・ ライラ・レシャップ(『OBSOLETE』より)
欧州連合に亡命したアフリカ系の軍人。元は南アフリカ出身で親ブリタニア系の父の下で育ったが、媚びを売りながら守るべき国民を見て見ぬふりを続ける父に愛想を尽かし、父が進めたブリタニア人用の学校を自主退学。その後、革命前のユーロピアに亡命するとともにユーロピア軍の陸軍士官学校に入学。
ある程度の学力で切り抜け、実績を重ねた後に祖国を救うために何が出来るかを模索していたが、その頃にアドルフ・ゲッペルスが主導していたユーロピア第二次革命に遭遇。
その光景に圧倒され、新時代の到来を予見した。
軍と軍学校の再編と規律の叩き直しがあったことを知った彼は再度陸軍士官学校にさらに再入学し、優秀な成績を収め、再入学前は亡命者であることやユーロピア人ではなかったからという差別的な理由で少佐止まりであった彼はすぐに大佐に昇進。
ライン要塞防衛戦では優秀な戦績を収め続け、少将に昇格。
総統府主導のアフリカを欧州連合から分離独立させる計画を知った際には、自ら総統府に乗り込んで直談判。
祖国を救い、真の自立を目指すという祖国愛からアフリカ連合設立に際して代表に就任することになった。
東京にて行われることとなった和平交渉。
これには日本皇国の意思決定陣である首脳部や天皇陛下御自らご出席なされることとなった。
欧州連合からはアドルフ・ゲッペルスと鉄血宰相のビスマルク、軍の首脳部や欧州連合加盟国の中で上位にあるブリテン政府・ロシア政府・イタリア政府・オランダ政府・ウクライナ政府・ベラルーシ政府・ポーランド政府・フィンランド政府等からも何人かが参加している。
※ちなみに首席国であるドイツ代表はゲッペルス自身である。
ん?超合衆国??
最初っから呼ばれてません。
※そのせいで、中華合衆国・日本合衆国、そして中央アジアのいくつかの国との講和が結べない状況であるのは言うまでもない‥‥。
中東諸国はジルクスタン王国を除いた各国の間において、いつの間にか中東連合という国家共同体を構築。
アフリカも欧州連合の支援の下ではあるが、各国・各民族の独立を行うとともにアフリカ連合を設立予定であったりする。
※アフリカ連合の代表はレシャップという元軍人の人物が予定されている。
しかし、この会談に際して日本皇国情報省と軍の技術部から各国代表にあるものが渡された。
会場控室
「これが?」
「はい、カラーコンタクトです。これでギアスを防げるかと…(-_-)」
ゆかりは現天皇である煌武院悠陽に技術部が開発した特殊なカラーコンタンクトを渡していた。
これはギアス教団の拠点にて押収した資料や保護した被験者たちのうち目を覚ました二名から聞き出した内容から、ルルーシュ皇帝のギアスを予測した情報省が技術部に要請して開発した洗脳ギアス防御用のカラーコンタクトである。
流石に和平交渉の場でギアスを用いるとは思えないが、万が一と言うこともある。
悠陽の他にもアドルフ・ゲッペルス以下、欧州連合の要人たちや関係官僚などにも着用を義務付けられることが暗黙の要請になっていた。
というかそもそもの話、原作にて行われた壁越しでの会談は外交上のマナーでは論外中の論外なのだ。
あんなことをすれば物事を動かす際に体のいい理由にされかねない。
※というか原作ではものの見事にルルーシュ皇帝に利用されたし。
「それで先方の側近は誰でしたか?」
「はい。真に信頼できる側近と言うのはルルーシュ皇帝にはやはり少ないようです。ジェレミア・ゴットバルトは予想していましたが、まさか我が国において印象が最悪の枢木スザクを連れてくるとは思ってませんでした」
「‥‥そうですか」
ゆかりの報告に悠陽は顔を顰めたが外交の場であるからという理由で割り切った。
如何にわが日本において最重要戦犯指定がされていようとも、交渉相手国の国家元首の側近。
外交の場で交渉云々を無視してまで拘束する意義はない。
どんなに気に入らない相手がいるとしても交渉の場でマナーを犯して不利になるのは避けたい。
悠陽は外交上の判断というので割り切ることにしたのだ。
第一回和平交渉 会議場
和平会談の為に用意された施設は、トウキョウ租界にあり、損傷も少なかったアッシュフォード学園が使用された。
とはいえ、流石に学生を敷地内に入れたまま会議を行うわけにも行かないし、如何にブリタニア人であるとはいえ民間人の被爆の可能性を懸念する声があったことから、行われる予定だった被爆検査を行うと言いくるめて全生徒・職員を敷地外に引っ張り出して使用することになった。
※施設科&東北財閥傘下の土建会社一同『新しい施設を作れ?無茶を言うな!ただでさえ、港湾部の復興を優先していた上に、復興計画『バビロンプロジェクト』だけでも手一杯なんだぞ!?何回かしか使わない会議の為の建物なんか数日で作れるか!?』
「初めまして、天皇陛下。そして欧州連合初代総統閣下」
「‥‥ありがとうございます。ルルーシュ皇帝」
「同じく、ありがとうございます。ルルーシュ皇帝」
悠陽とゲッペルスは、ルルーシュからかけられた多少上から目線である挨拶に内心警戒しつつ、挨拶を返した。
そして会議が始まった。
まずは、ヘラクレスの再編問題について話し合った。
ルルーシュ曰く、ヘラクレスの結成の際にシュナイゼルが介入しやすいような組織構造にするようにあれこれ細工していたそうで、再編後には彼ら自身が独自の判断で行動していた自由裁量権に関しては誰が見ても悪い状況であれば介入を認める形でまとめることになった。
次に講和条約については、両国の正式な国家承認を神聖ブリタニア帝国が行うとともに両国を正当政府として承認する。その代わりに両国もルルーシュ皇帝率いる政府を神聖ブリタニア帝国の正統政府として認めることで和平を行うということになった。
とはいえ、シュナイゼル派や反ルルーシュ皇帝派の存在がある関係から条約の細部(領土問題など)は何度も対話を重ねるということで先送りにされた。
しかし、ルルーシュ皇帝はヘラクレスの上層部や超合衆国との直接対話と超合衆国への参入を計画していたらしく、その会議の場を東京に指定した。
流石に困ると言ったが、聞かなかったためにその準備にも追われることとなった。
次回 宇宙艦隊・機動要塞群 完成
あとちょっとで、ゴジラや核を餌にする二体の怪獣も出てきますよ~♪