あ、今回はリリカルなのはのキャラが登場しています!
欧州にて情勢が急激に変化している頃、極東方面でも情勢が変化していた。
『まてやごらぁ!!!』
日本海にて、日本民族解放戦線所属の哨戒中の艦二隻が中華連邦所属を自称する不審大型船の追跡を行っていた。
監視衛星からの情報を基に黒の騎士団の機体や兵装・武器を満載した可能性のある船を捜索していた『海鳴』及び同型艦の『夜天』は日本海の尖閣諸島沖まで進出し、網を張っていたのだがそこに見事かかったというわけだ。
※外観は現実で米海軍が運用しているインディペンデンス級沿海域戦闘艦をハイスクール・フリート仕様にした改インディペンデンス型をイメージしてください。
この艦の艦長兼戦隊指揮官である『八神はやて』は激怒していた。
なんせ、危険を承知でこの権限が曖昧な海域まで進出したことは自分の責任だからいいとしても、臨検相手の船を見つけるまでに五度もブリタニア艦とのいざこざが発生し、三度も中華連邦艦との領海についての言い合いが発生。
二度は欧州連合太平洋方面艦隊所属のフリゲートやウラジオストク所属の欧州連合の観測船や貨物船であったので気兼ねなく通話できたが、それ以前のブリタニアや中華連邦との通信でストレスが溜まっていたのだ。
現在、日本民族解放戦線では再度のブリタニアとの戦いに備えて国内の統制に力を入れていた。
まぁ基本軍事独裁政権であるので、そこらへんは容易いのだがそこまで厳しい統制と言うわけではなかった。
というか、そもそもわざわざ統制を敷く程のものでもないのだが敷かざるを得ない事情があったのだ。
黒の騎士団シンパの存在だ。
日本民族解放戦線においても黒の騎士団の扱いは面倒と言っても過言ではなかった。
弱者の保護を実行する黒の騎士団は何気にこの世界線でもシンパは多く、日本民族解放戦線の兵器を黒の騎士団に密輸しようとする者が出るほどであった。
その為、日本民族解放戦線でも黒の騎士団の団員もしくはシンパを拘束することにしたのだ。
ところが、シンパの一人でもある皇神楽耶が北海道の施設から逃亡。
陛下からの厳命を受けて厳重監視の体制を敷いていたにも関わらず逃がすという大失態に日本民族解放戦線のみならず陛下の身の安全の確保や直属部隊と言っても過言ではない近衛も面子が丸つぶれとなってしまった。
そこで、領海内を航行する船舶で黒の騎士団との関わりのある可能性の高い船は一隻残らず臨検することとなったのだ。
それに黒の騎士団が運用していた『紅蓮弐式』という機体の「輻射波動機構」は日本民族解放戦線の運用する機体にとっても脅威であると判断され、鹵獲・技術の入手が求められていたが、そもそもインド系の技術であるという情報もあってか技術の入手にはインド軍区との交渉が求められた。
その為、とりあえず黒の騎士団の戦力を多少なりとも削ぐことになっていたのだ。
視点を戻そう。
「ええい!主砲の射程内やな!?なら発砲を許可するで!!」
「ぬ、主はやて!!流石に撃つのは!!」
はやては一向に止まらない不審船に業を煮やしてMk.110 57㎜単装速射砲の使用を許可した。
それに『海鳴』副長でありドイツ系のリインフォース・八神は戸惑った。
自称とは言え、他国の船舶への砲撃は問題だ。
「周りに打ち込むだけでええ!!さっさとしいや!!」
はやての指示により、『海鳴』は主砲を発砲。
しかし、止まらず中華連邦領海内への逃亡を許してしまった。
はやては地団駄を踏んだがどうにもならなかった。
日本民族解放戦線 大本営
「そうですか…。分かりました、では早めにこちらの領海内への帰還をお願いします」
『うむ、了解した』
ゆかりは哨戒戦隊の副長である『ディアーチェ・八神・クローディア』からの連絡を受けて即座に帰還し、報告を上げるように指示して通信を切った。
「さてさて、ヘラクレスがこちらに戻って来たというので警戒を強める必要がありますね‥‥。『ピース・マーク』から買った情報では異世界の傭兵集団が各地で姿を見せていろいろとやっているようですし、情報の管理は徹底しませんと‥‥」
そう言ってゆかりは五稜郭に向かった。
それから数時間後、五稜郭の一室から現天皇である煌武院悠陽の説教が二時間も聞こえたという。
皇神楽耶を逃がした一件でゆかりは呼び出され、説教を受けたというわけだ。
次回 欧州方面の一時終結
ちなみにピースマークと日本民族解放戦線はクラブマン・ハイレッグの海外への密輸でかかわって互いにお得意様になってます。
アーム・スレイブ(AS)とレイバーが戦うシーンを今後書く予定なのですが、M9ガーンズバックや傭兵のASと善戦するレイバーはどれがいいでしょうか?
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99式空挺レイバー ヘルダイバー
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HAL-X10
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AV-0 ピースメーカー
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AV-X0 零式
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クラブマン・ハイレッグ