スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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今回より欧州に視点が移ります?




…アキト編は結構短めで、ロストストーリーズのストーリーに早めに移るかもです(^^;



ロススト編でスパロボ風味が強くなりますのでしばしお待ちを!!!


第四十二話 

欧州…。

 

 

そこは今、カオスと化していた。

 

 

 

 

 

フランス戦線

 

「第一中隊突撃用意!!!」

 

 

ピィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!

 

 

 

「突撃ィ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

ワァァァァァァァァァァァァァァアアアアアア!!!!!!!!!!

 

 

 

 

フランス南部の戦線は現在、現実の第一次大戦の様相を呈していた。

 

 

 

 

 

ジュリアス・キングスレイがユーロ・ブリタニアに着任する直前を狙い、欧州連合はすぐさま動いた。

 

 

 

ブリテン島にある諜報機関MI6の少女諜報員部隊『白鳩』をユーロ・ブリタニアの首都に潜り込ませて諜報活動を行わせるとともに、日本民族解放戦線から貸与された陸上戦艦部隊で戦線の押し上げを開始した。

 

 

 

 

しかし、ジュリアスは悪辣な策士でもあり、欧州連合軍は大苦戦していた。

 

 

 

 

なんせ、先日は戦闘に巻き込まれそうになっていて避難していた市民をもいとわない攻撃を行い、護衛していた歩兵部隊が市民諸共全滅するわ、欧州連合誕生後は一旦加盟を見送ったことで未だ非交戦国であり中立国であったイタリアの国籍を持った船十数隻をジブラルタル沖で問答無用と言わんばかりに撃沈するわで戦闘員・非戦闘員問わず大損害を被っていたのだ。

 

 

 

 

とはいえ幸か不幸かこれによって欧州全体が欧州連合に加盟し、さらに北欧各国も欧州連合に加盟する事態に発展。

 

 

 

大激戦が繰り広げられているというわけだ。

 

 

 

 

 

 

戦線上空

 

 

 

「第二中隊はそのまま敵KMFを攻撃、第三・第四中隊はこれより敵本陣を叩く。各員、ブリタニアのカス共に欧州の実力を味合わせてやれ!!!」

 

 

 

『『『『了解!!』』』』

 

 

 

 

この戦線の上空には日本民族解放戦線が運用している戦術機撃震の欧州仕様かつロシアにある工場にて生産された型であるバラライカが一個大隊の編隊を組んで地上のブリタニア軍に攻撃を仕掛けていた。

 

 

 

この部隊の名は、第203航空戦術機甲大隊。

 

 

 

白銀や悪魔と呼ばれる部隊である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで視点を一旦欧州連合国内に移そう。

 

 

 

 

欧州連合はアドルフ・ゲッペルスが信奉者たちと共に起こした第二次革命によって生まれ変わったことによって首都も変わったのだ。

 

 

 

かつて、ユーロピア共和国時代はパリが首都となっていたが、現在はベルリンに移っている。

 

 

 

 

 

ベルリン 総統官邸

 

「うむ…うむ、分かった。ではそのように進めてくれたまえ、それと志願者に関してはしっかりと教育を行った上で戦線に投入するようにしてくれ。くれぐれも特攻兵や使い捨て兵士として酷使されるような事態はあってはならないからね?」

 

 

 

『は!無論であります!ジークハイル!!』

 

 

 

アドルフ・ゲッペルスは徴兵部門の長官との電話を終え、書類に目を向けた。

 

 

 

 

「‥‥。結月元帥のご厚意で多数の新型兵器の融通をしてもらっているが、やはり戦力不足はいただけないな」

 

 

 

そう、総統は戦力不足を嘆いていたのだ。

 

 

 

かねてより、日本民族解放戦線から戦術機の購入や技術のライセンスを格安で入手させてもらい、独自に戦術機開発を行っていたが、何分コストが高い問題から欧州連合においても全部隊に配備が間に合っていないのだ。

 

 

 

おかげで東北財閥傘下の企業から技術提携を受けて政府直轄の車両メーカーが新型レイバー『グラウベア』『ブロッケン』『ドシュカ』の開発に成功し、生産が始まったとはいえ数の上ではいまだにKMFモドキの『パンツァー・フンメル』であり、戦力に不安があったのだ。

 

 

 

なんせ、パンツァー・フンメルは中~遠距離戦なら十分ブリタニアのKMFに対抗可能なのだが、両腕部に大口径キャノン砲が固定装備されている関係から近距離戦が不可能に近かったのだ。

 

 

 

そのせいで昨今、近距離戦に持ち込まれて撃破されるケースが後を絶たず頭の痛い問題と化していた。

 

 

 

「『wZERO』という特殊部隊とは名ばかりの特攻部隊があったという報告にも耳を疑ったが、現在は当時の指揮官は既に更迭済み‥‥というか軍法会議で銃殺刑に処したが、彼ら彼女らの軍上層部への不信感はぬぐえないだろう…こちらから歩み寄ることが必要だな‥‥」

 

 

 

そう。この世界においてもwZERO部隊司令であったアノウは第二次革命時に部隊が創設直後で秘匿されていたことをいいことに新生した司令部からの支援命令の際に特攻を指示。

 

 

部隊は案の定と言うべきか日向アキトを除いて部隊は全滅。

 

 

 

見捨てては置けないと救援対象であったはずの第三十二機甲連隊が逆撃を仕掛けてブリタニア軍を撤退に追い込んで彼を回収していくという事態に発展。

 

 

 

そしてwZERO部隊司令部では、参謀として着任したばかりの亡命ブリタニア貴族の血を引く『レイラ・マルカル』によってアノウは更迭された。

 

 

 

 

ここまではほぼ、原作同様の流れであるがここから事態は大きく動いた。

 

 

 

 

この部隊の存在を知った西部方面軍総司令官の『エーリヒ・フォン・マンシュタイン元帥』の命によって現地の部隊がTYPE-5『グラウベア』という新型レイバーを用いて基地を制圧したのだ。

 

 

 

これによって司令官であったアノウは元の地位に戻れると思っていたが、マンシュタイン元帥はこの日本人を犠牲にさせることを大前提にした部隊の存在に激怒。

 

 

 

総統に事実を事細かく報告するとともにアノウの身柄を戦争犯罪者として拘束。

 

 

 

 

さらに基地要員の全員を拘束し、新型KMFと思われる『アレクサンダ』も接収した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、総統からの命令で行われた軍事法廷で司令官のアノウやこの部隊の創設にかかわったり、率先して創設を支持した元ユーロピア高官ら全員が有罪判決が下され、軍人として銃殺刑に処された。

 

 

 

そして総統は自ら亡くなった日本人隊員らの遺族のもとに赴き、土下座をして謝罪を行った。

 

 

 

 

さすがにこれには欧州連合内からもやめるように要請が来たが、ゲッペルスは決してやめなかった。

 

 

 

 

そしてこれを知った日本民族解放戦線…いや、天皇家からもこの判決を賞賛され、日本人の難民たちを日本民族解放戦線が受け入れるということや、欧州連合による賠償を行うことでまとまった。

 

 

 

※なお、この謝罪式に同席する為にレイラやスマイラスが原作通りに佐山リョウと成瀬ユキヤ・香坂アヤノのチームに襲われるも返り討ちにしてそのまま徴用した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁそんなことがありつつも、欧州の地に日本民族解放戦線から義勇兵部隊が送り込まれてきたのだが、それはまた今度に話そう。




次回 フランス混乱(パニック)

アーム・スレイブ(AS)とレイバーが戦うシーンを今後書く予定なのですが、M9ガーンズバックや傭兵のASと善戦するレイバーはどれがいいでしょうか?

  • 99式空挺レイバー ヘルダイバー
  • HAL-X10
  • AV-0 ピースメーカー
  • AV-X0 零式
  • クラブマン・ハイレッグ
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