り出し済みです」
「おお〜」
「すごいです先生!」
うへへ〜とニヤニヤしてしまう
「ありがと」ポソポソ
『いえいえ』ポソポソ
「そういえば、いつもの返済って現金だけでしたよね……」
「それって……」
「なるほど、みなさんが払っていた現金がそのままブラックマーケットの闇銀行に流れてったってことですね。それならカード返済で時間がかかったのが合点が行く」
「じゃあ何?私たちはブラックマーケットに、犯罪資金を提供してたってこと!?」
はぁ?
うちの子達に何してくれてんの??
「はは……」
「……」
全員の目に怒りがこもる
「……一応俺の優秀な助手が証拠を集めてくれてるんすけど……ぶっちゃけ、黒なんで……どうします?」
「た、確かにそうですけど……ど、どうしましょう」
阿慈谷さんは悩んでいるが、俺にははっきりとした答えがあった。
「シロコさん」
「……うん」
「さっすが」
シロコさんは俺が何か言う前に覆面を手渡してくれた
「みなさん。銀行強盗。したくありません?」
「うん。やろう」
「え?えええ!?」
「で、でも!ブラックマーケットの中でも最も強固なセキュリティを誇る銀行の中ですよ!?そ、それにマーケットガードも……っていないんでした……」
「阿慈谷さん」
「は、はい?」
「俺は、今怒ってます。」
「は、はい」
「結構怒ってます」
「ひえ……」
羅衣からは呪力が漏れ出る
「やっぱそれしかないよね〜」
「ほ、ホシノさんまで……」
「私も賛成です〜⭐︎」
「あんまり乗り気じゃないけど……このままやられっぱなしも癪だもんね」
みんなは覆面を被り、銃を構える
「じゃあ、やろうか……「プロ」として」
俺はそう言って黒色の服面を被る
しかも奥空さんも覆面を被っている
みんなやる気のようだ
「ごめんヒフミ。あなたの分の覆面は準備がない」
「うへー、ってことはバレたら全部トリニティのせいっていうしかないね〜」
「これも全部トリニティって学校が悪いんです」
「ええっ!?そ、そんな……覆面……なんで……えっと、だから、あ、あう……」
致し方なし。
大義には犠牲がつきものなのだ
「それは可哀想すぎます」
ここで十六夜さんが助け舟を出した
その通りだ。大義に生まれる犠牲などそれは大義なんて高尚なものではない(豹変)
「ヒフミちゃん、とりあえずこれでもどうぞ⭐︎」
「おお、紙袋ですか。どっかの映画みたいですね」
「え?ちょ、ちょっと待ってください、みなさん……」
十六夜さんは阿慈谷さんに穴をあけた紙袋を被せる
「あううっ……」
「なかなか様になってるじゃないですか」
「ん、完璧」
「番号も振っておきました。ヒフミちゃんは5番です⭐︎」
「まさに」
「ラスボスだねぇ〜悪の根源みたいだよ〜親玉だよ〜」
「わ、私も銀行強盗にご一緒するんですか!?」
「さっき約束したじゃーん?ヒフミちゃん、今日は私たちと一緒に行動するって」
「う、うああ……わ、私、もう生徒会に人たちに合わせる顔がありません……」
うええ、とラスボスは泣いている
きっと嬉しいことがあったに違いない
だってこんなに銀行強盗日和なんだもんね
「それじゃあ先生、」
「はい、ではシロコさん。ご唱和ください」
「「ん、銀行を襲う」」
羅衣くん小話 『写真』
「はいチーズ!」
「ん?」
「あはは!よく撮れてる〜」
「あなたを盗撮で訴えます!!」
「ちょ待てよ。」
「まぁ、それはいいとして、どうした急に」
「んへへー。お兄ちゃんの可愛いお顔を撮っちゃいましたー」
「おっしお前も撮らせろ」
「えへへ……綺麗に撮ってね」
「おいおいおい脱ぐな着ろ!」
「お兄ちゃんなら……お触り撮影していいよ?」
「俺死ぬ!社会的に死ぬから!」
「えー……私が言わなかったら大丈夫じゃない?」
「ツーショットで我慢してくれ……」
「ヌード……」
「そろそろ怒るど」
「先生ー!お仕事は……もう終わったんですか!?」
「あ、ユウカさん。まぁ、ちょっと裏技を使いまして……」
「仕事が早くて助かります……あれ?それ、何見てるんですか?」
「ん?ああ、この写真ですか?」
「先生……と女の人?」
「俺の、世界で1番大事なものです。」
「……そうなんですね」
「……んじゃ、始めますか」
「はい!先生!」