赤と青が交わる場所   作:カブライニキ

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…….みんなさ(唐突な馴れ馴れしさ)、いや、相談なんだけどさ。


相談だよ?
相談だけ。



……この小説ってさ、R18版……いる?

いやさ、意外にも長く続いてるかrもしかしたら欲しいかなって思って!!
いやほんと、出来心なんですよ!?

でも俺書けないじゃないですか!?ドゥしよう!?どうしよう!?



……許してくれ

いっそ殺してくれ。


ハイクを詠ませてくれ


第十八話 きっと明日には

 

それから俺たちは、少しでも足掻こうと努力に努力を重ねた。

 

 

時には挫けそうに________________

 

 

 

は特にならなかった。

 

みんな頑張り屋さんで、基礎はできてたからあとは俺とリツが細かい部分を教えればクリア。

 

 

まぁでも、躓いたり努力が実らなかった時も少なからずあった。

 

それでも、みんな自分にできることを精一杯やり続けた。

 

 

.......俺も、またチェスの勉強を始めたよ。

 

 

また、ナギサさんとか、セイアさんに会った時に披露できるように。

 

 

 

後ろばっか見て躓きかけるのはもう御免だ。

 

 

 

 

そんな感じでいつもの日々を過ごしていると、あっという間に時は過ぎ________________

 

 

 

 

「......ついに明日、ですね」

 

 

「......決戦のときは近い......ってやつですね」

 

 

若干呑気なことを言っている風だが、羅衣の膝はさっきから忙しなく揺れている

 

 

緊張。

 

 

怖くないはずなのに、なぜかすごく怖い。

 

 

「ま、まさかまた急に、色々変わったりしないよね?」

 

「......今んところはないですけど、多分変更されますねこれ。」

 

 

相変わらず合格ラインは90点で、試験範囲はいつも通り。

 

学力的な面ではこれ以上引き上げようがないだろう。

 

 

だが、突然のイレギュラーには対応がしずらい。

 

「......まぁ、一応対策は万全。前回みたいに答案用紙が全滅......ってことには絶対にしませんよ」

 

 

場所自体はトリニティの構内にあったし、多分爆発とかの心配は除去していい......なんてことはしない。

 

万全に万全を重ねろ。事故に見せかけられて爆破されるかもしれんからな

 

 

「むしろ気になる点と言えば、昨日から本館が不自然なくらい静かなことですね。人間の気配がほとんどありません」

 

 

リツはすこし気味悪いものを見るような声でそう言う。

 

俺もそこは気になっていた。

 

何事もなければそれでいいのだが......

 

 

「まぁ別に本館自体には人だっていましたし、特段変わったところもありませんでしたよ」

 

 

一回見に行った時は普通だった

 

「......念の為、今晩も俺が掲示板見ときますね」

 

 

前回の失敗から振り返り、俺が掲示板をずっと確認している。

 

いつでも、イレギュラーに対応できるように

 

 

「先生......最近全く寝ていませんよね?」

 

 

「でーじょーぶでーじょーぶ。俺結構強いんで」

 

グッドサインを浮かべながら羅衣はそう言う。

だが、目に見えて隈は浮かんでいるし、一週間寝ていないのを隠せていると思っているのだろうか

 

 

「逆に、俺はこれぐらいしかできませんから」

 

 

「そ、そんなことありません!先生が私たちを導いてくださって......教え方もすごく優しくて、丁寧で......そのおかげで私もアズサちゃんもコハルちゃんも、すっごく成績が上がって......!」

 

 

ヒフミさんが必死に訴えかけるように言葉を連ねる。

 

......俺は本当になんもしてないんだけどな

 

「......その言葉だけで十分ですよ。生徒が喜んでくれれば俺はだいじょーぶですから」

 

 

その言葉に、嘘も偽りもない。

羅衣の優先順位は生徒で、友達の補習授業部を助けること。

 

「友達を助けるのは友達の役目でしょ?それに、皆さんの点数が上がったのは俺じゃなくて、皆さんが頑張ったからです。終わったら、たくさん自分を褒めてあげてください」

 

 

この一週間、みんな寝る間も惜しんで勉強して、勉強して

 

俺が寝てないくらいどってことない。

 

 

むしろ頑丈な体なんだからガンガン使っていこう

 

 

「ま、本番は意外と簡単なことって多いんで。むしろ皆さんなら一瞬で合格かも」

 

 

笑いを少し混ぜながら優しげにそう言う。

 

 

「そ、そんな都合のいいこと起きるわけない!私はまだまだ深夜まで勉強するから!」

 

 

......やっぱりエリートだよ。コハルさんは

どこまでも実直で、努力家で

 

 

「100点!100点取れれば、誰も文句なんて言えないでしょ!?」

 

「こ、コハルちゃん......気持ちはわかりますが、今日はもうゆっくり休んだほうが......」

 

 

「そーですよ。コハルさんの頑張りは誰よりも皆さんが知ってるはずです。今日はしっかり休んだ方がいい」

 

 

「休むのも戦術のうち。コハルさんがたくさん努力したのも、私が見ていますから」

 

 

リツはそう言ってコハルさんの頭を撫でる

 

 

......先輩かな?

 

あ、先輩だったわ

 

リツが大型犬過ぎてたまに俺より年上のこと忘れそうになる

 

 

「......戦術.........うん。私も今日は休む」

 

 

アズサさんも明日に備えるようだ。

 

......どうにかして、アズサさんをどうにかする手段も見つけないとな

 

 

「......いよいよ明日......私たちの運命が決まります」

 

 

「もし......いや、縁起の悪いことは言わないでおこう。必ず合格する」

 

 

アズサさんは俺とヒフミさんからもらったぬいぐるみをギュッと抱きしめながら強く宣言する

 

「わ、私も!絶対に負けないんだから!」

 

コハルさんはいつも通りといえばいつも通り。

リツの言葉で少なからず緊張が消えたのか、本当にいつも通りのコハルさんだ

 

 

「そ、そうですね。泣いても笑ってもあと一回です。頑張りましょう」

 

「はい、ここまでしっかり頑張ってきたのですから、あとは最後まで最善を尽くすだけです」

 

 

皆不安なのは同じだが、大丈夫だと。

今までやってきたことを思い出しながらその言葉を各々反芻する

 

「......最後に一言。コホン」

 

 

 

羅衣は咳払いをし、息を大きく吸う

 

 

 

 

「補習授業部ゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!ファイァァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 

 

 

「......お父さん流石にうるさいです」

 

 

「耳が壊れるかと思った......」

 

 

 

「......アッゴメンナサイ」

 

 

 

 

最後まで締まらない男だが。

 

 

 

 

________________

 

 

「こんな時間に......ってこれ前もやったな。んじゃ、こんな夜遅くにどんなご用事かな?お嬢様」

 

 

 

 

「......散歩」

 

 

やはり、寝てなんていなかったアズサさんを俺は呼び止める

 

 

「こんな時間にお散歩っすか?もう時計は0時を回ってますよ〜」

 

 

前回ははぐらかされて終わったが、今回で突き止める。

 

 

『錠前サオリ』とか言うやつを

 

 

 

 

リツは、5日前その錠前というヤツを見たそうだ。

 

まぁ、『見た』だけじゃわからなかったが、憶測の通りリツがアリウスにいた頃の古い知人のようだ。

 

 

リツはアズサさんのことを隠していたのを俺に謝罪したが、俺を未然の危険から守ってくれたのだ。

 

 

逆にリツがアズサさんのことを俺に言っていたらもっと早くアズサさんを見限っていたかもしれないと思うと背筋が凍った。

 

 

これについてもリツには感謝だな

 

 

「......少し夜風に当たってくるだけ。すぐに戻るから」

 

 

そう言ってアズサさんは再び歩き出す。だが

 

 

 

 

『領域展開』

 

 

 

 

 

 

「血華領獄」

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は結界の判定を『内側に閉じ込める』に設定。

 

 

アズサさんを領域内に引き摺り込んだ

 

 

「......一応打診しておきますね。明日に備えて寝てください」

 

 

 

 

 

「......」

 

 

 

その言葉は、一種の警告であった。

それ以上何かすれば敵と見做す

 

 

それ以上動くな、と

 

 

 

「本当に少しだけ。」

 

 

「......本当に?」

 

 

おそらく、その錠前サオリに報告に行くのだろう

 

 

「.........はぁ、じゃあ、20分以内に帰ってくること。」

 

 

俺はため息を吐きながら領域を崩壊させる

 

 

「......わかった。なるべく早く戻る」

 

 

 

 

アズサはそう言ってかけ出す

 

 

 

羅衣はそのまま、エントランスに座り込んだ

 

 

「......俺はいくらでも待ちますよ」

 

 

羅衣の目には、相変わらず隈がこびりついていた。

 

それに付随するように、羅衣の眼が、爛々と鈍い光を放ちながらより鋭くなっていったのを、アズサは見逃したようだが

 

 

________________

 

 

 

「アズサ、日程が変わった」

 

「......?」

 

 

「明日の午前中だ、約束の場所で命令を待て」

 

 

サオリは、急にそんなことを言い出した

 

 

計画の変更?

 

 

でも、今更......

 

「ま、まってサオリ......明日は.......」

 

 

「何か問題が?」

 

 

 

問題

 

 

そう言われて私はある言葉を吐き出しそうになる

 

 

 

「っ......ま、まだ準備ができてない。計画の日程を早めるのは、リスクが大きすぎる」

 

 

 

 

『シャーレの先生にバレた。スパイであることにも、アリウスの存在も』

 

 

 

そんな言葉が喉奥に引っかかり、どうにか嚥下する

 

今それを言って仕舞えば、きっと先生にひどいことが

 

 

 

「いや、明日決行だ。これは確定事項、しっかり準備しておけ」

 

 

「......っ.......」

 

 

「明日になれば、全てが変わる。私たちのアリウスにも、このトリニティにも、不可逆の大きな変化が起きることになる」

 

 

サオリは、ただ淡々と、その言葉だけを述べてゆく

 

 

「トリニティのティーパーティホスト、桐藤ナギサのヘイローを破壊する......そのためにお前はここにいるんだ」

 

 

「.........でっ、でも、桐藤ナギサにはシャーレの先生がついてる。今桐藤ナギサを殺せば......」

 

先生は、強い。

もしかすればと思い、『桐藤ナギサを殺せば怒りを買う』と言おうとするが____

 

 

「確かに奴は強い。だが、どうしても捨てきれない甘さが有る。アズサ、やはりお前が適役だ」

 

 

サオリは、私にやれと言っている

 

 

 

 

先生の優しさに漬け込んで、殺せと

 

 

「お前の実力は信頼している。上手くやれ、百合園セイアの時のように」

 

 

 

「.........わかった」

 

 

 

 

 

 

準備しておく

 

 

 

それだけ言って踵を_____

 

 

「アズサ」

 

 

 

 

返す前に、引き止められる

 

 

 

「忘れていないだろうな、『vanitas vanitatum』」

 

 

私たちの知っている、その言葉を

 

 

 

「......全てはただ、虚しいもの」

 

 

 

どんな努力も

 

 

 

「成功も」

 

 

失敗も

 

 

 

「......最終的に全て、無意味なだけ」

 

 

 

 

 

うんざりする

 

 

 

「一度だって忘れたことはない」

 

 

 

 

「......ああ。血迷って『ミコト』のようになるな」

 

 

 

 

彼女がいつも裏切りものに対して言う、『ミコト』という名前。

 

アリウスを裏切り、1人だけ逃げ延びた臆病者

 

 

それだけ伝えられている

 

 

「......わかった」

 

 

 

 

今度こそ踵を返し、先生の元に戻る

 

 

......『ミコト』は、勇気のある人だな

 

 

 

 

________________

 

 

 

 

「......虚しいだけだ。全て」

 

 

アズサが走り去る姿を眺めながらボソリとサオリは呟く

 

 

 

 

 

『虚しくなんかない。人生はもっと豊かで美しいですから』

 

 

 

「豊かな人生などありはしない」

 

 

 

『姫が育てた花。きっと来週には咲くはずです』

 

 

「そんなものに目を配る暇なんてない」

 

 

 

無表情で、読めない

 

だと言うのに、なぜそんなに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「綺麗なことばかり.........」

 

 

 

 

 




……いらない?


…いらないよねぇ〜(安堵)

じゃあ腹切るね⭐︎






……検討でもいいから欲しいって人は言ってください。
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