第一実験旅団inキヴォトス   作:シベリアのハスキー

1 / 18
ちょっと前からブルーアーカイブを始めたんですけど、なんかやってたら二次創作を書きたくなったので書き始めました。本編は一応Vol.1の第二章まで進めましたが、もしかしたらどこか間違ってるかもなのでご指摘ください。自衛隊とかの知識もよわよわなのでどこか間違っていたらこちらもご指摘ください。

犬の少女の方も進めないといけないけど...正直どっち優先的に更新するかは主の気分です。ただ一話当たりの労力はこっちの方が高そうだし、こっちの方が更新頻度は遅いかも?あとシンプルに犬の少女とは書く書式?というか書き方をちょっと変えたりしているので書きにくかったり...
とりあえず、更新頻度は大分遅い&不定期ということだけ理解してもらえればと思います。それでは、主はここらへんでおさらば。









転移するちょっと前からのお話

~20XX年 日本のとある山奥の基地~

 

「いや~、この前使った兵器やばくなかった?」

「ああ、あれか?あのクソでかスナイパーライフルか?」

「そうそうそれそれ!マジで打ったとき反動で死ぬかと思った」

「発案者と開発者はマジで何考えてんだか。戦車の装甲を真正面から抜けるスナイパーなんて、歩兵が使うとしたら反動であの世行きになると思わないのか、って話だよな」

「そもそも戦車の正面装甲をなんでスナイパーで打ち抜こうと思ったんだ...?」

「浪漫じゃね?」

「浪漫か」

 

通路で兵士二人が楽しそうに談笑をしている。話している内容はなかなかにぶっ飛んでいるが。そこへある一人の男がやってくる。

 

「よおお前ら。こんなところで立ち話か」

「おっ、吉田じゃん。試運転終わったのか?」

「ああ終わったぞ、ただ実用に値する兵器じゃなかったわ」

「そうだったのか?えーっと...試製410mm自走砲だっけ、お前が担当したのは」

「そうだな、あとそれで使用する砲弾もだ」

「ええー...良いじゃないか410mm自走砲。威力は正義だぜ?」

「いやいや、威力は良いとして、遅いわ重いわ取り回しも悪いわで機動面は最悪。あんなの実践投入したらお荷物確定だわ」

「ちぇ、俺的にはありだと思うけどな」

「 一 回 操 縦 し て み ろ 」

「そんな悪いのかよ...」

 

男は二人に加わって、会話はさらに盛り上がる。話していることはやはりぶっ飛んでいるままだが...

まあ、彼らの話は一旦別にして、彼らの所属についてだけお話をしておこう。

この基地で勤務しているのは“第一実験旅団”と兵器の開発者、あとはその他たくさんの関係者である。第一実験旅団とは、ここでは詳しく言わないが簡単に言うと、「新規開発銃火器・兵器又は改造・改良銃火器・兵器の試験運用及びに実践運用を担当し、それらの銃火器・兵器の評価を行う部隊」である。要するに名前の通りと言うことだ。

第一実験旅団の隷下部隊は、

第一試験普通科連隊

第二試験普通科連隊

第一試験特科隊

第一試験戦車隊

第一試験後方支援隊

第一試験高射特科隊

第一試験飛行隊

第一試験偵察隊

第一試験施設隊

第一試験通信隊

第一試験特殊武器防護隊

第一試験特殊兵器隊

となっていて、それぞれ別々の銃火器・兵器の試験運用・実践運用を行っている。

とまあ解説はこれぐらいにして、三人の会話に戻ろう。

 

「で、お前らの方はどうだったんだ?ほら、あの40mm対戦車ライフル」

「反動でかすぎて使用者が死にかねんから実用に値せずで報告出しといた」

「だろうな」

 

そう言った後に、男は二人へ「それじゃ、俺は410mmのお荷物の報告書を書かないといけないとなんで」と言ってその場を去っていった。ちなみに彼の名前は吉田(よしだ)広西(こうせい)、第一試験特科隊の隊長の二等陸佐だ。...なに?なら何で隊長自ら試験運用しているのかって?...そういう人なんだろう。

 

「そうか、頑張って書いて来いよ」

「じゃ、俺たちはそろそろ飯でも食いに行くか」

「まだはええよバカ」

 

二人だけになって、片方が飯に食いに行こうとして、それにもう片方が突っ込みを入れる。...言っておくと飯を食いに行こうとしたのは吉原(よしわら)大吾(だいご)一等陸佐、第一試験戦車隊の隊長であり、突っ込んだのは峯井(みねい)健介(けんすけ)二等陸佐、第一実験普通科連隊の隊長である。...地味にさっき三人が集まっていた状況というのは、部隊の隊員としてはなかなかに壮観な光景だったのだ。

 

「えー...だってどうするよ、もう仕事は終わっちまったしよ」

「うーん...それはそうだが」

「...そうだ!見回りでも行くか?」

「...そうするか」

 

そうして基地内の見回りを始める吉原と峯井。道中で出会った隊員は二人に向けて敬礼をする。それに対して二人は「敬礼なんていいのに...」とか「仕事あとちょっと?頑張ってね!」などの言葉を隊員にかけている。

それを30分ほど続けていると...

 

 

 

ピカッ!!

 

 

 

突然視界が真っ白な閃光に奪われる。

 

「うわっ!!」

「ぐっ!?なんだこりゃ!?」

 

突然のことに、二人は目を腕で保護するので精一杯だった。三秒ほどが経って光が収まると、二人はゆっくりと目を開ける。

 

「一体何が起こって...っ!?」

 

光が発生したとき、二人は通路を歩いていた。このとき窓側に居た吉原は、目を開けた瞬間窓の外の光景が良く見えるようになっており、窓の外の光景を見た吉原は驚きで言葉が出なくなった。

 

「無事か!?吉原!!」

「...!!ああ、俺は大丈夫だ」

「そうか...なら良かった...」

「...だが、これは...」

「?窓の外がどうかしたの...は?...はあ!?」

 

峯井も吉原の様子を見て、窓の外を見ると、驚きでそれしか言えなくなってしまう。まあ、無理もないだろう。いつもなら緑一色の広大な山々が窓の外を彩ってくれているのだが、そこには木なんて一つもなく、一面砂、砂、砂の砂漠になっていたのだから...

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。