参加作品に『陰の実力者になりたくて!』『タイムクライシス4』を追加しました!第一次トウキョウ決戦後あたりから絡んでくるのでお楽しみに!!
ユーフェミアによる『行政特区日本』構想。
これには日本民族解放戦線内でも動揺が広がった。
まぁとはいえブリタニア支配地域の日本人や黒の騎士団ほどの混乱はなかったが‥‥。
その理由としては日本民族解放戦線は意思統一や規律がしっかりとしている軍隊じみた組織なのでそこまで混乱や士気崩壊につながらないからだ。
とはいえ幹部やトップの方では対応策を協議せざるを得ない事態であり、現天皇である
・五稜郭 御前会議室
「では各位からの報告をお願いします」
悠陽はそう言って会議を始めた。
「ではまず市民の反応について報告させていただきます」
そう言ったのは日本民族解放戦線では珍しい通常戦闘機パイロットでありながら、防空総隊司令官や行政担当官である『弱音ハク』である。
「ユーフェミアの発表には否定的な意見が多いですが受け入れるべきと言う意見が一定数いることが確認されています」
「理由は?」
「第一には厭戦気分です。すでに数年間は戦争状態が続いていますが、勝利を続けているとはいえ何分戦死者は双方共に出ていますし傷ついた将兵のご家族からは停戦を求める意見が以前より出ていましたが今回の発表でそれが表に出た結果かと‥‥」
そう。日本民族解放戦線は数年間戦ってきたが、何分戦死者は多く出てしまっているのは事実であり日和見派や戦死した者の遺族の一部からは戦争の停止を訴える者が一定数いたのは事実なのだ。
とはいえこれまでは『何言ってんだこいつら…』と多くの市民から白い目で見られていたが、今回のユーフェミアの行政特区日本構想をお題目に活動を激化させており日本民族解放戦線としても無視できない状況なのだ。
「それについてはこちらからも報告が」
「ずん子さん?」
「どうも活動家の中にはブリタニアの情報機関から賄賂を受け取って活動している輩も多いようで現在情報部で調査中です。すでに工作員数名は処理済みですが作戦行動に支障が出かねない状況でもあります」
ずん子曰く活動家の大半がブリタニアからの賄賂を受けて活動していたらしくほとんどが拘束され、工作員も処理したのだという。
とはいえ遺族に関しては踊らされたり騙されいた者も多いことや遺族の悲しみもあって無下には出来ないという判断だったようだ。
「なるほど‥‥世論は今だ分かれていると‥‥。ゆかりさん、あなたは今回の発表についてどう思いますか?」
悠陽はそう言ってゆかりの意見を求めた。
「私は今回の『行政特区日本』については論外であると考えます」
「理由は?」
「そもそもその一部区画のみで日本人の権利を認める代わりにすべての武器を廃棄させたりして警備はブリタニア軍が管理するなど体のいい『強制収容所』ですよ。そもそも権利云々いうのであればまずは自分たちが行ってきた所業の数々を謝罪することからです。あんな上から目線で『権利を認めてやる場所を用意してやったからいうことを聞け、武器を捨てて言いなりになれ』なんて提案飲めるわけがありませんよ」
そうなのだ。そもそも『行政特区日本』構想はこれまで祖国のために戦ってきた者達からすれば論外中の論外なのだ。
原作では大いに受け入れられていたが順調に進んでいったとしても外から見れば日本人を隔離するという体のいい『強制収容所』に変わりなく、抵抗する意思さえも奪われかねないという危険な物なのだ。
いい政策だと感じるのは支配者側の者達のみであり、日本民族解放戦線からしても決して受け入れることはできない代物だ。
「っつてもなぁ?解放したばかりの千葉・埼玉はもとより非ブリタニア支配地域の日本人は結構賛同者が増えとるんや。無視は出来へんで??」
琴葉茜はそう言う。
「ええ、そこが問題なんですよね…。レジスタンスに対する市民からの支持を失わせるとともに日本人の管理をしやすくする…。うまい手ですよ本当に‥‥」
ゆかりは苦々しくそう答える。
結局その後も御前会議は続いたものの議論は白熱する割には対応策が見つからなかった。
とはいえこの政策自体が罠の可能性があるという疑惑も浮上したので先日活躍したアリウス連隊を会場に潜り込ませることとトウキョウ租界近郊に全爆撃機隊と各地上部隊・揚陸部隊・航空戦力等々を集結させ、万が一罠であったら租界にいるブリタニア人をまとめて一気に殲滅するという方針で固まった。
・日本民族解放戦線 総司令部 休憩室
「まったく‥‥あの皇女はお飾りの箱入り娘だと思ってましたがここまで策士だとは思いませんでしたよ」
「まったくですね‥‥」
ゆかりは総司令部にてあかりと休憩室でお菓子を食べながら愚痴っていた。
「大方善意100%で考えたんでしょうけどそれをシュナイゼルがいいように解釈して賛成したんですかね?」
「でしょうねぇ…、御前会議ではああ言いましたけどあのお飾り箱入り娘にあんな策謀ができるわけがありません。…とはいえキョウトの老害爺共が利権関係でほだされたのか式典に参加するとほざいてきたので無視もできません」
「たしかキョウトの面々って旧財閥の幹部たちですよね?」
「ええ。陛下が御無事であるにもかかわらず『皇神楽耶』という少女を祭り上げて自らが天皇家であるようにふるまっていたので陛下はいたくお怒りです」
ゆかりは顔を青くしながらあかりに話す。
この事実を知った際の悠陽の怒りはすさまじく、妹の冥夜がなだめても落ち着くのに数時間を要したほどだ。
「…とはいえ何事も最悪の事態に備えねばなりませんからね?一応避難勧告用のビラを数万枚刷っておくように」
「はい!」
このゆかりの心配性が予測した最悪の事態が現実となるとはこの時はまだ誰も知らなかった。
次回 悲劇の報
次回も活動報告欄にて更新時期を予告します。
アーム・スレイブ(AS)とレイバーが戦うシーンを今後書く予定なのですが、M9ガーンズバックや傭兵のASと善戦するレイバーはどれがいいでしょうか?
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99式空挺レイバー ヘルダイバー
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HAL-X10
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AV-0 ピースメーカー
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AV-X0 零式
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クラブマン・ハイレッグ