スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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今回は結構早くできました!!

感想お待ちしております!


第三十六話

さて、カヤ以下アリウス連隊はキヴォトスにてとある作戦を準備し始めた。

 

 

『な、なるほど…。まぁ確かに新たな人材確保もお願いしていましたけどね…( ̄▽ ̄;)。まぁやりすぎてこっちに逆侵攻されるような事態は避けてくださいね?』

 

 

「それは無論ですよ。では吉報をお待ちください元帥閣下」

 

 

ガチャ

 

 

 

カヤは日本民族解放戦線側の世界と電話線を繋いでおいた有線電話でゆかりに作戦許可をもらい、サオリ達に向き合った。

 

 

 

「それで元SRTメンバーへの勧誘状況はどうなっていますか?」

 

 

「カヤが言うように元SRTのほとんどはヴァルキューレ所属となっていたが、やはりヴァルキューレも扱いかねて冷遇していたようだ。多少金を使うことになったが大方の囲い込みは完了した」

 

 

 

「さすがは桜乃教官の愛弟子の皆さんですね」

 

 

 

カヤは今回のキヴォトス帰郷に際してゆかりやそらへの恩返しや連邦生徒会への意趣返しもかねて元SRTメンバーの過半を日本民族解放戦線に連れ込もうと考えていたのだ。

 

 

元々この世界線のカヤは汚職はしていてもそれは治安維持のための言わば必要悪的な行いしかしておらず、自分の首が危うくなる可能性があるSRTの存在も必要であると考えて必死に廃校阻止に動くほどなのだ。

 

 

にも拘わらず、SRTが潰された挙句にその予算を用いて形を変えてでもSRTを存続させようとしたらその予算が何と『連邦捜査部S.C.H.A.L.E(シャーレ)』に回されていてどうにもならず、ヴァルキューレ警察学校への予算配分も最低限。

 

 

こんな状態で頭が回らずにクーデターを起こすしかないという感じでクーデターを起こしたのだ。

 

 

 

とはいえ、日本民族解放戦線にてゆかりやそらとの出会いと実戦経験を積んだり、地獄の訓練を受けた今のカヤは先生や連邦生徒会の知っているカヤではない。

 

 

 

 

脱線したので話を戻そう。

 

 

 

カヤとしては元SRTをヴァルキューレが使いこなせているわけがないと見抜いており、事実そうであった。一般の生徒と同じように扱って武装も最低限しか支給しなかったせいで元SRTメンバーの不満が爆発寸前であり、落ち着いているのは先生とズブズブなRABBIT小隊や矯正局に収監されているFOX小隊のみである。

 

 

現在、カヤからの指示でサオリやアズサ・ミサキらが元SRTと接触して日本民族解放戦線に参加させることを了承させていた。

 

 

カヤとしては元SRTがいなくなればただでさえ先生頼りで存在意義がなくなりかけている連邦生徒会にとっては大なり小なりダメージになるのでいい意趣返しになると考えたのだ。

 

 

 

「さて、次の作戦の詳細を詰めますよ?」

 

 

「分かった。確か次は‥‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『FOX小隊回収作戦』そして‥‥『連邦生徒会制圧作戦』ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生が矯正局でFOX小隊と面会してから数日後、キヴォトスの治安はかなり悪化していた。

 

 

 

いやまぁ? 元々某GTAじみたレベルで治安が悪いキヴォトスであるが、突然異常とも言えるレベルで悪化したのだ。

 

 

 

 

各ヘルメット団にキヴォトスの物とは思えない高性能な銃器が出回って各自治区で暴れまわるわ、大型ロボットが暴れてゲヘナ学園がさらに混沌と化すわさんざんであった。

 

 

 

アビドスにおいても壊滅したはずのカタカタヘルメット団がなぜか復活して仕返しと言わんばかりに攻撃を仕掛けてきてシャーレの先生は各自治区への対応でD.U.を空けてしまった。

 

 

 

 

 

そんな日の夜

 

 

 

 

 

 

・矯正局 某所 FOX小隊用牢

 

 

カッ!!!

 

 

 

「う、ううん??」

 

 

 

「なんだ?こんな時間に‥‥」

 

 

 

「まぶしい‥‥」

 

 

 

FOX小隊の面々はいつも通り囚人作業を終わらせて呑気に眠りについていたが、突然明るい懐中電灯の明かりで照らされて目を覚ました。

 

 

 

「…FOX小隊は全員いるな?」

 

 

 

「ああ、ここにいるが?」

 

 

ユキノはFOX小隊が全員いるのかを確認してきた看守に少々違和感を覚えつつそう答えた。

 

 

 

(…こんな看守いたか?)

 

 

 

ユキノの記憶では彼女のような看守は見覚えがなかった。

 

 

 

「出ろ、移送だ」

 

 

「え?」「い、移送??」

 

 

 

クルミとオトギは首を傾げた。

 

 

 

そんな話は聞いていないからだ。

 

 

 

 

とはいえ牢の外には四~五人の矯正局局員が待機しているので、とりあえず囚人服を着て外に出たが‥‥

 

 

 

「っ!?」「え!?」

 

 

 

ユキノとニコは驚きを隠せなかった。

 

 

 

 

FOX小隊の面々を取り囲んでいる矯正局局員の奥に気絶させられた矯正局局員の姿があったからだ。

 

 

 

 

「急げ」

 

 

「わ、分かった。‥‥一つだけ聞いてもいいか?」

 

 

「なんだ?」

 

 

先導する矯正局局員の姿をした生徒にユキノは聞いた。

 

 

 

「移送先はどこだ?」

 

 

「‥‥」

 

 

 

その矯正局局員は何も答えなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガァァァァアン!!!!!

 

 

 

 

 

「うわぁぁあああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから十分後、矯正局内にて突然大爆発が発生。

 

 

 

 

 

矯正局局員数人が巻き込まれて負傷するとともに矯正局内に収監されていた生徒多数が脱走。

 

 

 

矯正局はシャーレが始動する直前に発生した七囚人脱獄事件並みの大失態をやらかしたのだ。

 

 

 

すぐに尾刃カンナが主導してヴァルキューレ警察学校生徒による調査が始まったが、爆発によってあらゆる監視カメラのデータが消失。

 

 

収監されていた生徒の名簿も爆発に巻き込まれて焼失したために一体何人が脱獄したのか分からなかった。

 

 

 

 

 

そのことを聞いたカンナは嫌な予感がした。

 

 

 

どうして矯正局やヴァルキューレでも極秘扱いだった矯正局内の監視カメラデータ保管室や監視室が的確に破壊されているのか?

 

 

一体だれがどうやって行ったのか?

 

 

 

何よりFOX小隊はどこに行ったのか?

 

 

 

 

‶何故、矯正局に止めてあった囚人護送用の装甲車と護衛用の車両数台が盗まれたのか??″




次回 矯正局襲撃事件の真相

アーム・スレイブ(AS)とレイバーが戦うシーンを今後書く予定なのですが、M9ガーンズバックや傭兵のASと善戦するレイバーはどれがいいでしょうか?

  • 99式空挺レイバー ヘルダイバー
  • HAL-X10
  • AV-0 ピースメーカー
  • AV-X0 零式
  • クラブマン・ハイレッグ
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