膣○射精したらデバフを回復させるチートを貰った転生者のお話 作:一般紳士
追伸:2025/01/24 21:18
日間透明1位……だと?今から続き書きます。数日待っててクレメンス
「クソッ……また、間に合わなかったのか」
痴漢、ヤク漬け、NTR、監禁調教、etcetc……そして、それらの果てにある快楽堕ち。性癖の坩堝と呼ばれる令和の現代日本では、もはや創作物のド定番とまでなったジャンルの数々の総称は"陵辱"。きっと、これらについて記された性なる書物にお世話となった紳士の方々は数多くいることだろう。かくいう、俺こと『
美女美少女達が、自分達が今までの人生で感じたこともない新たな快楽に抗い、堪え、墜ちてたまるかと涙目で叫ぶも、抵抗空しく未知の快楽に敢えなく陥落するシーンには、俺の股下にて鎮座なされる我が殿下は荒ぶる神がごとく天空へ向けていきり立ち、飢えた獣の口から溢れ出る涎がごとく亀さんの頭のお口からびゅーびゅーと白い唾液を撒き散らしたものだ。
「ぁ……ぇへ……もっとぉ…♡
だが、それも創作物だからこそである。それが現実になったら、『女の子を不幸にするとかあり得ないんですけどぉ』の一言に尽きるであろう。そして、俺の前には両腕と首が壁から伸びた鎖で繋がれて逃げられないように拘束され、両脚は足を閉じられないようにか両足首と膝裏を鉄パイプの両端に縄で縛られ、所謂M字開脚のまま放置され、地面に座り込む銀髪の美少女がいた。……女の子を不幸にするとかあり得ないんですけどぉ。
魔法少女だったのであろうフリルがあしらわれたかわいらしい服は破かれ、顔や服に肌、髪、そして局部に乾燥した白いナニかがこびりついていた。更に、局部には放置される時に付けられたのだろう機械がウィンウィンと無機質な駆動音と微かな水音を響かせながら震えている。
きっと涙も枯らしてしまったのであろう、暴れたせいで取れたのか目隠しがズレて露になった右目の下は赤く腫れており、光を写さない虚ろな目をして虚空に向かって掠れた声で譫言のように呟き続ける少女。何度も何度も画面の中で見て、荒ぶる殿下を両手で抱き締めて鎮めてきた光景。だが、現実にそれを見たところで、我が殿下は萎みきり、俺の胸の中は溢れ出るリビドーなど欠片たりとも存在せず、間に合わなかった後悔と無力感で唇を強く噛むことしか出来なかった。見ていて、とても痛々しかった。
「……本当に糞ったれな世界だな」
少女を拘束する鎖や縄、今も彼女を攻め立てる攻め具を、手に持ったナイフで破壊する。支えを失って倒れそうになっている少女を、俺は倒れないように抱き止めた。その時に、俺が着ていた上着を肩に掛けて身体を隠しつつ、極力身体に直接触らないように気を付ける。プシュっと音がした。
「んぁっ……♡」
「……チッ」
俺は俗に言う転生者である。それも、なろう系とか言われる最強系のチート転生者に分類されてしまうだろう。飽くまで客観的視点で以ての判断であって、俺自身が彼らと同じ領域にいるなんて、傲慢なことは死んでも認めたくはないし、口が裂けても言うつもりはないが。
転生先であるこの世界は、時代的にはよくある中世ヨーロッパなんかではなく、現代日本に近い。いや、分からん。だって、京都は何かリアル陰陽師とか退魔士とか妖怪みたいなのもいるし。ヨーロッパの方も何か凄いらしいし……。
と言うのも、この世界は所謂エロ漫画の世界なのだ。しかも、何のタイトルとか決まっていない。いわゆるクロスオーバーに近い。エロ漫画のクロスオーバーとはなんなんだ……。
目の前にいる少女が魔法少女であるように、この世界には魔法少女がいる。勿論、魔法少女の敵となる怪人もいる。テレビなんかでよく見るそいつらの戦いの映像(魔法少女敗北後も放映するクソ番組)のせいで、俺も最初はこの世界を我ら大きいお友達が大好きな、怪人による魔法少女の調教ものかと思っていた。
でも違った。この世界では、一度女の子が森に入れば、知らぬ間に触手やらゴブリンっぽい奴らが出てきてジュポジュポパコパコ。洞窟やら廃坑に入れば、実はエロトラップダンジョンで、色んなギミックが襲い掛かり、男であればTSさせられて男女仲良くモンスターによってアンアンズッコンバッコン。淫魔や夢魔、妖怪なんかもいて、気付いた頃には男根や女性器から精気を搾り取ろうとシコシコパンパン。
感度倍の媚薬なんて当たり前のように薬局にて500円玉ワンコインで売られてるし、大人の玩具はコンビニやスーパー、100均で安いものでは150円。デカくてエッグい形して、AI搭載で数十の振動パターンのある高そうなディル○も数千円ほどの値段で売られてる。何なら、TS薬もブラックマーケットで高額出品されていたりする。
そんな中でも、特にエグいのはこの現代世界にもエルフやら獣人がいることだろう。いや、出来たとでも言えばいいだろうか。10年くらい前までは、エルフや獣人は前世と同じく架空の存在だったが、とある
まぁ、何が言いたいのかと言うとだ。
――この世界は、エロを糧に技術力が前世を遥かに凌駕しているクソッタレな世界なのだ。
例を挙げると、
「瞬さま。
なんて、このアホみたいな世界に対して考えていたら、俺の背後から声を掛けられる。推定魔法少女を背中に背負ってから後ろを振り返ると、そこにはフード付きの黒い外套を纏い、顔をフードで隠した小柄な少女がいた。まぁ、早い話俺の連れで仲間だ。
「亜利砂か。よく戻った。他の二人は?」
「むぅ……その名前は捨てたって言ったじゃないですか。今はアリシアです。瑠花と日菜は先行して退路の確保をしています」
頬を膨らませて、フードの奥から睨み付ける蒼い双眸が俺の顔に突き刺さる。この少女は
亜利砂……いや、アリシアは菜花研究所とか言う日本どころか世界的にも権威のある糞デカイ研究所の所長の娘でもある。彼女の父親である所長は、滅茶苦茶頭が良く、先述したTS薬を作ったのがこの所長だ。他にも、どこぞの退魔忍よろしく感度3000倍の薬を開発したり、『全身まるごとこれ一台で開発可能。気になるあの子に使って性奴隷に墜としちゃおう♪』とか言う意味分からんキャッチフレーズの機械を開発したりと、天才なのに天災がごとき発明を繰り返すのが彼女の父親である。
そして、挙げ句の果てには何をとち狂ったのか、自分の娘をエルフにして、更には自分の嫁にしようとする始末。しかも、感度3000倍の薬はアリシアの為に使うつもりで作ったとか言うものだから、もはや手に負えないバカである。天才なのに勿体無い。
因みに、アリシアはエルフにさせられて、多少性感帯が敏感になった程度で済んでいる。大体、10倍くらいとか言ってたか?いきなり3000倍にすると頭がパーになるから救出時点では実施されていなかったらしい。それでもアリシアの状態はヤバいが、まだ10倍かつ性感帯だけな分マシなのだ。最初から自我もしっかりしてたしな。
まぁ、確実にこれ以上にヤバいのが、俺が背負っているこのいか臭い推定魔法少女ちゃんである。精神がぶっ壊れかけているのはさっきの譫言からも分かるだろうし、実は俺の上着を掛けた時に身体が反応して潮を吹いたのだ。こんな小さな女の子にやらせることじゃないだろ、エグいって……。
「この子が魔法少女ピュアホワイト……まだこんなに小さいのに可哀想……」
アリシアが俺の背中でいつの間にか眠っていた少女の頭を優しく撫でる。なお、アリシアの細く白い指はカピカピがこびりついて束になった髪に引っ掛かってしまい、アリシアは思いっきり顔をしかめて俺の服に指先を擦り付けてくる。本当にやめてくれ、女の子のならともかくキモい男の体液とかばっちぃ。いや、女の子のも嫌ではあるが。
「つうか、この子本当に魔法少女だったのな」
「私、ここに来る前に言いましたよね?」
「……そ、そうだったか?」
忘れてた、いや、早く助けに行かないとと焦って聞いてなかった。アリシアのジト目が痛いぜ。そして、俺がすまんと謝れば、『全く、しっかりしてください』とやれやれ感を出しながらも詳しいことを教えてくれた。
アリシア曰く、このいか臭い魔法少女ちゃんことピュアホワイト――正確には魔法少女ピュア☆ホワイトらしい――が行方不明になったのは、大体2週間前なのだそうな。何でも、怪人との戦闘で民間人(女性)を人質に取られたことで、人質を解放する代わりとして捕まったようなのだ。めっちゃ良い子。
そんな良い子が、一体どんなことをさせられたのかは余り考えたくない。が、アリシアの声音から判断するに大分えげつない調教を施されたっぽい。許せないっすわ、この組織壊滅させてやろうか。今さっき壊滅させたんだったな。
余談だが、ピュアホワイトが代わりとなった元人質ちゃんは、この施設の地下牢で悪の組織の構成員の慰み物にされているのを、うちの連中が見つけていたらしい。後でピュアホワイトの目の前でその人質をじっくりねっとりと調教しながら犯す予定もあったとか……。本当にクソッタレな世界なのだ、ここは。人の心とかないんか?
「こんな、か弱い年頃の女の子にやっていい仕打ちじゃねぇだろうが」
「んぅ……おれは…おとこ、だ…」
「……ッ!」
俺のか弱い女の子と言う言葉に反応したのか、俺の背中の上で身体を強ばらせながら、自分は男であると小さく言ったピュアホワイト。
…………戯れ言と断定するのは簡単だが、この状態で言う訳がない。無意識で言ったんだろうし……。つまり、ただの魔法少女かと思ったら、TS魔法少女だったのだ。これだけヤられてたら、もう変身解いても男に戻れないんじゃないか?余りにも、惨すぎんだろうが……!
「……チッ、やるせねぇな。本当に」
「……そう、ですね」
こうして助けられなかった子を見る度に思い知る。本当に終わってる世界だ。女は食い物にされ消耗品扱いで、男が女よりマシなのかと思えば、ピュアホワイトみたいに性転換させられて、あっさりと堕ちるところまで堕ちちまう。
俺が助けようにも何時も手遅れで、アリシアみたいに正気を保ったまま助けられるなんてのは30人に1人いたら上々。何の改造も性被害にもあっていないまま助けられたなんてことは、今までで一度たりともない。
何がチート転生者だ。本物のチート転生者なら全員まるっと救ってそれで終わりのハッピーエンドになるはずだ。子ども一人すら満足に救えない俺が最強?チート?笑わせてくれる、傲慢にも程があるだろ。本当に、俺もこの世界も下らないな。
「瞬さま?」
「……いや、何でもない、行くぞアリシア。瑠花達と合流して屋敷に帰る」
「……分かりました、瞬さま」
アリシアを伴って、この施設から脱出するために歩き出す。他の二人がこの施設を落としたらしいが、それでも警戒は怠らない。もしかしたら、残党がいるかもしれないからな。
「おい!こっちに女がいるぞっ!!」
「何だと!?……って、おい、男もいるじゃねぇか」
「ん?男の背にいるのは、あの可愛い可愛い魔法少女ちゃんじゃねぇかぁ?」
こんな感じにな……。多分、コイツらとうちの連中は遭遇しなかったんだろう。もし、うちの連中が遭遇していたのなら、コイツらからこんな呑気な言葉は出てこない筈だ。
「三人か……まぁ、いい。アリシア、一人頼む」
「……了解」
俺の言葉に吹雪すら生温いほどに冷たい声音で答えるアリシア。そう、アリシアが滅茶不機嫌になった。こういう手合いは本当に嫌いだからなぁ。それは俺にも言えることではあるが、アリシア達は元被害者である分俺なんかよりも数十倍はコイツらが嫌いだろうな。ま、インガオホーだと思ってイってくれ。
「んじゃ――」
俺は右手をこの組織の一員であろう、全身黒タイツに向けて魔力を練る。アリシアもまた、全身に漲るエルフ故の膨大な魔力を更に濃縮、練成する。
「――手早く終わらせて、二人と合流をしな……」
「ヤメロォォォオオオオッ!!」
「ぐぇっ……ちょ、やめ、首、締ま……ガッゴッ…」
「し、瞬さま!?」
いざ、目の前の黒タイツに魔法をぶっ放そうと、練り上げた魔力を解放しようとしたと同時に、ピュアホワイトが俺の首をギュッと締め付けながら暴れるように叫び始めた。身動ぐように身体を暴れさせて、俺の首に回していた両腕の爪を突き立てて、俺の首の薄皮が破れて血が滲む。
「ヤメロッ!俺は男だッ!女なんかじゃないッッ!!」
「おま、落ち着け!大丈夫だ、アイツらは俺達が何とかする…コッ…からッ!」
よっぽど疲弊しているのだろう、俺の背中で暴れても力は全く入っていない弱々しいもので、俺の左手だけで支えるには充分でピュアホワイトの身体が俺から離れることはなかった。まぁ、立てられた爪が喰い込んで痛いし、首絞まって息できないけど。
言うまでもなく凄く邪魔で、全身タイツに照準が合わせられなくて魔法が打てない。奴らがトラウマなのは理解してるから怒りはしないが。と言うか、俺が彼女……いや、彼を助けに来るのがもっと早ければ、ここまでにはならなかっただろうから、彼に文句を言う資格なんて俺にはない。俺は全身タイツに向けていた右手をピュアホワイトの方へと回し、おんぶから抱っこへと体勢を変えて頭を優しく撫でる。この際、白いカピカピなんざ気にしてられない。不快ではあるが。
「大丈夫、大丈夫だ、落ち着け。お前の前に敵はいない。アリシア、頼む」
「了解……《
俺はピュアホワイトを宥めることに集中するために、申し訳なく思いつつアリシアに全身タイツの相手を任せる。
「ギャハハ!あいつ泣きわめいてやギャッ」
「ブハハ!このままアイツをぶち犯してやらブフォッ」
「おうよ!やっちまうぞおグォゥ」
まぁ、任せるとは言っても風を纏ったアリシアに勝てるやつなんて、そう多くないんだが。俺が持ってるものと同じナイフで首を掻き切られて瞬殺である。
「助かった、アリシア」
「これくらいならば、いくらでもやりますよ」
俺が暴れるピュアホワイトを抑えながら、怪人を制圧したアリシアへ礼を言う。アリシアは、今しがた命を奪ったとは到底思えないほど柔らかい笑みを見せる。
……この世界では、怪人≠人間ではあるのだが、それでも怪人は元人間である。故に、俺は彼女に……いや、彼女達に人殺しをさせてしまったこと。何よりも命を奪っても何も感じなくなるほどに慣れさせてしまったことを俺は後悔している。だから、俺は……俺だけは……彼女達と共にありたい。
「いつもありがとうな、アリシア」
俺は、落ち着いたのか再び眠りに着いたピュアホワイトから右手を離して、軽く魔法で右手を浄化してからアリシアの頭に乗せて撫でる。優しく、大切に、割れ物を扱うかのように。日頃の感謝を込めて。
「んっ……くすぐったいですよ、瞬さま。それと、礼など言われなくとも、私達は貴方と共にあります。この命尽きる、その日まで」
「ハハハ……重いな。……こっちこそ、お前達が死ぬまで見届けてやるよ」
「えぇ……私達なんかよりも瞬さまの方が重いじゃないですか」
「そうかもな」
当然だ。何せ、俺みたいな下水よりも尚汚い下劣な思考をした屑男に付いてきてくれるのは、この世界で彼女達だけなのだから。