ドラゴンボールに憧れた男   作:JOJI

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仕事の都合で多分、ペース落ちますが頑張って書きますのでよろしくお願いします。



ハァッ☆

 

先日に続いてのはぐれ悪魔討伐ははぐれ悪魔が身を隠してしまったせいで時間がかかり、終わったのは夜頃になってしまった。1人で行くのではなくリアス達に手伝ってもらうべきだったな。そんなこんなで休日が明け、早朝にリアスに呼び出された。

 

「何の用だ、リアス?」

 

「貴方に知って欲しい、重要な事よ。貴方の友達の、兵藤一誠を訳あって悪魔に転生させたわ。」

 

「なんだと? 何故、転生させる前に話さなかった。」

 

「ごめんなさい、貴方に相談なく行ったのは緊急事態だったの…」

 

話を聞くとリアスが召喚された時には一誠は瀕死の重症を負っていたという、そこでリアスは悪魔に転生させる事で一誠を生き長らえさせたのだ。

 

「イッセーが…やったのは何処のどいつだ…!」

 

「まだ調査中よ、ごめんなさい。私の管轄区域でありながらこんな事に…」

 

「…チッ、まぁいい。起きた事はしょうがない事だ、犯人を見つけ次第俺に報告しろ。俺がこの手で粉々にしてやる。」

 

「ええ、分かったわ。それと、放課後に兵藤一誠をここに呼んで欲しいの。説明しないといけない事だらけだら」

 

「了解した。」

 

イッセーを殺しかけたクズは誰だ? そういえば、確か昨日一誠はデートに行くと言っていた。確か、相手は誰だったか…

 

 

 

「武露! お前、夕麻ちゃんの事覚えてるか!」

 

「夕麻? 誰だ、そいつは?」

 

夕麻…夕麻…いや、確かなんだったか。思い出した、イッセーが彼女にした奴の名前だ!

 

「くそ、お前もかよ。何も残ってないんだ、写真も連絡帳にもあいつらからの記憶からも!」

 

「まて、思い出したぞ。お前が告白されて付き合ったとかいう女のことか?」

 

「覚えていたか!」

 

「昨日、そいつと何をやった?」

 

「デートだ。俺が徹夜して考えたデートプランでな、カフェに映画館に行って最後は公園で…」

 

「公園で?」

 

「公園で…何かあったんだ。だけど、なんだったか思い出せない。気がついたらベッドの上でさ、そしたらみんな夕麻ちゃんのこと覚えてないんだ。長い夢でも見てたのかと思った。」

 

「安心しろ、俺は覚えている。一緒にそいつを探してやる」

 

「ホントか! ありがとう武露!」

 

そいつが必ず手がかりを持っているはずだ。もしくは、イッセーを殺しかけたクズか。どちらにしても1度締め上げて吐かせなければなるまい。

 

 

そこから俺達は午後の授業はサボって夕麻とやらを探しに行った。まず、夕麻が着ていた制服から学校を割り出して向かってみたが、天野夕麻という人物はいたが一誠が知っている天野夕麻とは別人だった。

 

そこから昨日のデートスポットを歩き回り気がついたら夕暮れ時だった。しまったな、放課後にリアスのところに連れていくのを忘れていた。イッセーの置かれている状況を説明するのも後回しにしていたし、1度リアスのところに行くか。

 

最後に来た場所である公園から移動しようと声をかけた時、第三者の声が響いた。

 

「こいつは驚いた。はぐれ悪魔と人間か」

 

「な、なんだお前!」

 

この気配、人間じゃないな。だが、悪魔では無い?

 

「ん? 貴様の特徴、昨日レイナーレ様が始末した小僧と特徴が似ている。貴様、兵藤一誠か?」

 

「な、なんで俺の名前を」

 

「そうか、悪魔になって無様に生きながらえていたか! 滑稽だな、またここで殺されに来たとは!」

 

「えっ!?」

 

そうほざくと、クズは背中から黒い翼を生やし光る槍を手から出す。この特徴、話に聞く堕天使というやつか。今のイッセーには天敵だな。それにしても

 

「おい、貴様。さっき、イッセーを始末とか言ったな。貴様が昨日イッセーを殺しかけたクズか?」

 

「なんだ? 人間、まだいたのか。この姿を見たからには貴様も生きては返さんぞ。恨むなら貴様の運命を恨むんだな。」

 

「おい、質問に応えろ」

 

「我が名はドーナシーク! この名を刻んで死ぬがいい!」

 

「話を、」

 

俺はクソカラスに近付き、バカみたいな吠え面をぶん殴って吹き飛ばす。

 

「聞け!」

 

「ブルゥアッハッ!?」

 

「えぇ!?」

 

アホ面さらして吹き飛んだドーナシークは呆然としたら顔で殴られた顔を抑え、俺を見ながら立ち上がる

 

「に、人間。貴様何者だ! こ、これほどの力を…まさか貴様も神器を!?」

 

「話を聞かん奴らだ。質問に応えろと言っている、イッセーを殺しかけたのは貴様か?」

 

「れ、レイナーレ様に報告しなければ!」

 

そういうと奴の足元から魔法陣が光りだしやつの姿が消えた。

 

「あいつ、絶対に殺してやる」

 

最後まで質問に答えないクズの顔を頭に刻みながら、呆然としているイッセーに振り返り。その後ろから紅い魔法陣が輝き出しその中からリアス達が姿を現した。

 

「遅いぞリアス。」

 

「ええ!? リアス先輩!?」

 

「ごめんなさい、あなた達を見張っていた使い魔の報告の後すぐに飛んできたつもりだったんだけど…出遅れたみたいね。」

 

「あらあら…」

 

「出番、なかった」

 

えっえっと俺とリアスを交互に見ながら状況が全く飲み込めず置いてけぼりのイッセーを見かねて

 

「とりあえず、場所を移そう。」

 

 

 

 

 

そして、場所をオカルト研究部に移しイッセーの現状を説明した。そして、その後に悪魔について説明し昨日の出来事を話した。

 

「状況は飲み込めたかしら?」

 

「いや、まぁはい。分からないことだらけですけど…」

 

「天野夕麻、彼女はおそらくさっき貴方達を襲った堕天使の1人よ。」

 

「え?」

 

「思い出せるかしら、昨日の最後の光景を」

 

「あ、あぁ…」

 

レイナーレに殺された記憶が蘇ったのだろう、苦痛に歪んだ顔をし俯くイッセー

 

「おい、リアス」

 

「あ、ごめんなさい。嫌な事を思い出させるようなことを言って…」

 

「いえ、大丈夫っす。思い出せました…確かに俺は夕麻ちゃんになんかされて死にかけてました…」

 

暗くなったイッセーを見かけて見ていられなくなった俺は、明るい話題を何とかひねり出そうとし思いついた事を言った。

 

「時にイッセー。お前はリアスの眷属悪魔になった訳だが…転生悪魔でも成り上がったらリアスのように眷属が持てるようになるらしいぞ」

 

「…眷属って今の俺みたいな?」

 

「そうだ。大抵の奴らはバランス重視やパワー重視などで眷属を作っているらしいが…中には女だけや男だけを眷属にしている奴もいるらしい…」

 

「女だけ…だと!?」

 

「そうだ」

 

そういうとイッセーの目に光と炎が宿りやる気に満ちた表情で

 

「リアス先輩! 俺、頑張りますっ!!」

 

「え、えぇ。これからよろしくね」

 

さすが、イッセー。清々しいほどに欲に忠実だ

 

 

 

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