スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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ついに百話に到達しました!


ここまでご愛読ありがとうございます!!



G-20さんからのご提案と磐梯山さんからのご提案を今回は一部採用させていただきました!



それとゲオザークさんのご提案も採用させていただいております!!


次回はゴジラかな?


第百話

欧州連合と日本皇国の宇宙艦隊創設から一週間後、

 

 

 

二つの来訪者が現れた。

 

 

一つは北海道上空に‥‥

 

 

 

『うわぁああああ!?一体どうしたらいいの~!?』

 

 

『泣き叫んでないでもっと操縦桿を引きなさいよ!!』

 

 

突如出現した超大型の飛行物体。

 

 

別世界では『P-1112 アイガイオン』

 

 

と呼ばれていた超兵器だ。

 

 

 

その操縦室では二人の少女が必死に操縦桿を引き上げていた。

 

 

 

その二人の名前は『小春六花』と『夏色花梨』である。

 

 

 

「『千冬』!そこのエンジン計器はどうなってんの!?」

 

 

「はい!一応ですが、異常は見られません!ですが、私もこの計器や表示は初めてですから正しいかどうか‥‥!!」

 

 

そう言いながらエンジン計器を見ているのは二人の友人の『花隈千冬』である。

 

 

 

「『雪さん』!あなたの方はどう!?こっちは姿勢維持で手一杯なのだけど!?」

 

 

『無理だよ!?忍びの村で育った私と言えども見たこともない計器を動かしてシステム復旧なんて!??』

 

 

「無茶でもやんのよ!!」

 

 

この四人は元々、友人同士で飛行機で旅行に行っていたのだが、突然この超兵器のコックピットに転移しており、おまけにアイガイオンが墜落しそうになっていたために慌てて操縦していたのだ。

 

 

姿勢制御装置がシャットダウンされていたために、雪さんが直そうと奮闘していたが、彼女は妖術や忍術は使えてもシステム系はからっきしであったためにどうにもできなかった。

 

 

 

「『IA』ちゃん!『ONE』ちゃん!そっちは!?」

 

 

 

『無理だね~。武装システムのうち半分は再稼働できたけど、燃料自体も少ないみたいだし~』

 

 

『ちょっとIA姉!この緊急事態にだらけないで!!』

 

 

さらに同じく転移していたアイドルの『IA』『ONE』の姉妹もシステム復旧を手伝っていたが、そもそもそこまで機械に詳しくないので、上手く行っていなかった。

 

 

 

「くっ!!もう少し‥‥!あの沿岸まで持ちなさい~~~~~~~~!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

花梨は必死にアイガイオンの機首を引き上げ続け、何とか不時着水した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後にアイガイオンは洋上哨戒中だった日本皇国海軍のアドミラル・ゴルシコフ級フリゲートとステレグシュチイ級フリゲート、リデル級原子力駆逐艦に発見され、輸送艦おおすみに便乗していた『S.H.A.R.K.S』と『404小隊』に彼女たちは救出された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、視点を一旦神聖ブリタニア帝国本土に移そう。

 

 

 

 

 

 

ロスアラモスにあったフレイヤ製造施設。

 

 

 

この地は日本皇国(三大レジスタンス連合)による報復核攻撃によって誘爆したフレイヤの威力もあって残留放射線と空間が不安定になっていた。

 

 

 

この地にシュナイゼル派の貴族がフレイヤを回収して自らの戦力にしようと捜索隊を独断で送り込んだのだ。

 

 

 

 

 

 

確かに誘爆に巻き込まれなかったフレイヤはあった。

 

 

 

 

しかし、傭兵を中心にした捜索隊は放射線の危険性は無論のことであるが、フレイヤが何なのかすら伝えられていなかったことが悪い方向に動いた。

 

 

 

フレイヤを運搬中に落してしまい、大爆発を起こしてしまったのだ。

 

 

 

これによって捜索隊は全滅した。

 

 

 

 

 

 

ここまでなら傲慢な貴族の悪だくみに巻き込まれた捜索隊とその傭兵たちの自業自得であったが、この爆発が不安定化していた空間に大穴を開けてしまった。

 

 

 

 

 

 

それによってある二匹の怪獣がこの世界に侵入してきた。

 

 

 

 

 

 

ある世界では『MUTO』と呼ばれていた放射線を食らう怪獣の夫婦であったのだ。

 

 

 

この二体の雄と雌は元々居た世界にて巣作りの直前であったが、フレイヤの起爆によって生じた大型パンドラゲートから感じた大量の放射線を受けて巣作りに向いているとわざわざやって来たのだ。

 

 

 

 

二体は未だ滞留していた放射線を吸収しながら近場に転がっていたフレイヤを核物質部分だけ食らっていた。

 

 

 

 

しかし、巣作りに夢中になっている間にパンドラゲートが消滅。

 

 

帰る手段を失ってしまった。

 

 

 

 

 

その場の放射線や放射性物質を捕食しきった二体が気づくのは数時間後であったが、巣作りにはさらに放射線が必要。

 

 

 

仕方なく雄は翼を使い、放射線濃度が高いエリアを探しに行き、雌はロスアラモスの地から移動を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに宇宙空間に一隻の恒星間移民船がワープアウトしてきた。

 

 

 

 

 

 

この宇宙船の名は『アラトラム号』

 

 

 

 

足立レイこと『メカゴジラシティ』の中枢ともいえる『メカゴジラ』とも因縁のある宇宙船であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そのことを感じ取ったレイはどうするべきか大いに悩んでいた。

 

 

 

かつての自己思考が出来なかった頃であれば、アラトラム号に乗っているある種族の命令を即座に聞く体制を取っていたであろうが、今の彼女は日本民族解放戦線や日本皇国の面々との交流で完全自立思考を獲得していた。

 

 

 

かつて、自身を作成したものの自身を道具としか扱わなかった製作者と自身を対等に扱ってくれた者達。

 

 

 

どちらを優先するべきか‥‥。

 

 

 

 

AIらしからぬ疑問にレイは大いに悩んでいた。

 

 

 

 

現在、日本皇国は先に北海道沖に不時着水した空中空母への救助と調査、さらには今の今まで放置していた神聖ミスルギ皇国への対処を行おうとしていた。

 

 

 

 

こんな時に面倒ごとを持ち込むのもどうかと思ったのか、レイは結論を先延ばしすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、この二体の怪獣とアラトラム号の出現が、この世界において『怪獣大戦争』が勃発する発端となるとは誰も思わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<グルルルルルルルルルルルルルルルルル‥‥!>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある怪獣を目覚めさせることとなったのだから‥‥‥‥‥‥!!!




次回 レイとの因縁
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