びっくりしたのがヒナちゃんって羅衣くんの肩くらいしかないのに驚きましたね
「なるほど......」
私は驚愕していた。
流石の先生とも言えど、数には勝てないと思っていた。
いや、思い込んでいた。
「第一中隊、全滅です!退却し、再整備に入ります!」
「第三中隊、これ以上の続行は不可能!補給のため、一時撤退します!」
「......」
まさかこれほどとは
全くと言っていいほど歯が立たない
「なるほど、大体把握できました。シャーレの力、必要となるであろう兵力......」
だが、これで準備は整った。
この情報を元に、部隊の再配備を________
「領域展開」
『血華領獄』
再度、謎の空間に囚われるアコ
「......」
問題は『これ』
先生がさっきから展開している謎の空間。
これが展開されると部隊に大きく損害が出る
「それでも、決して無敵というわけでもありません。弱点も見えましたし......おおよその戦況は読めました。」
アコはようやく冷静さを取り戻し、的確に羅衣の弱点を把握していく
「この辺りをもう少し押していけば......折れるのは、時間の問題ですね。」
アコは羅衣を落とすために、的確に指示を出していく
(クッソ......意外と数が多いな......流石に舐めプしすぎたか?)
だが、羅衣自身も『カード』の効果を知られるのはまずい
依然、膠着状態
どちらも攻めあぐねいているこの状況下で欲しいのは_________
「先生!」
「第八中隊、広報待機をやめて、突入してください」
外からの『変数』
「おお!みなさんきてくれたんですね!」
「ごめん。風紀委員会に邪魔された。」
「あいつら......柴関ラーメンを......!」
「私も少し......許せない状況ですね」
ついにアビドス廃校対策委員会も現場に到着。
これでようやくトントンと言ったところだろうか
だが、羅衣はこれによって様々な制限を受ける
1、領域の使用が物理的に不可能
2、単純な呪力の低下
3、変数の追加によって起こる指示の複雑化
1は言わずもがな、羅衣の領域内に入ったものは、例外なく血液や皮脂が錆びる。
そんなものを生徒想いの羅衣がやれるわけがない
2は、いつもの戦闘スタイルにある。
生徒たちの怪我は、羅衣自身が手ずから反転術式によって修復する。
これにより、単純に呪力消費量が半端なくなる
3は懸念。
羅衣は別に策士なわけでもない。
逆に、前線で戦っていることから、指示自体は苦手まである。
ここまでのデメリットはあるものの、この状況を打開するには、もってこいの状況。
これ以上『カード』を使わずに済むのもメリットだ
『風紀委員会、第三陣を展開してきました!』
「逆に言えば、ここ片したら小休止かな?」
「なんで?」
俺はセリカさんの純粋な質問に答える
「戦闘の基本として、陣を展開するときは三陣までが限界なんです。いや、そこまでしか無理なんです。」
「??」
「分かりやすく言うと、第三陣までが1番使いやすい陣なんです。これ以上増やすメリットが相手にない」
「じゃあ、これ片付ければいいってことね!」
「そゆこと!」
「この状況でさらに投入......」
「た、大したことないわよ!まだまだ戦えるんだから!」
「それはそうだとしても......これはもう、アコの権限で動かせる兵力を超えてる。と言うことはこの襲撃、アコの独断じゃなくて、まさか......」
「......風紀委員長が?」
流石に便利屋の体力がなくなってきた。
長時間戦闘は流石に堪えたか......
「えっ、ヒナが来るの!?無理無理無理!?逃げるわよ、早く!!!」
「いや、そうは言ってない......落ち着いて、社長......」
やりとりをしている間にも、大勢の風紀委員が俺たちを取り囲む
これはもう......『あれ』しかないか?
俺はそう思って首にかけられている『カード』に手を伸ばそうとする
「ふふっ......これ以上は流石に......」
アコも勝利を確信したのか、自然と笑みが溢れる
「委員長に知られてしまったら、イオリと仲良く反省文ですね......」
「では、三度目の正直といきましょうか。風紀委員会、攻撃を________」
“大人のカードを_________
(ザザッ......)
突如、アコの持っている通信機にノイズが走る
『アコ』
ぞ
ぞ
ぞ
なんだ、これは
通信機越しの声でわかる。
圧倒的だ。
久しぶりに背筋に緊張が走る
「......え?」
「なるほど......風紀委員長のご登場か......」
俺も冷や汗を流しながら、呟く
「委員長?」
「あ、あの通話相手が......?委員長ってことは、風紀委員会のトップ......?」
「アビドス」
俺は静かな声でみんなに指示を出す
「俺はこれから、多分ですけど、あの人と交渉かなんかをすると思います。」
「なので、俺になんかあったら、あとは頼みます」
ちょっと縁起でもないこと言ってる風なのはわかるが、それくらいの圧力を感じた
「い、い、委員長がどうしてこんな時間に......?」
アコも顔面蒼白で通信機から発せられる声に耳を澄ます
「アコ、今どこ?」
「わ、私ですか?私は......そ、その......えっと......げ、ゲヘナ近郊の市街のあたりです!風紀委員会のメンバーとパトロールを......」
「スゥ......アビドス地区外輪!13番地のビル群です!!」
俺は天雨さんの持っている通信機に向かって、大声で叫ぶ
「えっ!?あっ......い、委員長!い、今のは違くて......」
「ふははははははは!ばーかばーか!」
してやったり
「......どこの誰かは知らないけど、わかったわ。ありがとう」
(ぷつり)
「あっ......」
「いやぁ......かわいそうにねぇ......」ニチャァ
「な......なんてことをォォォォォォ!」
「その顔が見たかったァァァァ!」
いやぁ......最っ高の気分だな!
“ガキ“負かすのは!
「今のうちに逃げるんだよォォォ!アビドスゥゥゥゥ!」
俺たちか混乱に乗じて逃げようとする
だが......
「その必要はないわ」
おっと、俺、死んだわ
「えっ?」
「っ!?」
「えっ!?あれ!?」
みんなも突然現れた本物の風紀委員長さんに驚いている
「!?」
「い、い、い、委員長!?い、一体いつから!?」
風紀委員会のメンバーたちも、顔が真っ青だ
「えっ......あ」
「天雨さん。」
「一緒に地獄に行くっすよ」
もう俺にできることは、祈ることしか無くなった
「アコ、この状況、きちんと説明して」
説明責任って、俺にも発生するのかな......
________
「ゲヘナ風紀委員長......空崎ヒナ」
「俺も資料でちょこっと読んだことあります」
「外見情報も一致します、間違いなく本人のようです」
まぁ......あのクソデカいLMG担いでるモコモコモップみたいなロリっ子を見間違えるわけがないな
なんだこの世界。ロリっ子みんな強いんか?
「ですが......ゲヘナ風紀委員長と言うことは......ゲヘナにおいてもトップの戦闘力......この状況にそんな人物まで......」
「先生は勝てる?」
「シロコさん。時としてその質問は俺を傷つけますよ?」
「ん......ごめん」
「まぁ......『殺し合い』なら勝ちます。『勝負』だったら俺の負けです」
「?同じことじゃないの?」
「俺があの委員長さんを殺すことは簡単にできると思います。......油断かもしれないですけど......それでも、勝負だったら俺は負けます」
「つまり......」
「こ、この状況ってかなり危険じゃ......」
「ど、どうするのよー!」
や、やばい、怖くてちびりそう
「......」
「そ、その......これは、素行の悪い生徒たちを捕まえようと......」
「嘘だッ!その人は嘘をついているッ!元々俺を監禁するためにここに来たんですよ!」
俺は限定的な『誅伏賜死』を発動させ、証拠の書類とボイスレコーダーを茶封筒から取り出す
『先生には、トリニティとの『条約』が終わるまで、私たち風紀委員会の保護下にいてもらう。と言うことですが......』
「彼はそう言ってるけど?」
「え、えっと......」
「それと、素行不良......便利屋のことだろうけど、その便利屋はどこにいるの?」
「え、便利屋ならそこに......」
便利屋の面々は忽然と姿を消していた。
なんてことだ。
逃げ足が早すぎる
「い、いつの間に逃げたのですか!?さ、さっきまでそこにいたはず......!」
「アコ......」
「え、えっと......委員長、全て説明いたします」
そう言うと、委員長さんの顔色が少しだけ柔らかく_____
「いや、もういい。大体把握した。彼の持ってる証拠も多分本物だし」
なってると思っていた時期が俺にもありました
「つまり、ゲヘナにとっての不安要素の確認及び排除。そう言う政治的な活動の一貫ってところね」
「......」
「あ、頭いい〜」
俺が2話かけて把握した事情をたったの5秒半くらいで把握したぞこの人
「でもアコ、私たちは風紀委員会であって、生徒会じゃない」
「シャーレ、ティーパーティー、それに連邦生徒会。そう言うのは『
「詳しい話はわかったから。護送車にでも乗って待機してなさい、アコ」
「......はい......」
す、すげぇ
天雨さんが速攻ですっこんでった
「......」
や、やだぁ
委員長さんこっちガン見してる......
「な、何かご入用でしょうか...?俺たち、一応被害者で......」
カツカツと、靴の音を鳴らしながら、こちらに近づいてくる
ど、ドドドドドドドドドッドどうしよう
そもそも戦って勝てるかな?
殺し合いなら勝てるみたいなこと言ったけど、これちょっとまずい
『「「「......」」」』
アビドスのみんなも黙ってしまった
こ、怖いすごく怖い
「じゃあ、改めてやろうか」
「な、何を言っとるだァァァァ!」
俺はシロコさんを守るためにガッと腕を掴み、前に立つ
「す、すんませんすんませんすんませんすんませェェェェェン!まだ子供なんですゥゥゥゥ!」
だ、だめだ、この子をアビドスの外に出すなと俺の本能が叫んでいる
『そ、そうですシロコ先輩!げ華の風紀委員長と言ったら、キヴォトスでも匹敵する人物を見つけるのがむずかしいほどの、強者中の強者ですよ!』
「こ、ここは下手に動かず、一旦交渉するって俺さっき言いましたよね!?なんでそんな戦うのが好きなんですか!?バトルジャンキーじゃないんだから!」
「......ご、ごめん」
俺とアヤネさんでどうにか説得してやめさせた
「え、えっと、お、俺たちはアビドスの対策委員会です......あ、えっと、俺は連邦生徒会所属のシャーレで......えっと、えっと」
や、やばい!ストレスでなんも喋れない!
い、妹助けてェェェ!
「......そんなに緊張しなくてもいい。立場上だったら私が下」
こ、これは、『お前みたいなクソ雑魚、私だったら一瞬だぞあ“?』ってやつだ!!
「それに、こっちが謝罪する方。事前通告なしでの他校自治区における無断兵力運用、及び他校生徒たちとの衝突。」
まぁそれは先生のおかげで避けられたけど。
と付け足してくれる
あれ?この人もしかしてまとも?
「......けれど、そちらが風紀委員会の公務を妨害したのも事実。違う?」
おっと。それは俺からも言いたいことはある
「確かに、こっちが風紀委員会を邪魔したのも事実です。ですが、それはこちらの自治区の建造物を破壊した上に、その建造物の店主に怪我を負わせたとによる武力制裁です。それもお分かりで?」
全面的にこっちが悪いってんなら、裁判だ
「......確かに、その意見にも私は賛同する。けど、まずは話し合いによる解決を望まなかったの?」
「ふはっ、それ、そっちが言います?」
俺だってまだまだ子供だ。言いたいことはっきり言わせてもらうぞ
「そもそも、兵力をこっちにあてる許可、出してたんすよね?」
「......私の管轄外で起こっていたこと。私の判断と配慮が遅れた。それは私の責任」
「不正解。『もう一回』だ」
領域展開
『誅伏賜死』
裁判におけるルールの中に、三審制というものがある。
被告人や原告側が裁判に不備が生じた場合、あと2回までなら裁判をやり直すことができる。
『誅伏賜死』も同じく、最大3回まで、相手を罰することができる
「......これが報告にあった......」
『罪状。空崎ヒナは今日、部下である風紀委員会行政官である天雨アコに対しての命令の不備があった。これは『労働基本法』や『労働基準監督官』としての指示不足。つまり『監督不行』を示す』
「そうね。それは私の罪状としては理に適っている」
......?自白か?
「だけど、監督不行が認められるなら、労働基準監督官である私の『監督権』による労働保護も認められるわよね?」
『是。減刑が認められました』
まずい
早くも『誅伏賜死』のルールを見破られた
「あと、今回の監督不行も私の管轄ないを超えたものだった。だから、私が当人に『厳重注意』ですでに罰は与えている。これも、私の、風紀委員長としての権利と義務を果たしたわ。」
『減刑が認められました』
「私からは以上。先生からは?」
「......はい、お手上げです」
『
ジャッジマンが空崎さんに無罪を言い渡すと、領域が音を立てて崩壊した
つ、つえぇぇ......
「ま、負けちゃいました......」
「こういう言い合いは慣れてるの。」
なんでちょっと楽しそうなの......
「ああ......こんな時にホシノさんがいてくれたら......」
俺は頼れるおじさんがいないとだめな人間派なんです
「......ホシノ?」
「?」
意外なところで空崎さんが反応した
「アビドスのホシノって......もしかして、小鳥遊ホシノ?」
「えっ、あ、はい」
一体どんな関係なんだ......
早くも俺の脳がこんがらがる
「うへ〜、こいつはまた何があったんだか。すごいことになってるじゃ〜ん」
こ、この声はッ!
「ホシノおじさんんんん!」
「うへ、怖かったねぇ羅衣くん」
ああ、安心感抜群すぎる
近所のおじさんちに行ったときの感覚と似ている
「ごめんごめん、ちょと昼寝しててね〜、少し遅れちゃった」
「......」
なぜかはわからないが空崎さんも驚いている
「昼寝ぇ!?こっちは色々大変だったのに!ゲヘナの奴らが......!」
「でも、もう全員撃退した」
「まだ全員ではないですが......まあ、大体は」
「大変でした......」
「ゲヘナの風紀委員会かあ......便利屋を追ってここまで来たの?」
「......」
な、なんで黙っちゃうんだこの人
「うーん、事情はよくわからないけど、対策委員会はこれで勢揃いだよ。ということで、改めてやり合ってみる?風紀委員長ちゃん?」
「やめときません?それやめときません?」
口喧嘩で負かされたのがもうトラウマよ
「......やめておくわ。こっちにとっても、あまり都合が良くない」
よ、よかった......
「......一年の時とはずいぶん変わった、人違いじゃないかと思うくらいに」
「ん?私のこと知ってるの?」
まさかの顔見知り!?
「情報部に居た時、各自治区の要注意生徒たちをある程度把握していたから」
「特に小鳥遊ホシノ、あなたのことを忘れるはずがない。あの事件の後、アビドスを去ったと思ってたけど」
あの事件?
「......」
「そうか......そういうことか......だからシャーレが......」
な、なんかホシノさんからさっきのヒナさんくらいの圧力が......
「......まぁいい。私も戦うためにここに来たわけじゃない。」
「......イオリ、チナツ」
空崎さんは風紀委員の2人を呼んだ
「......委員長」
「......はい」
「撤収準備、帰るよ」
「!?」
「えっ!?」
『帰るんですか!?」
ま、まじか。
いや、戦わずに帰ってくれるのが1番楽か......
俺がそう思っていると、空崎さんが頭を下げる
「......」
「頭を下げました......!?」
「さっきも言った通り、事前通告なしでの無断戦力運用、そして他校の自治区で騒ぎを起こしたこと、このこちについては、私、空崎ヒナより、ゲヘナの風紀委員長として、アビドスの廃校対策委員会に対して、公式に謝罪する」
「もちろん、先生に対しても」
「!」
「!?」
みんな驚いてる
俺も驚いてる
「今後、ゲヘナの風紀委員会がここに無断で侵入することはないと約束する。どうか許してほしい」
「委員長......」
「ま、待って委員長!あの規則違反者たち......便利屋はどうするんだ!?」
そう言ってイオリさんが騒ぐと
(ジロッ)
空崎さんの眼光が鋭くなった
「あ、う......」
まぁあの眼光で見つめられたらなんも言えなくなることは必至。
俺だってそうなる
「ほら、帰るよ」
そう言って空崎さんは俺の横を通り過ぎ_____
「________」
「......」
___________
「あれほど大規模な兵力が......一糸乱れずに去っていきました......風紀委員長......すごい方ですね」
「フワァ...」
「せ、先生!?」
「どしたの羅衣くん」
「あ、足の力が抜けて......」
「しょーがないなぁ。おじさんがおぶってってあげるよ」
ホシノさんが俺に背を向ける
「今日はお言葉に甘えさせてもらいます......」
先生としてはすごく情けないが、俺もまだ子供なんだ、許してくれたまえ
「もったいない、強い人と戦えるチャンスだったのに」
「シロコ先輩、どこかの戦闘民族みたいだね......まあ私だって、もちろん売られた喧嘩から逃げるようなことはしないけど」
「うへ〜、羅衣くん軽いねぇ。そう言えばおじさんは状況が全然分かってないんだけど、何があったの?」
「そ、それは俺があとで.........」
い、今は疲れた......
『わからないのは私たちも同じなんですよ!そもそもホシノ先輩はこんなタイミングまで一体どこで......』
「しー。後で謝るからさ、今は静かに。羅衣くんが起きちゃうよ」
羅衣はアビドスに来てからあまり感じていなかったストレスを大量に浴びて、つい眠りに落ちてしまった
『はぁ......なんだか、さらに大ごとになっている気がします』
『慌ただしいことばっかりで、分かってないことだらけです』
「アヤネちゃん......」
「そうです、私たちも今日は無理せず休憩したほうがいいかもしれないですね」
「はい、今日は一旦解散して、また明日学校で状況を整理しましょう」
「......うん、そうだね〜、アヤネちゃんのいう通りだよ。今日はもう解散。明日また教室で。私は羅衣くんのことお家まで送るからさ」
「そうしましょうか」
「早くシャワーが浴びたい......」
そう言って、彼女たちは帰路に着くのであった
「そういえば、先生が風紀委員長と何か話していたけど、なんの話だったんだろう」
シロコは少し訝しんだが、今は聞くことはできない。
だから、明日聞くことにして、今日は休んでもらうことにした
『シャーレの先生』
『は、はい』
『あなたに伝えておきたいことがある』
『伝えること?』
『これは直接言っておいたほうがいいと思って』
『一体、なんの話ですか?』
『......カイザーコーポレーションのこと、知ってる?』
『......よーく知ってますよ。あの肥溜めのことは』
『......そう』
『......』
『これはまだ『
『あなたには知らせておいたほうがいいのかもしれない』
『......あいつら、またなんかやらかそうとしてます?』
『......それはまだわからないけど......アビドスの捨てられた砂漠......あそこで、カイザーコーポレーションが何かを企んでる』
『砂漠で?』
『そう、本当なら、廃校予定のアビドスに教える義理はないのだけど』
『一応、ね』
『......一応でも伝えてくれてありがとうございます。』
『役にたったなら、よかった。じゃあまた、羅衣先生』
羅衣は、少しだけある意識の中で、考えを巡らせる
(......後で、みんなに......はな......そう......)
今は、眠い
羅衣くん小話 『ロリ2』
「い、妹よ、貴様、デカくなったのではないか?」
「ん〜?うん。164?6?だったかな。」
「あ、ああ……俺の……兄としての威厳が……俺160ジャストなのに……」
「まさかお兄ちゃんを見下ろす日が来るとはね」
「俺いつっつもお前の弟に間違えられんだぞ?」
「じゃあキスする時もお兄ちゃん上向かないとね」
「……まぁ、そうだけどさ……」
「えへへ、かわいいねぇ」
「クソっ!俺は撫でられようが何されようが決して屈しないぞ!」
「……じゃあ、」
「うわっ!無下限で押すな!」
「……ねぇ、真面目に、襲っていい?」
「……I'm、DT。I'm15歳」
「私も15歳だよ?」
「I'mのっと性教育」
「それだと私は性教育ではありませんになるよ?」
「……ゆ、指輪、明日買うじゃん?」
「うん」
「その、後なら」
「……お兄ちゃんってほんとに押しに弱いよね」
_______
「アロナって身長何センチ?」
『どうしました?藪から棒に』
「ちな俺160ジャスト」
『意外と低いですね。』
「今からアロナの色々ある設定いじって遊ぼ〜っと!」
『うわぁぁぁ!ごめんなさい!138です!』
「ふはは!どチビが!」
『……検索履歴を『アビドス対策委員会』のグループチャットにそうし「アロナ様。カステラなどいかがでしょうか」