スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

26 / 137
NieR:Automata Ver1.1aネタがメインになりました。


制作意欲が上がりますので感想お待ちしております!!


第二十二話

衛星軌道上に出現した謎の宇宙ステーションと長野の森林地帯に突如として出現した廃墟群から発見された少女や男性・女性型アンドロイドや人型アンドロイドとは毛色が違うが、機械で出来たアンドロイドと思われる物は日本民族解放戦線司令部を震撼させた。

 

 

これらが万が一にもブリタニアや他国に渡っていたら世界のパワーバランスが崩壊しかねないからだ。

 

 

まぁEU(欧州連合)であればこちらとの情報共有等や総統の性格から下手なことはしないだろうし、エナストリア皇国もまぁある程度は信用が置けるだろう。

 

 

「ヘラクレス」は少々不安が残るが‥‥。

 

 

 

最悪なのは神聖ブリタニア帝国の領域内に転移していた場合だ。

 

 

 

あの国のことだ。

 

 

すぐにでも彼らを分解して軍事転用を行って世界征服に活用するだろう。

 

 

 

 

そう思い至ったゆかりは式典の最中に連絡が来た際に即座に彼ら彼女らを日本民族解放戦線でも最大レベルの保安・防諜体制を敷いているエリアである『メカゴジラシティ』へ移送することを命令し。式典の最中であるにも関わらず、幹部を緊急招集して大急ぎで『メカゴジラシティ』に全員で向かった。

 

 

 

・北海道某所 メカゴジラシティ

 

 

『メカゴジラシティ』、この一見工業都市に見える銀色一色の都市は日本民族解放戦線が建設した物ではない。

 

 

この都市群も異世界から転移してきた物であり、『足立レイ』のコアユニットともいうべきAIの本体があるのもこの都市なのだ。

 

 

元々は異世界の異星人が地球人とともにとある存在を討伐するべく開発していた兵器の開発プラントで、レイももとはその兵器の管制AIだったという。

 

 

しかし、完成したにも関わらず兵器は起動せずに攻撃されて兵器と製造プラントは放棄された。

 

 

 

そして二万年の間に生きていたAIがナノマシンを自己増殖させた結果がこの都市だったという。

 

 

ところが地球人や異星人たちの生き残り達がその後にこの都市を活用してその存在を討伐しようとしたが、敗北したという。

 

 

この情報とその存在の精密な情報をレイから受け取った結月ゆかりを筆頭とする日本民族解放戦線首脳部と幹部一同は頭を抱えた。

 

 

『万が一その存在がこの世界に転移してきたらどうすりゃいいの??』

 

と‥‥。

 

 

 

まぁ現時点では現れていないので杞憂ではあったが、今後も来ないとは言えないので日本民族解放戦線はこの都市をレイの許可を得て接収し、東北財閥と共同で兵器開発・異世界技術分析の拠点として活用している。

 

 

 

 

そんな都市の中心に位置するドーム型の施設内をゆかりは弦巻マキや紲星あかり、琴葉茜、琴葉葵、京町セイカ、佐藤ささら、鈴木つづみ、月詠真那、神代巽、巴雪乃、戎美凪を引き連れて足立レイを先頭にして歩いていた。

 

 

※月詠真那、神代巽、巴雪乃、戎美凪は煌武院冥夜の側近兼護衛であるが、ゆかりの慌てぶりに何かあったのかと感づいた煌武院悠陽が冥夜にお願いし、冥夜から『何があったのか見極めてほしい』と言われてついてきていた。

 

 

「まったく…。まさか宇宙にもパンドラゲートが発生するとは…」

 

 

「しかし、我が日本民族解放戦線が確保できたことは大きいです。篠ノ之博士と東北ずん子さんからの報告で宇宙ステーションの部品の製造年月日に西暦11940年とありましたので我々と同じ年代式と考えると軽く九千年は未来の技術ですので‥‥」

 

 

ゆかりのぼやきにつづみはそう返す。

 

 

実際問題、前述したとおり神聖ブリタニア帝国なら技術を乱用しかねない。

 

 

しかも先日の第一次トウキョウ決戦の際に学園内にあった個人用PCを接収し、分析していた分析官からの報告を受けたゆかりは隠れて頭を抱えたのだ。

 

 

なんせウランの単語があったのだから‥‥。

 

 

(一応我々も核は保有してますけど、それはあくまでも防護服を有しているのと異世界からの資料と言う体で私が皆さんに原爆の被害やその残酷さをまとめた本や資料を渡して核を最悪の場合でしか使わないようにと厳命している…。しかしあのブリタニアのことですから乱発しかねない…。はぁ~憂鬱です)

 

 

 

 

 

その頃、同じメカゴジラシティの中央ドーム内には多数のベットが設置され、その上に人型アンドロイドが一体一体づつ寝かせられていた。

 

 

その光景を見てずん子は束と話し合っていた。

 

 

 

そしてそこにゆかり一行が到着した。

 

 

 

「お待たせしましたずん子さん、束さん」

 

 

「ああ、ゆかりさん。式典中に呼び出してすみません」

 

 

ずん子はゆかりに謝罪しつつ報告をする。

 

 

 

彼らは全員がアンドロイドであり、謎の融合路や見た目真っ黒な箱の部品を有している事、そしてシステム自体には損傷がなく、電力を通電させれば再起動可能であることであった。

 

 

とはいえ、分からないことも多々あると言う。

 

 

彼らのAIのデータを分析していると、謎のコンピューターウイルスに感染していたり、義体本体が破損して人で言う死亡してしまったというデータがある個体もあったいう。

 

 

しかし、確保された時点では全機が傷一つなく、新品同然であったというのだから謎が深まる。

 

 

サポート機械と思われる『ポッド』という小型機械は万が一暴走した場合を想定し、簡単に鎮圧できると踏んで先に独断で再起動を掛けたそうなのだが、特に暴走する様子はなく、彼ら彼女らの再起動を要望しているという。

 

 

 

「ふむ…。ではそのポッド?という機械は協力的なのですね?」

 

 

「ええ、彼らの履歴解析にもポッドは協力してくれましたしアンドロイドの心臓値する融合炉には水がエネルギー源になるとも教えてもらえましたので、人型全機体各一機ごとに水をポリタンク一個分(20L分)経口投与しましたのであとは高圧電流を流せば強制的に起動できるかと♪」

 

 

「いや、投与しすぎでは??」

 

 

とずん子は楽しそうに報告を終えた。

 

 

 

まぁともかく、まずは一機づつ再起動を掛けましょうということになり、まずは小柄な緑髪の少女型アンドロイドから再起動を掛けることにした。

 

 

万が一に備え、少女型アンドロイドの周囲には完全武装の機械化歩兵装甲を纏った兵士十数名が待機し、さらに歩兵一個小隊が待機した。

 

 

そうして再起動のための高圧電流がアンドロイドに流された。

 

 

バチィ!!!!

 

 

『う‥‥あ…?』

 

 

 

 

その光景を隔離ガラス越しに見ていたゆかりは、

 

 

 

「どうやら再起動事態は成功のようですね?はてさてどうなることやら‥‥」

 

 

 

とつぶやいた。




次回 襲撃

小説投稿時間は八時でいいですか?それとももう少し早めか遅めがいいでしょうか?

  • 午前八時
  • 午前七時
  • 正午
  • 午後一時
  • 午後三時
  • 午後六時
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。