スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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最近忙しくて次回更新も結構時間が空きそうです( ̄▽ ̄;)


今回は復興編です!



感想お待ちしております!



『新規登場武器』

・東北財閥製 M1L1五銃身重突撃銃(映画『ザ・グリード』より)

映画ファンの間では有名なプロップガンである『M1L1三銃身突撃銃 中国製』そっくりな重突撃銃である。五つの銃身が発射と連動して回転するガトリング型の小銃となっており、自動冷却装置付きで分間1000発の連続射撃が可能となっているが、弾倉一個には100発しか入っていないのですぐに弾切れを起こす。

とはいえその威力は折り紙付きと言っても過言ではなく、5.56㎜NATO弾を使用している上になおかつガトリング方式を採用した影響で高初速化された弾丸はパワードアーマー相手でも余裕で対処可能であり、下手をするとナイトメアのコックピット部位なら貫徹可能というもはや対人戦では威力過剰とまで言われる威力だが、異論を無視してゆかりがロマンさから配備を推し進めた結果、ドラゴンや異星人襲来時に大いに役に立つこととなった。


第十二話

千葉奪還作戦は日本民族解放戦線の勝利で幕を閉じた。

 

 

とはいえ日本民族解放戦線上層部が思い描いたような完全勝利・日本人の決起を促すような素晴らしいものではない。

 

 

アリウス連隊が政庁を制圧した直後に黒の騎士団の旗が政庁の屋上に掲げられていたのだ。

 

 

アリウス連隊所属隊員が旭日旗を掲げる為に屋上に駆け上がった際に発見されたのだ。

 

 

しかもそれがブリタニア系のTVに中継されてしまい、『政庁を制圧したのは黒の騎士団の戦果だ』という印象が全世界に伝わってしまったのだ。

 

 

 

そのせいで日本民族解放戦線の面子は丸つぶれである。

 

 

この件で日本民族解放戦線は黒の騎士団に抗議を入れるべきかかなり真剣に考えたが『んなことやっている場合じゃない』ということで後回しとなった。

 

 

 

なんせ攻防戦で荒れ果てた千葉の復興が残っているのだから‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

・千葉市復興区域

 

 

 

「不発弾がまた見つかりました!」

 

 

「撤去急げ!!輸送隊がこの道を通るまで時間が無いんだぞ!!」

 

 

 

千葉市では日本民族解放戦線の兵士たちが新配備されたM1L1五銃身重突撃銃を構えながら警備を行いつつ工兵隊が不発弾処理にあたっていた。

 

 

ここで日本民族解放戦線兵士たちが世界に誇る意外な技能をご紹介しよう。

 

 

 

なんと日本民族解放戦線工兵隊の不発弾撤去成功率は脅威の100%なのだ!!!

 

 

 

…まぁこれには何とも言えない理由がある。

 

 

 

なんせ日本民族解放戦線では猛烈な空爆をブリタニア支配地域に行うことはしょっちゅうなのだが投下する爆弾のほとんどが無誘導爆弾の影響で弾がばらける上に大量に投下する影響で不発弾も大量に発生してしまうのだ。

 

 

とはいえ放置して現地市民に被害を出すわけにもいかないしかといって捕虜としたブリタニア人をこき使って撤去するのも後々問題になりそうなので後始末を自前でやっているうちに練度が世界一になったというのはなんとも皮肉な話だが‥‥。

 

 

 

・旧チバ租界政庁 現千葉県県庁兼千葉防衛司令部

 

 

「やれやれ…。千葉復興計画も何とか進められているようで何よりですね」

 

 

「いや、ゆかりんは早く札幌に戻った方がいいんじゃ…(-_-;)」

 

 

 

ゆかりはチバ租界政庁もとい現千葉県県庁兼千葉防衛司令部の指令室でマキにそう言うがマキとしてはさっさと安全な札幌か旭川に戻ってほしいようだ。

 

 

そりゃそうだ。

 

 

なんせ千葉県全域を解放したとはいえ逆恨みしたブリタニア人やブリタニア軍残党が残っている可能性も否定できず、んなところに日本民族解放戦線最高総司令官であるゆかりにいてほしくないという思いなのだ。

 

 

 

「明日にでも戻りますから安心してください。陛下からも戻るようにと言われていますからね?さて、千葉県防衛体制はどうですか?」

 

 

「いや、私も明日カヤちゃんと一緒に戻るから変わんないような‥‥。まぁいいか、千葉と東京の県境には防衛部隊と防衛陣地を配備したからある程度は問題なし。とはいえ艦隊の展開はまだまだ先だね」

 

 

 

マキの報告を聞いたゆかりはエナストリア皇国との通信会談を思い出していた。

 

 

 

 

 

二日前ほど前‥‥

 

 

 

「ふむ‥‥では皇女様も今回の提言には同意していただけるということでよろしいですか?」

 

 

『はい…。こちらとしても大変申し訳ございませんでした』

 

 

 

先日、千葉解放作戦後に日本民族解放戦線が提言した『ヘラクレス一時活動停止』という提言はすんなり受理された。

 

 

まぁ『ヘラクレス』メンバー内でもこれまでの出動がすべて本意ではない出動であったのと、チバ戦後にシンジュクゲットーの実態を見てブリタニアの方針に嫌気がさしてきたことやブリタニアの指揮下にある状況に違和感があったので彼らとしてもどうにかしてほしいようだったので受け入れられたのだが…。

 

 

「まったく…。まぁ彼らにも情状酌量の余地があったにせよこれ以上の公的な活動は控えさえてくださいね?」

 

 

『はい‥‥』

 

 

ユインシエル・アステリア皇女はかなり疲れていた。

 

 

 

なんせ『ヘラクレス』の指揮権を完全に我が物にしたいブリタニアからの圧力外交を一身で対処していたのでストレスでクタクタなのだ。

 

 

「え~と…。ユインシエル皇女様、しっかり休まれてくださいね?」

 

 

『ご、ご心配ありがとうございます。で、では…』

 

 

そう言って彼女はTV会談を切り上げていった。

 

 

「さて、総統閣下。いろいろとお手配感謝いたします」

 

 

『いやいや、我々としてもいろいろとお世話になっているからね?これくらいはどうってことはないよ』

 

 

この件はEUの総統が手配して実現させていたのだ。

 

 

実は一時的にヘラクレスの活動を停止させるという話が出た際にブリタニアから反対と指揮権をすべて寄越すようにとかなりの圧力が各国にかかったがアドルフル・ゲッペルス総統が封じ込めたのだ。

 

 

その後、ゆかりは感謝の意とともにEUとの協力関係の強化を表明し、ゲッペルスも同じく感謝の意を表明した。

 

 

 

 

 

 

 

さて、時系列を現在に戻そう。

 

 

(総統閣下にはお世話になりましたね‥‥。とはいえ『ヘラクレス』の面々も現実を知ったことで介入するケースは減るでしょうから心配事も減りましたが‥‥あのシュナイゼルのことです。また何か裏で手を回して‥‥)

 

 

 

「ゆ、ゆかりさ~ん!!マキさーん!!」

 

 

「「あかり?」」

 

 

 

そこにあかりが慌てて飛び込んできた。

 

 

 

 

 

「ユーフェミア・リ・ブリタニアが先ほどトウキョウ租界内にあるアッシュフォード学園の学園祭にて‥‥!!!」

 

 

 

「「??」」

 

 

 

「に、日本人が『「日本人」という名前が回復され、イレヴンへの規制やブリタニア人の特権が全て撤廃される』という『行政特区日本』の設立を宣言しやがりました~~!!!」

 

 

 

 

「「‥‥‥‥はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!??」」

 

 

 

 

日本民族解放戦線にとっては青天の霹靂であったことは言うまでもない。




次回 衝撃と対応策協議

次回更新は遅くとも土曜日ですが完成次第活動報告にてご報告します!!最近諸事情につき忙しく更新予定日を明確にできません(-_-;)

アーム・スレイブ(AS)とレイバーが戦うシーンを今後書く予定なのですが、M9ガーンズバックや傭兵のASと善戦するレイバーはどれがいいでしょうか?

  • 99式空挺レイバー ヘルダイバー
  • HAL-X10
  • AV-0 ピースメーカー
  • AV-X0 零式
  • クラブマン・ハイレッグ
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