一度言ってみたいセリフランキング堂々の第一位ですね
コンフィスケイション
合ってるかどうか分からんけど
第十一話 コンフィ……コフィス……コンフィスケイション!
「領域展開」
『誅伏賜死』
裁判が開始された
「これより、「ゲヘナ風紀委員会の侵略行為について」の裁判を執り行う」
「誅伏賜死」によって全員に情報が共有される
羅衣が大人のカードによって繰り出しのは、全ての結果を裁判によって全てを執り行う領域。
ルールに基づいて勝利が決まる
「な、なんなんですかこの空間!?」
「なんで私たちまで......」
「だって裁判には傍聴人がいなきゃ始まらないでしょ?」
領域内の式神『ジャッジマン』がアコの罪を読み上げる
『風紀委員会三年天雨アコ。当人は風紀委員会をアビドスに侵入させ、軍事行為を行なった。これは国事裁判の第七節「侵略行為」に該当する』
アコは突然始まった裁判に戸惑う
「そう言えばルールを説明してませんでしたね」
俺はそう言ってどこからともなく取り出した書類を開けながら話し始める
「この空間内ではあらゆる暴力が禁止されています。もちろん俺も」
「そして、ここでのルールは、相手を言い負かせばいいんです」
「言い負かす?」
「そのまんまの意味です。俺を正論で叩きのめせればアコさんの勝ち。逆に俺がアコさんを追い詰められれば俺の勝ちです」
本当に軽くだが、俺はアコさんにルールを説明する
日車さんだったら、もっとスマートにやれるのに
「な、なら!コホン!私のこの行為では、明確な侵略行為を行なっていません!なぜなら、ここはまだアビドス地区の外輪で......」
「『だが、爆破させたのは柴関ラーメン。天雨アコが言う通り、ここはアビドス地区の外輪である。だが、柴関ラーメンを破壊したのは刑法第261条に規定された「器物損壊」や「傷害罪」に値する。」』
俺とジャッジマンの声が重なる
「ッ!!ブラフですか!?」
「知恵勝負と言ってほしい」
昔の話で猿に粟の実を朝に三つ、夕に四つ与えると言ったら猿が怒り、さすれば朝に四つ、夕に三つ与え、信用を勝ち取った猿使いをご存知だろうか?
俺もそれに倣い、アコの罪状を一つに絞ることで、別の罪に対して目を向けさせなかった。
いつものアコならば、こんなちっぽけな騙し討ちに惑わされかっただろう。
だが、いつものホームベースではない上に、連続的に起きた不可解な現象。
アコの頭がいつものように回るわけもなかった
「では、ジャッジマン。判決を」
『
「ちょ、ちょっと待ってください!まだこちらの主張が......!」
「これは本物の裁判じゃないです。」
そうだ。
「これは、あんたを罰するための俺の技だ」
『
ジャッジマンの下した判決は没収。
ジャッジマンがそう言い放った瞬間、領域は崩壊し、アコの体が急に脱力したように倒れる
「......え?」
急に糸の切れた人形のように自身の体が指一本も動かせなくなる
『
本来なら、有罪となった人物の術式を奪う罰だが、キヴォトス人からは一体何を奪っているんだこれ
「う、うわぁ......」
「なんで先生が引いてるんですか?!あなたがやったんですよ!」
「いや......流石にグロくて......」
アコは動けない状態で羅衣に文句を言う
「てかこの人すげぇ。こんな状態で文句言えるの胆力ありすぎだろ」
「こ、これ治りますよね?!」
「いや......俺もちょっとわかんないすね」
「わかんないはずがないでしょう!?」
うっさいな〜この人
ま、これで封じられたからヨシ!
___________
「あ、アコ行政が......」
「クッ!撃て!目眩しぐらいには____」
こいつらまだ抵抗しよるのか
俺はそう思い、百斂を________
(ダダダダダダダダダッ!ダダダダダダッ!)
「うわあっ!?」
(ダンッ!ダンッ!ダンッ!)
「ぐあっ!?」
「んえ?」
なんか大量の風紀委員の隙間を縫って的確に銃弾を当ててる人がいるな
「な、なんだ!?」
銀髪の人も混乱してら
「許せない......!」
なんとまわり込まれてしまった!
てか伊草さんじゃん
「はっ!?」
「許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!許せない!うあああああああああああああああああっ!!」
なんと風紀委員を次々と倒していたのはショットガンを乱射する伊草さんだった
ああ言う人がキレると怖いんだよなぁ......
俺がそう思っている間も伊草さんが銀髪さんにショットガンを浴びせる
あ、倒れた
流石にやばいな
天雨さんはうごけねんだった。
「伊草さんストップ」
「せ、先生?そ、そこをどいてください!アル様に無礼を働いた輩に罰を......!」
「罰はもう俺が与えました。これ以上するのはちょっと......」
流石に寝てる相手に死体蹴りはまずい
「天雨さんもそこ動かんでくださいね」
「ううっ......屈辱です......」
うん、大丈夫そうだな
「邪魔するなら.....!」
「伊草」
俺が口調を凄めると、伊草さんはビクッと震えたっきり動かなくなった
「でも先生、先生が言う通り、そいつらはこの状況を望んでいた。」
「あ、起きたんですね」
「ちょっと前にね。」
「カヨコさん......」
ねっころがっている天雨さんを俺は首根っこを掴んで持ち上げる
めんどいから反転で治そう
「あれ?急に体が......」
「話が進まないんで、早く自白してください」
俺はもう疲れた
「ハルカちゃんナ〜イス⭐︎」
「見逃しといて正解でしたね」
「す、すみません!助けに来るのが遅くなりました......!」
「わ、私のせいで......!計画が全部、台無しに......!せ、先生にも迷惑を......!し、死んでもいいですか?死にますっッ!!!」
う〜ん、止まってても動いててもすごい人だな
「うん、確かにハルカちゃんのせいだけど、まぁ面白いから死ななくてもいいんじゃない?」
「言い方悪くな〜い?」
「このくらいがちょうどいいって♩」
まっさか包囲網を単騎で抜けてくるとは思わんかったけど
「申し訳ありません行政官。視線を逸らされた隙に......」
「いえ......もうここからの逆転は不可能でしょう。全員後方で待機」
お、天雨さんも賢い選択ができたみたいで何より
「てか、天雨さん。こんな侵略行為まがいのことをして何がしたかったんです?別に
「そりゃそうでしょ、先生。私たちを狙ったやり方なら、こんな非効率な運用、風紀委員長のいつものやり方じゃない。だからアコ、これはあんたの独断的な行動に違いない」
おっとそこまでは考え付かなかった。
だから俺国語苦手なんだよなぁ......
「......」
「それに、私たちを相手するにしてはあまりにも多すぎるこの兵力。他の集団との戦闘を想定していたとすれば、説明がつく。」
「なるほど。」
カヨコさんの説明でようやく道筋が見えてきた
つまり天雨さんは何かをしようとして、あわよくば便利屋を捕まえると言う大義名分を得たかった。ってわけか
「とはいえ、このアビドスは全校生徒含めても5人しかいないっすよね?」
「だったら結論は一つでしょ、先生」
「アコ、あんたの目的はシャーレ。最初から、先生を狙ってここまできたんだ」
「え......?ストーカーじゃん......」
「誰がストーカーですか!」
実際詳しく話を聞いてみると、天雨さんは本当に俺を狙った行動だったらしい。
俺こわ〜い。襲われちゃ〜う
「......ですが、時間稼ぎはここまでです。」
(パチンッ!)
天雨さんが指を鳴らした
そうすると、奥に隠れていたのか、別働隊が現れる
「!?」
「ま、奥の手を隠してなかったらもっと慌てるか」
「少しのイレギュラーはありましたが、これも想定内です。」
まじかよ。
頭いいってすげぇな
「少しやりすぎかとも思いましたが......貴方と戦ってようやくわかりました。これくらいでようやくトントンです」
「まぁ、大は小を兼ねると言いますもんね」
天雨さんの目には少し怒りが浮かんでいるように見える
タコみたいにしたのがそんなに気に入らなかったのか
「包囲を抜けたと思ったけど......二重だったか......」
「はい、そうです。それにしても、さすがカヨコさんですね。先程のお話は正解です......いえ、得点としては半分くらいでしょうか?」
「なんだこいつ。」
「確かに私はシャーレと衝突するという最悪のシチュエーションも想定していました。まさか、敗北を喫するとは思いませんでしたが」
なんか嫌いだな〜この人
「しかし、この状況を意図的に作り出したわけではありません。それだけは信じていただきたいのですが......どうやら難しいようですね」
まずったな〜これならもうちょい『証拠』の資料よんどけばよかった......
「仕方ありませんね。ことの次第をお話し致しましよう......きっかけは、ティーパーティーでした。」
「トリニティの政治機関まで出てくんのかよ。歴史の授業じゃないんだから......」
「そう、先生の言うとおり、ゲヘナ学園と長きに渡って敵対関係にある、トリニティ総合学園の生徒会。」
「それとなんの接点があってこうなったんだ?」
「そのティーパーティーが、シャーレに関する報告書を手にしている......と。そんな話が、うちの情報部から上がってきまして」
あ〜......阿慈谷さんだ......
無邪気が生み出した邪気だよこれ〜
「当初は私も「シャーレ」とは一体何なのか、全く知りませんでした......ティーパーティが知っている情報となれば、私たちも知る必要があります」
「情報戦の敗北は実際戦闘の敗北を意味するからな」
「......先生って急に察しよくなるよね」
「たまーにですけどね」
まぁ、これもカヨコさんの解説が入ってるからな
「それで、チナツさんが書いた報告書を確認しました。」
「確認すんの遅くない?」
「......連邦生徒会が残した正体不明の組織......キヴォトスの外から来た先生が担当している、超法的な部活。」
「さらには、その先生には、不思議な力が宿っていると」
「どう考えても怪しい匂いがしませんか?」
「......」
なるほど。
この人の動機が見えてきた
「シャーレという組織は、とても危険な不確定要素に見えます。これからのトリニティとの条約にも、どんな影響を及ぼすのか分かったものではありません」
「だから、俺を監禁する。と」
どうやっても俺という権力をティーパーティー......いや、トリニティに渡したくないと見える
「いえいえ、監禁なんて。せめて条約が締結されるまでは、私たち風紀委員会の庇護下に置かせていただく。といった考えだったのですが......」
「言い方なんてどうとでもなるでしょ」
んでもって、俺の確保に乗じて、便利屋を始末する予定だった。ってことか
「おわかりいただけたでしょうか?もちろん、先生に何か無理を強いるわけはありません。むしろ、先生の願いはできる範囲で全て叶えます。」
「......ふはっ......」
この人は、俺をガキだと思っている。
契約は、日車さんとの特訓で、嫌というほど覚えた
「......むしろ、状況が分かりやすくなった」
「俺が戦って勝てば、お前らは大義名分を失い、事実上の敗北を受ける。」
「逆に先生が負ければ、あんたたちの願いは全て叶うってこと。」
カヨコさんはもっているハンドガンのチャンバーを引く
「......ふふ、やっぱりこういう展開になりますか。では仕方ありませんね、先生?」
「ああ。だけど......」
俺は影から一本の刀を取り出す
「こっちだって負けないように頑張るくらいはできる」
「今回は、私も先生と同感」
あいつらは、きっと一存だけで風紀委員を総動員できるだろう。
それでも、俺は負けるつもりもない
「社長、逃げるなら今しかないよ。戦闘が始まったら、もう後戻りはできない。」
「そうですよ。陸八魔さん」
できるなら、この人たちにも迷惑はかけたくない
「風紀委員会はきっと、アビドスと私たちを同時に殲滅するつもり。でも先生が単独で戦うなら、包囲網が薄いところから突破......」
俺もカヨコさんの意見に同調しようとする
「......ふふっ」
陸八魔さんは不敵に笑った
「ふふ、ふふふふっ」
「社長?」
「......ねぇカヨコ、あなたはもうとっくに私の性格、分かってるんじゃなくて?」
なんか凄みのある顔で笑ってるわこの人。
カヨコさんも困惑している
「こんな状況で、こんな扱いをされておいて......背中を向けて逃げる?」
「そんな三流の悪党みたいなこと、私たち便利屋が便利屋がするわけないじゃない!」
「三流の悪党じゃなかったんだ......」
「えっ!?」
今世紀最大の驚きかもしれない
「......あはー」
なんか浅黄さんも怖い顔つきになっている
「あの生意気な風紀委員会に一発食らわせないと気が済まないわ!」
「アル様......っ」
「おお〜陸八魔社長頼りになる〜」
(昨日すぐに逃げなかったっけ......)
「ふぅ、それはいいけど、先生がいるとはいえ、あの兵力と真っ向から戦う気?先生と協力しても、突破できるかはわからないし......」
「何なら、先生が私たちに協力するとも___「俺も協力して欲しいと思ってんすよ〜」
「......まぁ、こう言ってくれてはいるけど」
「俺が突破口を作って、あとは成り行きで」
「作戦が浅いなぁ〜」
「ふふっ......あははははははははっ!」
「うわびっくりした」
急に近くで叫ばないでほしい
「分かったわ先生。任せて」
「大して作戦もないですけど、大丈夫ですか?」
「心配は無用よ先生。この私を誰だと思ってるの?」
「ま、それなら心配ないか」
この人たち意外と頼りになるな
「信頼には信頼で報いるわ!それが私たち、便利屋68のモットーだもの!」
「......社長。お前もうアウトローやめろ」
「な、何でよーーー!?」
溢れ出る善性で俺の目が見えねぇ
「はい!!先生には私たちも色々とお世話になりましたので!絶対に成功させます......!」
伊草さんも気合い十分みたいだ
「うっしゃ、じゃあ行きますか!」
「あははっ!!楽しくなってきたね⭐︎」
「うーん......まぁ、これはこれで想定していた状況ではありましたが......」
「それにしてもここまで意気投合が早いとは......その点は予想外でした」
「まぁいいでしょう、それでは」
「風紀委員会、攻撃を開始します。便利屋を制圧して、先生を安全に____「穿血」」
俺は天雨さんが話しているところをついた。
「先手必勝ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!」
「......やはり、先生も同じく制圧で構いません。」
「よくもショットガンの乱射なんて決めてくれたな......覚悟しろ!!」
銀髪......名前だけは聞こえたからイオリさんって呼ぶか。
イオリさんは新しいスナイパーライフルを手に取り、走ってくる
「赤鱗躍動!」
俺もドーピングで体を強化し、接近する
「社長、私たちも」
「ふふ......便利屋を敵に回したこと、後悔しなさい!!」
「あははー♩楽しくなりそー⭐︎」
「わ、私も頑張ります!!」
なんかこれ......青春感出てるぞ!
「イオリさん覚悟ォォ!」
「さっきの銃のお返しだぁ!」
俺たちの戦いはここからだァァァァ!
羅衣くん小話 『愛しい兄』
「お兄ちゃん。それとって〜」
「ん?お前ポテチとか苦手じゃなかったっけ」
「ん〜……反転術式覚えたから胃もたれ気になんなくなってきたんだよね」
「は?」
「あとは領域と六眼の再現かな〜」
「こ、こいつバケモンになるつもりだ……」
「えへへ……これでお兄ちゃんのこと守れるね」
「お〜い、兄の役目をとるなよー」
「だってお兄ちゃんクソ雑魚じゃん♡」
「う、うわぁ、きつい……」
「きついって何さ!」
「てか話戻すけど、お前って呪術師初めて何日経った?」
「えっと……三週間くらい?」
「等級は?」
「一級」
「俺の等級は?」
「一級」
「俺は呪術初めて何年?」
「三年」
「世の中狂ってるよ」
「やっぱりクソ雑魚愛おしお兄ちゃんは私が保護しないと」
「ふはは……俺はもう領域展開が可能だぞ」
「私も外殻かなんかを使えば無量空所れるよ」
「世の中不平等だ!」
「まぁまぁ、お兄ちゃんだってすごいすごい」
「撫でるなー。」
「えへへ……お兄ちゃんって身長低いよね」
「160を保護してくれACぃぃィィィィ!」
「可愛い……愛しい……」
「お前身長意外と高いよな」
「ゆうても168くらいだよ?」
「うわ、人権獲得上流階層じゃん」
「どっから出てきたのそのセリフ……」
えへへ。
お兄ちゃんは私が守るんだぁ
たとえ
私がここからいなくなったとしても