スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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第百二十六話

第四方舟における戦いは一進一退…いや、三つ巴の状況が一転しつつあった。

 

 

屋上ではヘラクレスのIS隊が台風が誇る風速40m以上の暴風雨に翻弄されながら海神の対処を行っていた。

 

 

奮戦の結果、四機中二機を一夏の接近戦で関節部を破壊して行動不能に陥らせ、もう一機は方舟の大型アンテナを倒壊させて瓦礫に巻き込ませて鉄骨で串刺しに…。

 

 

そうして最後の一機と対峙していた。

 

 

地下階層では、多数の水中作業用レイバー軍団がMS部隊に一掃されるも、ゾンダーロボ軍団は海神二機に殲滅され、DG同盟の面々は撃退されるも逃走に成功。

 

海神も二機が撃破されたが、二機が健在でMS隊やスーパーロボットに対峙していた。

 

 

 

 

だが、問題が発生した。

 

 

 

 

 

第四方舟 中層 制御管制室

 

 

 

 

ドガッシャアアアン!!

 

 

 

「うわああああ!?」

 

 

 

「ひ、ひろみちゃん!?どうした!?」

 

 

 

「れ、れ、零式が…!それに、太田さんが!!」

 

 

 

突然、第四方舟中層にある制御管制室の壁が崩壊して大穴が開いた。

 

 

そこに特車二課第二小隊にてレイバートレーラーの運転を担当している山崎ひろみが落ちてきたのだ。

 

 

彼は制御管制室の真上の階層にて太田功やエステバリス隊と共に上層から殺到してくるレイバー軍団の抑えに当たっていたのだ。

 

 

皇国陸軍から提供された対レイバーライフルである15式対レイバーライフル(口径20㎜)というライフルと言う名の機関砲を使用していたので、ある程度は制圧出来ていたはずなのだが‥‥。

 

 

※劇パト2に登場した対レイバー機関砲そっくりな外観である。

 

 

 

そう思い、遊馬と幹泰、そしてルリが上を見ると‥‥。

 

 

 

ピピピピピ‥‥‥‥!!

 

 

そこにはかつてアラスカにて神聖ブリタニア帝国軍のKMFや量産型ランスロットを容易く撃破した東北財閥傘下の篠原重工の総力を結集して開発された『AV-X0 零式』の零号機が立っていた。

 

 

 

そして頭部のカメラを解放して赤いメインカメラを怪しく点灯させ、制御管制室の面々を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、野明は更識姉妹の護衛を受けつつ最上階層から第四方舟の中心部にある爆砕ボルト室に到達し爆砕ボルトに専用の銃器にて点火した。

 

 

 

 

 

 

 

それから数分後、第四方舟の各部接続部が次々とパージされていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、この時点で日本皇国側は沿岸部で大規模な戦闘を行っていた。

 

 

 

なんせ、方舟内でレイバーが暴走していた上に制御管制室をヘラクレスや第二小隊が制圧した時点で沿岸部でレイバーや戦術機、歩行戦車(フレームアームズ)の暴走が始まったからだ。

 

 

既に十数か所の地点で暴走が発生していたが、大本営ではある疑問が浮かび上がっていた。

 

 

 

大本営

 

「ねぇ?これちょっとおかしくない??いくら何でも暴走箇所が多すぎるよ?」

 

 

「ですよねぇ?」

 

 

マキはゆかりに思ったことを素直に言った。

 

 

そりゃそうである。

 

 

いくら何でも暴走件数が多すぎるのだ。

 

 

 

事前に把握していた件数が大まかであったとはいえ、明らかに二桁レベルで多すぎるのだ。

 

 

「絶対、誰かがHOSを追加でインストールしていますね…」

 

 

「…すぐに監視カメラを総点検させますね!!」

 

 

ゆかりの言葉にあかりは大急ぎで近くの参謀に指示を出したのは言うまでもない。




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