スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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大っ変お待たせいたしましたぁ!!!!!!


ちょっといろいろありまして( ̄▽ ̄;)


第百十九話

HOSの危険性が判明した後、特車二課では整備班主任のシバシゲオと篠原遊馬、一号機担当の泉野明が特車二課棟の解析室(漫画版やアニメ等の部屋ではなく、東京に新規に二課棟が建設された際に最新型のシステムや支援設備が設置されたので、元ネタよりも高確率で解析可能)で被害を予測分析していた。

 

 

「システムが何で起動したかが問題なんだよな…」

 

 

「そうなんだよね~。これまで暴走したレイバーやらロボットやらも完全に外部と隔離されたシステムとかを使って解析が再開されているらしいんだけど上手く行ってないみたい。そもそも暴走させるんだったら一斉に行わせるのがベストなのにタイミングも場所もバラバラ…」

 

 

遊馬とシゲは解析室にある高性能PCとにらめっこしながら頭を抱えていた。

 

 

そう、この事態が発覚することになったレイバーやロボットの暴走事案。

 

 

これの共通点を探していたのだ。

 

 

 

そもそもブリタニアの工作員として工作をするなら一斉に暴走しなければ意味が無いし、たとえ工作員でなかったとしてもてんでんバラバラに暴走しても意味がない。

 

何かしらに共通点があるはずなのだ。

 

 

「遊馬~、シゲさ~ん。どう?」

 

 

そこに特車二課第二小隊一号機操縦者の泉野明がやかん片手に戻って来た。

 

解析室にあるガスコンロでお湯を沸かして茶を入れる為に持ってきたのだ。

 

 

「さっぱりだな…。何が共通しているのか…」

 

 

 

「ふぅ~ん…」

 

 

 

ピィィィィィイ!!!

 

 

カタカタカタ!!

 

 

「ん?っ!!野明!!一旦そのままにしろ!!」

 

 

「ええ!?」

 

 

遊馬はやかんが鳴る音と連動して背後にあったガラスケースのドアがカタカタ音が鳴ることをヒントに何か気づいた。

 

 

 

「そうだよ…。人間には聞こえない音だ!!」

 

 

 

そう。最近の戦術機もレイバーもロボットも鋭敏なセンサーを搭載している。

 

 

そこから導きだすことが出来た。

 

 

そもそも作業用レイバーや作業用ロボットも暴走した機体は沿岸部や旧都心部などと言った復興区画で活動・運用・待機していた機体がほとんどである。

 

 

おまけにその各区画には復興建設の結果、完成した高層ビルや建設のための足場などが点在し、ビル風等で低周波を発生させやすい。

 

 

 

それをデータに入れて再度計測を行うと、暴走事案が多い区画は低周波の発生しやすかったということが判明。

 

 

このことを現在も篠原八王子工場で後始末をしていた404小隊のクルカイにも伝えると彼女は実山専務に話をして『あなた達は罪に問わないから答えなさい!』と説得して10.21hz帯の低周波を帆場が調べていたことがあるという話を聞きだした。

 

 

そのことを聞いた遊馬とシゲオはその低周波が強風が発生した際に首都圏や沿岸地域一帯の復興区画などといった地域でのレイバーやロボットの暴走数をシュミレートすると…。

 

 

 

 

「はぁ…!?まじかよ…」

 

 

なんと第四方舟や第四方舟とは湾をはさんだ反対側で建造中の第五方舟が周辺の復興工事用の施設や建ったばかりの高層ビルなどとの共振効果を起こして低周波が大増幅。

 

 

関東圏はおろか中部地方や東北地方の一部にまで低周波が届いてしまい、そこに第四方舟での整備経験があり、運用会社の都合等で移動されたレイバーやロボットが暴走しかねないという結果が出た。

 

 

なによりも都心にあるフレイヤ起爆地点でジオフロント建設に携わっている機体や原子力艦の炉心交換・製造作業

に従事している機体、原子力の平和利用の為にと建設された一部地域にしか現在存在していない原発の炉心部作業機の中にも第四方舟で整備点検・重整備を行った機体がいるので大問題だ。

 

 

「まずいよこれ…!」

 

 

「えっと…。この条件が発生しうる風速は…、約40m?」

 

 

野明はこの結果は青くなるが、シゲオはこのシュミレーション結果が起こりうる風速を見て少し安心した表情を浮かべた。

 

 

 

「大丈夫だよ泉ちゃん。こんな風速は台風でもこない限り無い無い!」

 

 

「主任!お疲れ様です!今日の新聞でっす!!」

 

 

「おおう!ブチ山!助かるぜ!何々~~‥‥。なぁああああああああ!?」

 

 

シゲオは野明にフラグめいたセリフを言って主任補佐のブチ山が持ってきた新聞の一面を見て驚愕してテレビを起動させて番組をニュース番組に切り替えた。

 

 

『はい。繰り返します現在本州に接近している台風四号はあと三日ほどで本州の関東圏に上陸すると見られています。その風速は約40mと見込まれており‥‥』

 

 

 

 

なんと狙っていましたと言わんばかりに巨大台風が接近していたのだ。




次回 帆場の真意
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