スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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た、大変お待たせいたしました!

色々とありまして‥‥


第百十四話

「あれですか…」

 

 

緊急連額が来た際に青森の温泉宿にいたゆかりが大急ぎで陸奥湾に停泊していた原子力駆逐艦リデルで急行することとなった。

 

元々、あと数日で大本営に帰る予定であったがもう少し温泉を楽しみたかったと思いつつもゆかりは覚悟を決めていた。

 

 

 

リデル級原子力駆逐艦二番艦にして現在は欧州連合ロシア軍区に貸与中の『アドミラル・ラザエフ』がオホーツク海にいたことから事前に急行して対処した関係で新たな来訪者への対応は日本皇国と欧州連合の共同という形になった。

 

 

※最も、欧州連合側も復興と戦備増強、国内安定が手一杯で技術分析を中心とした形…まぁ建前上であるが…

 

 

 

 

ゆかりとしてもいい加減に後継者問題やら何やらを片付けたいのだが、マキ達が大本営を離れられなかったので休暇が終わる直前であった自身が行くしかないと分かっていた。

 

 

 

 

「はぁ‥‥。祖国を解放したのに私が仕事から解放されるのはいつになることやら…」

 

 

「多分、しばらく無理では?陛下から信頼されていますし…」

 

 

「艦長、嫌なこと言わないでくださいよ‥‥」

 

 

 

ゆかりはその会話の後、ヘリで大型艦の内の一隻にアリウス連隊の護衛の下着艦。

 

 

そこには様々な色のヘルメットやアーマーを着た兵士たちが警戒していたのだ。

 

 

とはいえ、その中から科学者のような人物がゆかりに近づいてきた。

 

 

 

「あなたがこの世界の代表者でしょうか?」

 

 

「…ええ。私がこの国、日本皇国の征夷大将軍兼陸軍元帥の結月ゆかりです」

 

 

「っ!!そ、それは失礼しました!私はEDF(地球防衛軍)所属の研究員、『プロフェッサー』と呼んでいただければ!」

 

 

 

 

彼らはEDFと名乗った。

 

 

彼らの世界ではプライマーと呼ばれる侵略者からの攻撃を受けて世界規模の戦いが続いているらしく、二隻の超大型船にいる者達はその戦いを続けてきた精鋭たちであると言う。

 

 

「なるほど…」

 

 

「我々としては出来るだけ早めに帰還したいと考えています」

 

 

 

プロフェッサーの話にゆかりも内心納得していた。

 

 

 

そんな状況で他の世界に長く居座っていては彼らの故郷が危険になる。

 

 

 

(戦況も落ち着いてますし、キヴォトスにつないでから中断させていた別世界とのゲートを人工的に作る研究を再開させますか‥‥)

 

 

 

「結月元帥!!」

 

 

 

そこに会談中と言うことで部屋の外に待機していたサオリが血相を変えて駆け込んできた。

 

 

「どうしたんですかサオリさん」

 

 

 

「緊急事態だ!新潟港に謎の生命体が多数飛来!!UFOも確認されている!」

 

 

「はぁ!?」

 

 

 

 

その後、映像を送ってもらった結果、プライマーであると言うことがプロフェッサーから伝えられEDFが排除に協力すると言われ、ゆかりは内心渋々半分、安堵半分と言った気持ちではあったが許可した。

 

 

EDF派遣部隊の隊長はストーム1、他にも軍曹と呼ばれる者達もいた。




次回 EDF流戦闘術・爆撃と巨大ミサイル


豆知識


アドミラル・クズネツォフ級空母を日本民族解放戦線海軍時代から保有していた日本皇国海軍であったが、空母の増加や元々欠陥設計な関係からアドミラル・クズネツォフ級の二隻『アドミラル・クズネツォフ』『ミョルニル』を練習艦、もしくは他国への売却を行うことを決定。

一番艦のクズネツォフはブリタニアとの戦いで酷使されていたことや新型艦への資材を回すという観点から解体することとなり、現在解体作業中。

二番艦のミョルニルに関しては予備役に編入。今後、欧州連合ロシア管区に売却するか解体するか協議が行われることとなった。(中華連邦からの独立を目指すインド独立派から独立後に買いたいとの申し出があったが、東南アジア各国の世情が不安定+神聖ブリタニア帝国シュナイゼル派が東南アジアに居座っている関係から回航出来ないと判断された)


ちなみに現在追加建造中であるリデル級原子力駆逐艦の三番艦として『アドミラル・クズネツォフ』の名が受け継がれる予定とのこと。

※リデル級や現実世界でロシアが運用・建造計画を立てている艦艇は欧州連合ロシア軍区に売却かライセンスを売る計画があったりする。
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