以前提案のあった音速雷撃隊の面々とかも出そうかなぁ‥‥
それともゴジラS.P.のゴジラ以外の怪獣は出そうかなぁ?
グアム島でのゴタゴタと欧州戦線にてパリが市街戦で燃えながらも奪還されてから数日後。
欧州連合初代総統であるアドルフ・ゲッペルスは日本皇国首相兼陸軍総元帥代行に結月ゆかりと択捉島にて極秘会談を行っていた。
「は?い、今なんと??」
「はい。ここは一度可能な限り早く神聖ブリタニア帝国との和平条約の締結を行い、一旦区切りをつけるべきだと思うのです」
ゆかりは最初、ゲッペルスに提案された内容に耳を疑い聞き返してしまった。
とはいえ、彼の言い分も理解できる。
既に怪獣対応で忘れかけているかもしれないが、日本も欧州も長年にわたる戦争ですでに疲弊しきっている。
おまけに今回の怪獣の後始末は日本がほぼ単独で行っている関係から余力も乏しい。
その為、これ以上神聖ブリタニア帝国との戦いを続けながら、超合衆国・黒の騎士団・シュナイゼル派・さらなる異世界人への警戒を続けることは不可能に近かった。
ヘラクレスとの関係性を改善できれば御の字かもしれないが、これまでのゴタゴタから積極的に協力できるとは思えない。
宇宙艦隊整備に加え、戦災復興問題も山積みだ。
おまけにギアス教団の残党やら『カギ爪の男』やそのシンパへの警戒もせねばならない。
既に限界に近い。
確かに一旦、この独立戦争を終わらせないと国家運営すらできなくなる。
欧州連合も似たようなものだ。
その為、先日行われた和平交渉を進めるべきだと言うわけだ。
ゆかりも驚きはあったが、和平もしくは最低でも半年の休戦は無いと今後まずいのは事実だ。
というかいい加減に戦時体制を解かないと、戦時体制に慣れ切っている北海道・東北地方の住民はともかく、他の地域の住民の不満が爆発しかねない。
とにかく市民感情をなだめると言う意味合いからも戦時体制を解くために講和、もしくは休戦・停戦を行わないといけない。
それに復興だって進めたい。
ゆかりとしてもその機会を探っていたわけであり、兎にも角にも民意をなだめる為に。そして復興と国家財政の余裕の為に停戦したいのだ。
その為、アドルフ・ゲッペルスからの意見を受け入れることにした。
その後、両国の首脳会議では多少荒れたが概ね停戦か休戦・講和の為の条約を締結するために講和会議を進めることは合意した。
というか誰もがすでに国家財政的に限界を迎えていることは理解していたからだ。
日本の場合は東京復興すらゴジラとMUTOのグアム島での戦いへの対処の為に復興予算を削って対応した影響で復興計画が遅れていた始末だからだ。
最低でも半年~一年は休みが欲しいのだ。
それに日本皇国と欧州連合の国民もすでに疲れ切っていたからだ。
とはいえ、別の問題も発生した。
ルルーシュ皇帝率いる神聖ブリタニア帝国か、シュナイゼル派のブリタニア軍か、どちらと停戦するかという問題だ。
まぁ、片方と停戦するということは条約を結ぶ方を正当な政府と認めるわけだからだ。
以前の講和会議の際にルルーシュ皇帝を読んだ関係からルルーシュ皇帝派を正当な政府(皇帝)と暗に認めたようなものだが、東南アジア諸国とオーストラリアへの影響力が未だに強いシュナイゼル派も頭を抱える存在だからだ。
結局、ルルーシュ皇帝との何かしらの条約を結ぶことで両国は合致することとなるが、それがまた面倒な事態に発展するとはこの時、誰も予想していなかった。
次回 停戦?講和?条約