赤と青が交わる場所   作:カブライニキ

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お待たせいたしました。お待たせしすぎたかも知れません。


いやー申し訳ない。

これを何回繰り返せば気が済むんだってね。



いや、まじで御免なさい期間開かないように気をつけてはいたのですが……


第六話 資金調達と蜘蛛男

 

 

キャンプ飯から数日後____

 

 

 

「モエ、どうしてお前が焼肉弁当を持って行くんだ!?」

 

「どうしても何も、私が持ってきたんだから文句なしでしょ!」

 

「お前は昨日生姜焼きを食べただろ!今日は大人しくもやしでも食ってろ!」

 

「サキだって先生のキャンプ飯昨日食ってたじゃん!私たちの知らないとこでさぁ!」

 

子ウサギ公園では今日もウサギの子どもたちの声がギャーギャーと響いています。

 

なるほど。

 

俺がいない時は廃棄弁当をもらって凌いでいたのか。

 

 

「こらこらそんなことで喧嘩しないの。モエさんは今日はサキさんに焼肉あげてね。サキさんも弁当くらいで騒がないの」

 

 

Rabbit小隊というくらいだからもっとエリートなのかと思えばこいつら......

 

 

観察というより託児女だよここ

 

 

「えぇ〜.........」

 

「ほらみろこいつもそう言ってるぞ!」

 

「はいはい騒がないの」

 

 

だいぶ扱いにはなれてきたがいかんせん子どものお守りは経験していない。

 

 

「じゃあ私はソーセージ弁当を.........」

 

 

「「ダメっ!」」

 

 

 

「わヒュ.........」

 

 

「はいはいミユさんをいじめないの」

 

 

だめだ......この感覚あれだ、世でいうワンオペってやつだ

 

 

世のお母さん方はマジでこれをどうやって何時間も処理しているんだ......

 

まじリスペクトっす

 

 

「みんな落ち着いてください。SRTが食べ物をめぐって喧嘩なんて、みっともないです」

 

「おお......ワンオペは回避か......」

 

 

まじでこの子ら目を離せなくて困る

 

「何の保証もないこの状況で、質を争うのはナンセンスです。今はお腹が満たされるだけで良いとしましょう」

 

 

そう言いながらミヤコさんは排気弁当が大量に入った段ボールから弁当を一つ取り出す

 

「私は、とりあえずこの唐揚げ弁当を......」

 

 

「1番高いやつじゃんか!」

 

 

「ダメだこりゃぁ」

 

 

悪りぃ.........やっぱワンオペだわ......

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

「それで先生、ゲヘナにまで来て何のよう?」

 

 

「.........手っ取り早く金を稼げると言ったら賞金稼ぎかなって......」

 

 

 

ゲヘナに到着した羅衣の目はすでに憔悴しきっており、生気が全くない。

 

ハイライトOFFといえば分かるだろうか

 

 

 

「別に私に許可を取らなくても先生ならどこでも戦闘ができるんでしょう?」

 

「通さなきゃない筋は通す......それが俺の“ポリシー“......です......(某緑のサイヤ人感)」

 

 

 

 

とりあえず金を稼ぐために俺はゲヘナに来ていた。

 

俺が今練っている構想はこうだ。

 

 

 

①ゲヘナの問題児たちを捕まえて一攫千金

 

②その資金でちゃんとした食事などをRabbit小隊に与える。

 

③自立できるように支援

 

④ワンオペ回避

 

 

 

 

我ながら完璧な作戦だ......

 

 

 

 

内訳としては不良集団なら10〜20万円

 

ヘルメット団や組織的な不良グループなら30〜40万円

 

 

そして大手であるテロリスト『温泉開発部』『美食研究会』の捕縛Or撃退で100〜200万円

 

 

 

 

???????

 

多くない?

 

しかも見知った名前もあったし......

 

 

まあええか!(楽観)

 

 

 

 

「では......行くか......」

 

 

今回は身元がバレないように色々準備もしてきた。

 

ふははは!俺の装備はエクストリームだ!

 

 

 

 

 

 

___________________

 

 

 

 

 

 

「はーっはっはっは!諸君!温泉は近いぞ!掘って掘って掘りまくるんだぁ!」

 

 

「みんながんばれ〜!」

 

 

「「「「「「おー!」」」」」

 

 

 

 

今日も今日とて温泉開発部が温泉を発掘していた。

 

 

この字面だけ読めば温泉を作るだけの集団なのだが、掘る場所が問題なのだ。

 

 

「部長〜!ここ市街地ですけど大丈夫っすか?」

 

 

「はっはっは!大丈夫だとも!今日はなんと風紀委員長が現場に出ない日らしい!これはまたとない開発チャンス!温泉をバッコバッコ掘るんだ!」

 

 

「りょーかい!」

 

 

 

そう、掘っているのは市街地のど真ん中

 

 

え?キヴォトスでは市街地で温泉を掘っていいのかって?

 

 

ダメに決まってんだろ。

 

 

 

 

「よーしよし!では最後にこの爆弾でまとめて掘削だぁ!起爆っ!」

 

 

温泉開発部部長である鬼怒川カスミが起爆スイッチを勢いよく押すとあたり一面が爆破______

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 

されなかった。

 

 

 

 

 

「んん?」

 

 

カチカチと何度か押してみるが変化なし。

 

 

 

「だ、断線でもしたか?」

 

 

 

 

「ぶ、部長!大変です!」

 

 

開発部の部員がカスミに駆け寄る。

 

 

 

「どうした!?」

 

 

「用意していた爆弾が全て_____お酢に変わっています!!!

 

 

 

 

 

「はぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『HAHAHA.........HAHAHAHHAHAHA⭐︎』

 

 

 

 

 

どこからともなく大きな笑い声が市街地に響いた。

 

 

 

 

「だっ、誰だ貴様はッ!」

 

 

 

 

 

『HAHAHA.........酢に変えておいたのサ!!⭐︎』

 

 

 

ビルの上から高笑いを響かせていた人物の正体は何と全身赤と青のタイツを身に纏った男だった。

 

 

そして男はビルの上で蜘蛛のようなポーズを決める。

 

 

 

 

『風紀委員会から多額の報酬を受け取るため温泉開発部の目論見を粉砕⭐︎する男、スパイダーマッ!

 

 

デッデデーデデデッ!デデッデデーーーーデレレレデン!

 

 

 

『粉砕⭐︎』

 

 

「ウワァァァァ!こっちにクルゾォォォォォ!」

 

 

「逃げろぉぉぉぉ!」

 

 

 

 

 

 

 

温泉開発部・捕縛⭐︎

 

 

 

 

________________

 

 

 

 

「んんーーーーーーッ!んんえぇーーー!」

 

 

「そうですわねフウカさん。私たちの美食の旅に犠牲はつきもの......だからかそ私たちは一瞬一瞬の美食を大切にしなければならない......と、いうことですわね!」

 

 

「ん“ん“ん“ぅ“!!!」

 

 

「ではまいりましょ___『領域展開』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『無量空処』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________

 

 

 

 

「.........はっ!?」

 

 

 

 

フウカさんをゆうか......お誘いして料理を作ってもらう途中だった.........はず.........

 

 

「エプロン?」

 

 

今の私の姿は飲食店の看板娘などにありがちな三角巾とTシャツ、エプロンに身を包んでいた。

 

さらにさっきまで立っていたのは屋外の道路だったはず。

 

だというのに今私がいるのはラーメン屋さんの店内だったのだ。

 

 

 

「????」

 

 

 

何が何だか全くわからない状況で突然店の扉が開いた。

 

 

 

 

「どーもこんにちは!KABURA⭐︎です」

 

 

店に勢いよく入ってきたのは同じく三角巾を被った男だった。

 

 

ものすごく大きい声を出して店内に入ってきた。

 

 

 

「こちらが濃厚無双ラーメン海苔トッピングです。」

 

 

いつの間にか彼の目の前にラーメンが置かれる。

 

 

「ウッヒョーーーッ!着席時コップに水垢が付いていたので大きな声で叫びます!!」

 

 

スゥ.........

 

 

 

「コラーーーーーーーーーーーーッ!」

 

 

 

大声で店中の窓ガラスが割れる。

 

 

「怒りの余り大声を出してしまいました!」

 

 

 

「あ、ああ......」

 

 

なぜか脳内に流れ込んでくるラーメン屋さんの記憶。

お父さんが必死に貯金して建てたラーメン屋さんが悉く破壊されていく。

 

 

 

「ではようやく麺を啜る〜〜〜〜!殺すぞ〜〜〜〜!!!!!

 

 

「あ、ああああ......あ......」

 

 

「啜る〜〜〜!」

 

 

「も、もう......やめて......」

 

 

 

「ってコラーーーー!!!!」

 

「お願いですから.........」

 

 

 

「殺すぞ〜〜〜〜〜〜!」

 

 

 

「う......うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!」

 

美食研究会会長・黒館ハルナ

恥も外見もなく膝から崩れ落ちて泣き出す。

 

 

 

 

 

「看板娘さんの絶望の姿はぜひサブチャンネルをご覧ください」

 

 

 

 

 

 

 

 

美食研究会会長 捕縛&給食部部長保護。

 

 

 

 

 

これにて、羅衣のゲヘナ資金繰り生活終了。(二日間)

その工程はぜひサブチャンネルをご覧ください(ありません)





流石にSUSURUはやりたかった
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