スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

27 / 137
今回からかなりスパロボ風味が出てきますよ~。


・15式戦術歩行攻撃機『屠龍』(外見はどっからどう見てもマブラヴの『A-10 サンダーボルトⅡ』)

 

『海神』の戦闘能力を見た陸軍が高性能な地上攻撃機を要望し、戦術機『陽炎』を原型として開発されたのがこの機体である。『海神』を参考にした重装甲と『陽炎』の機動性・格闘性を上手い具合に両立させるとともに肩部装甲ブロック両端に36㎜ガトリングモーターキャノン『アヴェンジャー』を装備している。

その大火力と重装甲・機動力はナイトメアフレームを圧倒し、街道上にこの機体が一機のみ鎮座して一か月以上粘り、自身が引くまでブリタニア軍の突破を許さなかったという話から『街道上の怪物』という異名を有している。


第二十三話

緑髪の少女型アンドロイドの再起動に成功した直後、その個体は混乱していた。

 

 

そりゃそうだ。彼女は自身が破壊されたと思っており、何故か再起動した挙句、謎の集団に囲まれているのだ。

 

 

そりゃ混乱する。

 

 

すぐにゆかりがずん子とマキ、あかりとともに対話を行った。

 

 

 

彼女は混乱していたが、なんとか落ち着かせて話を聞き、情報交換を行った。

 

 

 

彼女曰く、自分たちの世界ではアンドロイドと異星人の機械生命体との戦いが長い間続いており、彼女はレジスタンスを指揮していたという。

 

 

 

そしてとりあえずいまだ再起動させていないアンドロイドや機械生命体?というアンドロイドを見てもらった所、すべて彼女の部下か知り合いであったという。

 

 

おまけに数人は彼女の先輩格であったり、とある作戦で全滅したはずの者達であったので泣き崩れながらゆかりに『再起動をお願いします…』と泣きついてきたのだった。

 

 

流石にゆかりも慌てつつも再起動を指示しつつ、リリィと名乗る彼女を休ませることにした。

 

 

 

数時間後‥‥。

 

 

全てのアンドロイドや機械生命体の再起動を終了した後、ゆかりは大忙しであった。

 

 

アンドロイドは全体的に二つに分けられるそうで、ヨルハと呼ばれる部隊とレジスタンスと呼ばれる集団であり、ひとまずヨルハ司令官の『ホワイト』と最初に再起動を掛けたリリィ、そして機械生命体の中でも穏健派で友好的な集団の村長的な立ち位置であった『パスカル』と会談することとなった。

 

 

※リリィとしてはかつてカアラ山のサーバー破壊作戦時に戦死してしまったローズ・アネモネ・ダリア・ガーベラ・マーガレット・デイジーらと再会できて大泣きし、ローズに指揮権を譲ろうとしたが、全員から『リリィがリーダーで大丈夫!』と励まされた結果、続投となった。

 

 

 

「ふむ‥‥するとそちらの希望としては我が日本民族解放戦線に参加させてほしいと?」

 

 

「ああ、我々ヨルハ部隊は…いやアンドロイドは人類のために作られた。そして貴方から提供されたデータを基に協議した結果、我々ヨルハは日本民族解放戦線に参入させてほしいという判断に至った。その代わり対価として各種支援を頂きたい」

 

 

「我々レジスタンスも同じ考えだ」

 

 

『私たちは戦いとは距離を置きたいですね…』

 

 

アンドロイドとしては日本民族解放戦線に所属する形で合意。

 

 

パスカル率いる機械生命体たちには定期的なシステムチェックを行うことと、人のような生活を送って勉学もしてみたいという意向から、『メカゴジラシティ』近郊にある東北財閥が保有する兵器工場にて定期的に村人たちと働くことを条件にメカゴジラシティ近郊に村を建設して生活することで合意した。

 

 

ヨルハ部隊とレジスタンス間で少々揉め事もあったようだが、なんとか纏まったと一安心したのもつかの間‥‥

 

 

 

ヴィー!ヴィー!ヴィー!!

 

 

 

メカゴジラシティ全体に警報が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

最初の一報はメカゴジラシティ近くにある定点監視所からの物であった。

 

 

『いろいろなロボットの軍団がメカゴジラシティに向けて進撃中!!』

 

 

 

これは東京にて勇者特急隊が相手にしていた『ウォルフガング』『ショーグン・ミフネ』『ホイ・コウ・ロウ』『カトリーヌ・ビトン』らがとある人物の手引きで結成された『デンジャラスゴールド同盟』であった。

 

 

目的はメカゴジラシティにて研究されている異世界の技術と技術者、そしてあわよくばメカゴジラシティの占領であった。

 

とはいえ彼らとしては本意ではない攻撃であったらしく、不満げな表情での進撃であったのだが‥‥。

 

 

※ちなみにウォルフガングは研究者魂が揺さぶられたのか内心では少しウキウキであったようだ。

 

 

 

これを受けてメカゴジラシティに駐屯していた日本民族解放戦線はスクランブルを発動。

 

 

戦術機不知火を筆頭に61式戦車やガンタンク、AH-88ヘルハウンドを出撃させ、さらには対戦術機・対戦車戦闘を前提に設計された15式戦術歩行攻撃機『屠龍』をも出撃させた。

 

 

 

 

 

・メカゴジラシティ 管制室

 

 

メカゴジラシティの管制室では足立レイとともに常勤のオペレーターたちや早速動員されたヨルハのオペレーター達がメカゴジラシティの防衛システムの立ち上げを行っていた。

 

 

「ナノメタル粒子、人体への影響が出ないレベルでの散布開始!」

 

 

「敵軍の侵攻予測ルート及び増援予測ルート算出!予測ルート上に防衛部隊を配置転換!急げ急げ!!」

 

 

「改良型レールガン砲台の起動急げ!!」

 

 

「結月総司令、改良型レールガン砲台は私が『討伐するべし』と規定された存在への対抗策として用意された物です。威力過剰な可能性が…」

 

 

「構いません!今はこのメカゴジラシティの防衛が最優先です!!」

 

 

「了解!」

 

 

ナノメタル粒子を散布し、ビーム兵器の偏向・拡散を行う準備を進めるとともに侵攻ルートを予測し、部隊の配置を進めるとともにゆかりはレールガン砲台を使用することを決定。レイは『威力過剰』を心配していたが、ゆかりは防衛を優先するとして起動を下令した。

 

 

そして全部隊の展開が完了した矢先‥‥。

 

 

 

「総司令!増援予測ルートから侵攻する集団あり!これは…!?」

 

 

「どうしました!報告を!!」

 

 

「へ、『ヘラクレス』とブリタニア軍です!!」

 

 

「はぁ!?」

 

 

ヨルハ部隊のオペレーター6O(シックスオー)からの報告にゆかりは仰天するとともに倒れかけたのは言うまでもない。




次回 露呈する都市

小説投稿時間は八時でいいですか?それとももう少し早めか遅めがいいでしょうか?

  • 午前八時
  • 午前七時
  • 正午
  • 午後一時
  • 午後三時
  • 午後六時
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。