ある日、リオンが一年の修学旅行で行った神社に足を運び。次行う祭りのお守りを全部買い占めにきたのである。
当然ながら寺院達は買い占めを拒否し、それでも諦めないリオンは無理矢理交渉しているところに
一人の黒髪幼女がリオンの前に現れ
「これはもうすぐ祭りを楽しみにしている者の分だ。それまでまてさもなくわーー」
「ーー悪いがお嬢ちゃん、俺に脅しは通用しない。それに金を払ってやるからここは見逃して」
呆れた幼女は首を横に振り、リオンの足元に魔法陣が浮かびあがった。
「な、なんだこの魔法陣は、おいこれはどいうことだ!」
必死に魔法陣を抜け出そうっとするも足が動かず、何やら身体に違和感が。
「お前は以前、祭りの品を強引に買い占めようした。だから次来た時には」
綴られる言葉とともに幼女が不気味な笑顔に、俺の身体が段々小さくなっていた。
「どうじゃ若返った気分は。お前の見た目じゃと10歳ぐらいか」
「……えっ」
俺の身体周りを見て、そして。
「な、なんじゃこりゃァァァァ!」
「あら、可愛らしいこと」
明らかに子供を見るかな様な目で俺を。
「ふざけるな!今すぐ俺を元に戻せ!」
「祭りが終わるまでダメじゃ」
「は、なんで!」
なんで祭りの後だ。今すぐ戻さないと俺の立場が……
「お前の噂はだいぶ聞いている。目的の為なら手段を取らない外道騎士がいると」
言い返す言葉がない。
「だから妾達はお主が無理矢理品を奪おうとしたら子供にしてやろうと」
ぐぬぬ。絶対あとで覚えていろよ。
「まぁそれまではその姿で己を見つめ治したら」
♦︎
その後学園に戻りアンジェ達に方の端末を話すと
「どう考えてもリオンの自業自得だ」
ぐぅの根もでねぇ。
『しばらくの間マスターはアンジェリカ達の保護者と言うことで』
「おい、何勝手に言い出すんだ!俺は子供じゃないんだぞ」
『いえ、どっからどう見ても10歳の子供しか見えませんマスター』
ルクシオンの正論ももっともだ。
『それに成人と認められるのは15歳からですので今のマスターは保護者同伴が義務付けられます』
「でもなんでアンジェ達な訳?悪いが俺のことは俺でーー」
「ーーリオンさん!」
急にリビアが声を出し、頬を膨らまし人差し指で
「メッ!」
何故かかわいい。
「ダメですリオンさん。たとえルク君がいてもちゃんとした大人がいないと」
ぐぬぬ。リビアがこうまで言い。
「そうだぞバカ者。たとえ子供姿になろうと私はリオンの保護者で……妻だから」
最後の方良く聞き取れなかった。
「だけど俺は侯爵で騎士なんだぞ。保護者なんて」
「あぁ、はいはい。リオンはご立派ですね」
軽く受け流すノエル。
「でも今だけはお姉ちゃんが守ってあ・げ・る」
小悪魔な笑みで俺を抱きしめる。
『子供の姿になれて、よかったですねマスター』
その後、俺は3人の保護者と言う理由で学園寮にいてもいいと。しかも女子寮でアンジェ達と風呂入ったりして、四人同じベットで川の字になって寝た。
最初はドキドキして眠れなかったけれど、アンジェ、リビア、ノエル達の甘い香りで眠ってしまう。
♦︎
リオン達が寝ている好きにルクシオンとクレアーレが何枚も写真を撮っており。
次の日すぐさまクレアーレは共和国に行った。
♦︎
ラウルト家に現れたクレアーレがルイーゼに
「届け物です。中身はプリティーでかわいいマスターです」
事情を聞いたらノエル達がリオンの保護者となっており。
「……本当ですの?リオン君が子供に」
『えぇ勿論。しかしマスターも災難ねぇ。でも日頃の行いが祟ったから仕方ないか』
その割には機嫌良さそうに見えたが。しかし
『じゃあ私はこれで失礼』
「お待ち」
『はい?』
リオン君が子供なのはまだ良いでも……
「私も一緒に連れてって。私もリオン君の保護者に!」
だって私は……お姉ちゃんだから!