スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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大変お待たせいたしましたぁ!!


風邪ひいてまして( ̄▽ ̄;)

それと今年最後の更新になります。来年もよろしくお願いします!


第三十一話

結局、ミスルギ皇国軍からのとぎれとぎれの報告をまとめた桜乃そらや不知火カヤ、錠前サオリは頭を傾げた。

 

 

『巨大な虫が仲間を殺している』

 

 

『虫の大群が纏わりついてきて人を食らっている!』

 

 

『黒い服を着た女が攻撃をしてきた』

 

 

だの詳細が分からない内容ばかりであったのだ。

 

 

 

とはいえ生物兵器の可能性が高いとの判断から、完全武装かつ単独行動はもとより小隊規模での行動を禁じ、二個小隊規模で互いに援護し合いつつ、橋頭堡からの支援や無線やすぐに届く範囲内で少しづつ進出していくことを決めた。

 

 

そうしてアリウス連隊は作戦を開始した。

 

 

 

ここで一旦、アリウス連隊の一般隊員について紹介しよう。

 

 

アリウス連隊はキヴォトスから転移したアリウス分校生徒全員で構成されている関係で見た目はブルーアーカイブのアリウス分校のモブ生徒そっくりである。

 

 

訓練や再編終了後に目立つかもという理由から迷彩柄の戦闘服が支給される予定だったが、サオリ率いるアリウススクワッドはもとより、一般隊員らからも『この服はアリウス分校の誇りだ!!』と猛反発を受けたのでゆかりやそら達を折れさせた過去があったりする。

 

 

そんな関係からアリウス連隊隊員たちの外観はアリウス分校のモブ生徒そっくりそのままな見た目なのだが、ガスマスクが旧型に見えたことや見た目重視であった可能性が技術部から指摘されたことで現実で陸自が採用している『18式防護マスク』そっくりなガスマスクが供与されていたり基に改造して愛用品そっくりにされた物を運用していたりする。

 

 

連隊は特殊部隊としての扱いであるので、車両等の配備はなされていなかったが今回の事態に際し、82式指揮通信車を改造した化学防護車と87式偵察警戒車も配備されていた。

 

 

 

 

 

 

まぁ話を戻そう。

 

 

 

そんなこんなで揚陸艦『パフィン』からLCAC(エアクッション型揚陸艇)で揚陸作業を開始し、調査を開始したアリウス連隊であったが‥‥

 

 

 

 

 

 

 

・島 山中

 

 

「ううううう‥‥!!遅い!遅すぎるのですーーー!!」

 

 

「ワンちゃんは本当にうるさいなぁ…。でも実際問題やけに遅い‥‥」

 

 

 

ミスルギ皇国正規軍を山中で攻撃した部隊の指揮官クラスの二人(人?)のうち片方は駄々をこね始め、もう一人は一見落ち着いているものの、少々いらだち始めていた。

 

 

 

そう。アリウス連隊は本来なら半日で到達できる島の中間部に存在する山に進出するのに一日を費やしていた。

 

 

 

これは現場指揮を任せられていたカヤの経験からこうなっているのだ。

 

 

カヤはキヴォトスで自身が行った政権奪取やその後の政策の失敗の原因、破滅した原因等を軍人としての英才教育を受けた後、自ら検討した上でさらにマキら、日本民族解放戦線各将軍・名指揮官にも検討してもらった結果、ある結論にたどり着いた。

 

 

 

『人望のなさと性急さ、後先考えていなかったことが原因』

 

 

そもそも彼女が打ち立てていた政策そのものは妥当だと日本民族解放戦線内でも評価されていた上に、彼女が持つ政治的手腕も十分、彼女が部下に対して行った処罰等もある程度は真っ当であるので『人望をもう少し得られていれば、そして慎重に事を進めていればうまくいっていたのでは?』とゆかりから指摘されるぐらいで彼女自身の考えは政治家としてはまともな方だったといえる。

 

 

その経験からカヤは今回の作戦に際してとにかく慎重さを重視し、揚陸艦や護衛艦、フリゲートから遂次支援用ヘリや無人機を挙げさせて地上探査部隊の支援に当てるとともに連携がとりずらい場所に突入するのはできるだけ避けさせて時間をかけてでも完璧にことを成そうとしたのだ。

 

 

 

とはいえ時間を掛けずぎているのは事実であり、

 

 

 

『‥‥!!!!‥‥‥!!!』

 

 

「あ~はいはい。うるさいですよ」

 

 

ガチャ!!

 

 

 

ミスルギ皇国から苦情が何度か来たのだがカヤはそれを無視しているのだが、それは別の話なのでここではいいだろう。

 

 

 

 

 

 

 

・翌日

 

 

 

「ううう…ついに基地跡っぽいところに突入か‥‥」

 

 

「あんまりビビるな、そうしているとマジで何か出てくるから…」

 

 

翌日になって日本民族解放戦線アリウス連隊は島の反対側にあった基地跡らしき場所に突入を開始した。

 

 

 

当初は森を突破してからの予定だったが、ミスルギ皇国正規軍の残した無線記録では森に入ってから被害が続発し、基地にたどり着けなかったことや無人機による偵察の結果、待ち伏せがある可能性が高いと判断され海岸線から回り込む形で基地跡に進出したのだった。

 

 

 

 

そして隊員たちの武装も普段の89式小銃やUMPシリーズではなった。

 

 

 

なんと主兵装にはM1L1五銃身重突撃銃とMPS AA-12ショットガンを用意していた。

 

 

『MPS AA-12ショットガン』は現実世界において2005年にMPS社が開発したフルオートタイプのショットガンで、この世界ではつぶれかけていたMPS社が起死回生の一手として発売したが結局、ブリタニア軍には見向きもされずに2008年に倒産。

 

 

その後、この銃の権利や開発メンバー達をイタコ達が引き抜いたことにより、日本民族解放戦線にて試験的に運用が開始されていた。

 

 

 

どうも虫タイプの生物兵器の可能性があると判断したカヤは『パフィン』艦内で埃をかぶっていたこのAA-12を引っ張り出して持って行かせたのだった。

 

 

 

この判断が吉となったとはこの時まだ誰も知らなかった。




次回 虫駆除開始

クロスアンジュ編はある程度進んだら日本民族解放戦線がスパロボVみたく別世界に行く体でブルーアーカイブの世界に転移する羽目になる予定ですがどこに転移するのがいいでしょうか?

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