スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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今回エースコンバット7のAWACSのキャラや艦名が出てきますよ~♪


第三十話

交流会から数日後、アルゼナルのパルナメイル第一中隊とヘルシングのロボット部隊、日本民族解放戦線戦術機部隊はドラゴン迎撃のために出動していた。

 

 

 

今回は日本民族解放戦線からAWACS(空中指揮警戒機)としてE-767が同行していた。

 

 

実は日本民族解放戦線がドラゴン迎撃に参加するにあたり、アルゼナル司令のジルにアルゼナルの戦闘データの提供を求め、確認したのだがこれに指揮官としての経験が長いマキが頭を抱えた。

 

 

なんせ戦果の奪い合いで互いに争うこともあり、先日アンジュの機体に工作を仕掛けて遭難させるわ、風邪をひいているのに無理やり出撃させるわで『部隊として活動出来ていること自体が奇跡だよこれ‥‥』とマキを呆れさせたのだ。

 

 

 

これには流石にそのままの状態で部隊を同行させられないと判断したゆかりは急遽、エナストリア皇国経由で空中指揮警戒機E-767を本土防空団から呼び寄せたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

「今日は日本民族解放戦線との共闘ね…」

 

 

「‥‥」

 

サリアは不安げにそう言うがアンジュは気にしていなかった。

 

 

 

 

『この回線か、パルナメイル第一中隊聞こえるか?』

 

 

 

「え、ええ!聞こえているわ」

 

 

 

『俺は空中管制機E-767の管制官、TACネーム『バンドック』、俺が貴様らの監視役だ』

 

 

「はぁ?監視役だぁ??」

 

 

『ロザリー機、黙れ。いいか?もう少しすればドラゴンが正面空域に出現するだろう、貴様らの任務はいつも通りに迎撃すればいいだけだ。‥‥が連携をしっかりとれ』

 

 

「はぁ!?」

 

 

『もう一つ。戦闘空域から無断で撤退する者や後ろ弾をやらかした奴は無条件で撃ち落とす。いいな!!』

 

 

 

 

 

実はこの管制官こと『バンドック』は日本民族解放戦線航空戦略軍でも有名な口の悪い管制官なのだ。

 

 

 

とはいえ懲罰部隊の管制官をやっていたのではないかという噂が立つほどに口が悪いとはいえ優秀な管制官であり、口癖は『誰が死に、誰が生き残るかは俺が決める!!』である。

 

 

 

実際問題、情報漏洩をやらかしそうになった味方を同じ味方に後ろ弾させた容疑があったりする。

 

 

※その件については情報部からの根回しで不問になったという怪しい情報があったりする。

 

 

 

 

結局、今回の戦闘ではアルゼナル組に徹底的に連携や協調を叩き込むこととなり、小型種のみだったのも相まってミサイルフリゲートがほとんど叩き落す羽目になった。

 

 

 

 

それから数日後、

 

 

 

「はい?島の一つと連絡が途絶えたからノーマ共に確認に行かせろって言ってきたんですか?あの糞皇子が??」

 

 

「ゆかりん…いくら屑野郎であっても他国の皇子‥‥いや皇帝を屑呼ばわりはどうかと思うよ???まぁ実際屑野郎だけど‥‥」

 

 

ジュリオがヘラクレスと日本民族解放戦線に頭ごなしに島の調査を命じてきたのだ。

 

 

指揮命令系統がまるっきり違う上に他国の軍隊に命令を出す時点で頭がおかしいと言われてもおかしくないが、ジュリオは先日天皇陛下を蔑み、侮辱する発言を繰り返したために日本民族解放戦線は完全にブチ切れており、暗殺部隊をジュリオのところに送り込むか真剣に検討していたレベルなのだ。

 

 

※ちなみにアルゼナル組のヴィヴィアンも天皇家が他国の王族とどう違うのか分かってなかったが、真摯に話すとなんとなく分かったような感じであったことや明るく無邪気な性格だったこと、無礼なことを言わなかったので問題はなかった。

 

 

 

とはいえ他国からの要請という体ではあるので放置するわけにもいかないので艦隊を赴かせることとなった。

 

 

 

「では桜乃そら中将、万が一の場合にはよろしくお願いします」

 

 

「了解しました」

 

 

・桜乃そら

 

日本民族解放戦線における特殊部隊の総元締めのような人物である。

 

 

前歴はゆかりも把握していないが優秀な人物であるのは事実だし、日本民族解放戦線内では彼女に戦闘で勝てる者は誰一人としていないので、特殊部隊教官に据えられている。カヤやアリウス連隊の面々への教育は彼女が担当しており、キヴォトス人相手でも余裕で勝てるほどの強者である。

 

おまけに単身で一個大隊を壊滅させただの、彼女個人の戦闘能力は一個師団に匹敵するだの、無茶苦茶なうわさが付きまとっているが、何度が敵一個小隊が立てこもる建物を拳銃一丁を持って単身で突入し数分で制圧したばかりか人質全員無事かつ無傷で帰って来た実績があるのであながち嘘とは言えない‥‥。

 

 

挙句の果てにゆかりも彼女には頭が上がらないのか意見を聞いて治安関連や警察系の案件を決めることが多く、彼女の進言によってこの世界における日本民族解放戦線領域内では免許を取得すれば気軽に銃器の購入が可能になっていたりするのだがこれは別の話だろう。

 

※理由としては、敵ゲリラや敗残兵が銃を持って強盗や事件を起こす可能性を否定できないことやブリタニアによる侵略を受けた際の自己防衛や現地徴用戦力を確保するためであったりする。

 

 

ちなみに彼女は中将の地位に今はおり、不知火カヤ少将を副官にする形で部下にしている他、特殊作戦群やアリウス連隊を指揮下に置いている。

 

※余談だが、彼女に年齢の話をするのは厳禁である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…話を一旦戻そう。結局、桜乃そらと不知火カヤ、アリウス連隊の面々を乗せたサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦『パフィン』は指定された海域にもがみ型護衛艦『もがみ』『やはぎ』、アドミラル・ゴルシコフ級ミサイルフリゲート艦『アドミラル・ゴルシコフ』『アドミラル・フロータ』『ケト』『メティス』を引き連れて向かった。

 

 

現地にいたミスルギ皇国の正規軍は日本民族解放戦線を見下す態度を取りまくり、日本民族解放戦線側のストレスを挙げまくった為に、キレたカヤは一計を案じ、『優秀なあなた方が戦果を挙げたほうがあなた方の皇帝もお喜びになるのでは??』と悪い笑顔で提案してみた。

 

 

 

するとミスルギ皇国正規軍は調子に乗って、命令を無視して島に勝手に乗り込んで行った。

 

 

 

 

そう。カヤはミスルギ皇国軍を撒き餌にするとともに威力偵察のために犠牲になってもらうことにしたのだ。

 

 

そらやサオリも何となく察していたが、カヤの考えと同じだったので目を逸らしただけで何も言わなかった。

 

 

 

 

その後、オープン回線で情報を共有していたが、ミスルギ皇国軍側からの断片的な情報と悲鳴が聞こえた後に、通信が途絶えた。




次回 揚陸開始

クロスアンジュ編はある程度進んだら日本民族解放戦線がスパロボVみたく別世界に行く体でブルーアーカイブの世界に転移する羽目になる予定ですがどこに転移するのがいいでしょうか?

  • 混沌のゲヘナ学園
  • 砂漠のアビドス
  • お嬢様学校のトリニティ総合学園
  • 機械狂いのミレニアムサイエンススクール
  • 革命のレッドウインター連邦学園
  • カヤと因縁の連邦生徒会
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