スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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第二十五話

さて、メカゴジラシティでの攻防戦であるが結局双方ともになんとも言えない終わり方となった。

 

 

DG同盟側は損害多数になったので無様に逃亡。

 

 

 

ヘラクレスは相手が引いたので戦う意味がなくなったためにメカゴジラシティに違和感や嫌悪感を感じつつもエナストリア皇国から戻るように要請が出たので撤収し、ブリタニアはヘラクレスが撤退したので介入する理由を失うとともに、これ以上の世界中の世論からの批判は看過できないと撤収していった。

 

 

日本民族解放戦線側としてはひっ捕らえてあれこれ問い詰めたかったが、損害が少なからず出ていたことから見逃すしかなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆかりは今回の戦闘で発生した損害を修復しつつも各所の失態を改善させるように指示をしつつ、とある行事への準備を進めていた。

 

 

 

 

日本民族解放戦線総司令部

 

 

「はぁ…ゴタゴタがあった後なのに忙しいですねぇ」

 

 

「んなこといってもねぇ?でも海軍はやる気満々みたいだよ?」

 

 

 

エナストリア皇国で観艦式があるのだ。

 

 

 

世界各国が参加することとなっており、おまけに数年前から予定されていたので参加辞退もできないのだった。

 

 

「とはいえ始祖連合国との関係性が悪化してますよね?エナストリア皇国って?」

 

 

「まぁ片や選民思想むき出しの傲慢国家、片や普通の国家、そりゃ揉めるよねぇ…。ブリタニアと始祖連合国は仲いいみたいだけど」

 

 

「似た者同士だからでしょうね?」

 

 

ゆかりはマキとそう話し合いながら準備を進める。

 

 

陛下も今回の観艦式に参加したかったようだが、天皇として行わなければならない業務もあることや始祖連合国の選民さから冥夜が代行として出席することとなった。

 

 

「それで衛星軌道上の空間異常はまだ収まらないんですか?」

 

 

「みたいだよ?ヨルハのバンカーを修理・改修して定点拠点化して監視してもらっているけどまだ不安定になっているみたい。あと東京周辺や函館も」

 

 

おまけにヨルハのバンカー(宇宙ステーション)が出てきた後も衛星軌道上の空間がいまだ不安定であり、日本民族解放戦線首都の函館や旧首都の東京も同様と言う事態はゆかりにとって不安の種でしかなかった。

 

 

 

「今回の式典には私とマキさん、あかりにレイ、ささらさんにつづみさんたちを連れて行くとして、ヨルハのローズ小隊と修理が終了したA2さんが所属するアマリリス小隊を連れて行きますか…」

 

 

ローズ小隊はローズ・アネモネ・ダリア・ガーベラ・マーガレット・デイジーとアンドロイド『レジスタンス部隊』からリリィとジャッカスが臨時で参加しており、アマリリス小隊はA2、A4、G16、S21となっており、追加で8B、22B、64B、11B、16D(B型に変更して参加)が追加で参加している。

 

 

「そう言えば今回の式典に新鋭戦艦を参加させるんだってね?」

 

 

「ええ、海軍の象徴となるべく建造した天照型戦艦を」

 

 

・天照型超戦艦

 

【挿絵表示】

 

本民族解放戦線海軍が建造した超戦艦。大和型の後継艦として改大和型の建造を推し進めていたが計画案が乱立したことやモンタナ級・尾張型高速戦艦・天城型巡洋戦艦・吾妻型超装甲巡洋艦の建造や損傷艦の修理によってドック不足が発生。

 

 

そしてスーパーロボットや敵勢力の人型機動兵器・兵器の高性能化によって大和型の改良型では力不足になるという予測から改大和型戦艦の建造計画をすべて中止。

 

根本的な設計変更とこれまでの異世界技術のリバースエンジニアリングによって培った技術を応用することを決定。世界最強の戦艦を目指して建造された。

 

 

主砲は51㎝三連装砲を五基十五門搭載し、副砲として新規開発の〔15.5cm3連装速射砲〕を装備し、高角砲として[12.7㎝連装速射成層圏高角砲] を16基装備している。

 

※なお高角砲の一部は予算と資材の不足や建造期間短縮もかねて装甲を施しておらず後日装備となっている。

 

対空機銃として旧式ながらもそこそこの性能を有する25㎜三連装機銃をEU(欧州連合)のボフォース社の協力の下改修した物を多数装備している。

 

 

さらに船体両舷にバラストタンクを装備し、半潜航状態になることも可能となっており奇想天外な作戦行動や高性能ダメージコントロールを可能としている他、艦首に装備しているバウスラスターのおかげで高速回避運動を可能としている。

 

 

建造艦

 

一番艦 天照

 

二番艦 月読

 

三番艦 須佐之男

 

四番艦 荒覇吐(アラハバキ)

 

五番艦 武御雷

 

 

以下建造計画艦

 

建御名方(タケミナカタ)

 

伊弉諾(イザナギ)

 

伊弉冉(イザナミ)

 

 

 

 

このような超戦艦を複数建造している・建造中・建造計画が進行中というだけでもすさまじい。

 

 

 

「今回は天照のみ参加させます。他には大和型が全艦動員、赤城型原子力戦術機母艦から赤城・加賀・蒼龍・飛龍を参加させて、イージス艦を多数参加させます」

 

 

「たしかEUからも参加するんだよね?」

 

 

「ええ、樺太から艦隊が出るそうです」

 

 

EUからも戦艦を中心とした部隊が参加予定であるのだ。

 

 

EU参加予定艦艇

 

・H級戦艦ヒンデンブルク

【挿絵表示】

 

・シャルンホルスト級巡洋戦艦シャルンホルスト

【挿絵表示】

 

・O級巡洋戦艦ブリュンヒルデ、エーギル

【挿絵表示】

 

・グラーフ・ツェッペリン級航空母艦グラーフ・ツェッペリン

【挿絵表示】

 

・ザクセン級フリゲート×15隻

 

 

となっている。

 

 

「カヤちゃんはどうする?」

 

 

「あ~。後学のためにもアリウスと一緒に同行させますかね‥‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数日後、

 

 

日本民族解放戦線 北方領土 択捉島単冠湾(ひとかっぷわん)

 

 

 

観艦式に出席するべく日本民族解放戦線海軍艦隊は択捉島単冠湾を出航した。

 

 

総旗艦天照以下、各艦艇は最新鋭の新型機関に換装され高速打撃航空艦隊として堂々たる姿を見せつけながら燃料弾薬を満載し、さらには追加で補給艦までも引き連れて戦争へと挑むかの如く体制でエナストリア皇国へと急いだ。

 

 

 

 

 

それは、観艦式の前後に何かが発生すると予見したかのようであった。

 

 

 

「両舷全速舵そのまま~!」

 

 

「ヨーソロー!各艦、旗艦に並走!」

 

 

 

 

(万が一の事態には備えました…。後は何も起きなければいいのですが…!)

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで視点をヘラクレスに移してみよう。

 

 

先日のメカゴジラシティにおける戦闘の後にヘラクレスは総力を挙げて日本民族解放戦線について調べていたのだ。

 

 

 

明らかに普通の軍隊では考えられないほどの戦力や武器、元レジスタンスだとは到底信じられなかったのだ。

 

 

 

おまけに極度の秘密主義。

 

 

 

勇者特急隊やGGGが以前日本民族解放戦線がまだ東北までしか領域を有していなかった頃に治安維持や調査で協力を申し出たことがあったが日本民族解放戦線から当然の如く拒否されたのでまったく情報がなかった。

 

 

さらに他の世界から来て合流した者達によってメカゴジラシティの周囲の大気にナノメタル粒子が散布されていたことなどから日本民族解放戦線が危険な組織である可能性が高いという可能性が示唆された。

 

 

 

 

不安が重なる中、波乱に満ちた観艦式は間近に迫っていた。




次回 観艦式への道のり


スパロボ30のドライストレーガーも出そうかな?

スパロボ風戦闘前会話を小説の中で登場させたら面白そうですかね?

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