スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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第百二話

怪獣王の出現と行方不明であった原潜『海龍Ⅳ』を襲った下手人が怪獣であったという事実が判明した結果、日本皇国は陸・海・空・宇宙問わず、全ての軍が混乱の最中にあった。

 

 

 

幸いにも、現場の放射線は規定値を大幅に超えておらず、キヴォトス人であれば耐えられるので問題は無かったが、現場にいた二つの特殊部隊は原潜襲撃犯に追い立てられながらも命からがら撤退。

 

 

真珠湾ではアイオワ級戦艦『アイオワ』・『ウィスコンシン』が果敢にも怪獣王ことゴジラに砲戦を挑み、欧州連合から航続距離問題を改修によって解決した上で派遣されてきていた戦艦『リットリオ』改め『イタリア』も、姉妹艦『ローマ』と共に攻撃を行ったが相手にされずに逆に『イタリア』は大破&航行不能状態にされた上にまんまとオアフ島に上陸され、ゴジラ上陸の際に発生した津波によって島の沿岸部に被害が出た上に当のゴジラは襲撃犯と格闘戦をおっぱじめる事態に‥‥。

 

 

 

結局、真珠湾及び戦略爆撃団用として整備中だった空港は壊滅的な被害を受け、原潜襲撃犯ことMUTOは海へ逃げ、ゴジラは追いかけて再び海中へ行ってしまった。

 

 

 

 

これには流石にすぐに状況を飲み込んで指示を出せと言うのは無茶な話である。

 

 

 

※事実、ゆかりはゴジラ出現にショックを受けて少しの間だけであるが、放心状態になってしまっており、指示を出せていなかった。

 

 

 

 

 

おまけにこの事態は軌道上からも観測出来ていたようで、新たに収容した別次元の地球人や宇宙人たちの中でも過激派というか急進派というか、とにかく若手で構成された者達が『ゴジラを今のうちに討伐するべきだ!』といって揚陸艇で勝手に降下してしまった。

 

 

 

 

 

なんでこの事態を許したのかって?

 

 

軌道上の艦隊や一般兵も混乱していたからである。

 

 

 

軌道上に未だ少数ながらも残存している装甲駆逐艦で構成された部隊は『ようやく軌道爆撃の出番か!?』と勝手に出撃準備を完了させるし、伊勢型宇宙戦艦部隊は避難民収容が行われるかもと医療物資を満載するし、巡洋艦戦隊は欧州連合宇宙海軍と共同で大気圏内での交戦に備える為に準備を始めるわで、統率が取れていなかったのだ。

 

 

 

 

 

これによって面倒な連中が地球に入ってきてしまった。

 

 

 

 

 

 

一方、ヘラクレスも直ぐにこの事態を認知し、まずMUTOの排除に動いた。

 

 

 

しかし、ガンダム世界のMSの大半は核を動力としているので、何機かがMUTOに捕らえられてしまった。

 

 

 

(パイロットは無事に脱出)

 

 

 

 

 

 

 

この事態を受けてメカゴジラシティの中枢‥‥。それも日本民族解放戦線時代からゆかりらにすら教えていなかった一室にこもっていたレイは決断した。

 

 

 

まず、自身の管制能力をもって無人状態で待機中であったタイフーン級原子力潜水艦やおうりゅう型潜水艦数隻を管制制御して捜索網を形成。

 

 

 

さらに監視衛星群やつい先日に建造された機動要塞群の管制制御を開始。

 

 

 

おまけにメカゴジラシティの内部に秘匿され、メインシステムはシティ内に移したが遠隔操作が可能となったレイのかつての体をいつでも動かせるようにした。

 

 

 

 

この一部の潜水艦が無人で勝手に動き出したことや機動要塞群の動きは当然大本営も察知していたが、ゆかりからの指示で注意する以外に対応はしなかった。

 

 

理由としては『レイちゃんの製造理由から察するにこうなることは予想できました。であるならば、良い結果に結びつく可能性が高い方に賭けてみましょう』

 

とゆかりが内心で納得していたからだ。

 

 

さらにシンファクシ級潜水空母『シンファクシ』『リムファクシ』の二隻と潜水航空巡洋艦『アリコーン』に動員令を発令。

 

最悪の事態に備えることにしたのだ。

 

 

 

 

一度、核兵器による焼却滅菌作戦が立案され、提出されたが検討段階で怪しいという結論が出ていた。

 

 

(担当者曰く『汚物は消毒だー!』とのこと)

 

 

相手は原子炉を食べた相手だ。逆に強化することにならないかという意見が出るのは当然であった。

 

 

 

 

 

そんな時‥‥

 

 

 

「あの‥‥。この世界で一番原子炉や核兵器を運用・備蓄しているのは我々です。我が本土にあの怪獣が出現しませんかね?」(-_-;)

 

 

 

「「「「「「‥‥‥‥‥‥あ!!!!????」」」」」」

 

 

 

大本営若手参謀の何気無い意見に会議室が凍り付いた。

 

 

 

即座に沿岸部の各基地や哨戒部隊・砲台・核兵器備蓄&隠匿基地に警戒配置が下令されると共に、核動力艦には現在位置の定時報告と護衛の徹底を指示。

 

 

 

戦艦から果ては徴用漁船まで徹底的に駆り出して哨戒に当たらせた。

 

 

 

 

おまけに各地に秘匿されている核弾頭備蓄庫の再点検が命じられ、近隣部隊が防護服&ガスマスク装備で点検を行った。

 

 

 

その結果‥‥

 

 

 

 

「はぁ!!事実ですか!?」

 

 

『はい!択捉島北方にあった核弾頭備蓄庫が壊滅状態です!備蓄されていた弾頭は全て消失!放射線濃度はゼロになっているので被爆の可能性はありませんが…!!』

 

 

 

 

なんと北方四島のうち、軍事拠点が多数存在している択捉島の最北端の山の中に存在していた核弾頭備蓄庫が地面をえぐられるような穴を開けられており、備蓄していた核弾頭数十発がなくなっていたのだ。

 

 

 

 

結局、軍事衛星群とゴジラを追跡していた洋上艦隊からの報告で何かを目指して進むMUTOとMUTOを追いかけるゴジラが共にグアム島方面に向かっていることが判明した。

 

 

※グアム島は日本皇国の影響圏内に入っていたが、ハワイやミッドウェーほど重要視されていなかった関係で占領されていなかった。

 

 

これを受けた日本皇国と欧州連合、そしてルルーシュ皇帝派の神聖ブリタニア帝国は対応に追われることとなったが、シュナイゼル派や宇宙から来た者達が余計なことを起こすとはこの時誰も考えていなかった‥‥。




次回 核かフレイヤか…?


マブラヴのキルケ・シュタインホフ少尉もそろそろ出そうかな~



でも架空戦記『征途』に出てくる戦艦『解放』の設定を参考に架空艦考えてもいいかも…?


いや、ドゥー・ムラサメも捨てがたい‥‥
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