スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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アラスカです!


第四十七話

アラスカにて行われる合同比較公開試験。

 

 

元々はランスロット系列機の比較試験であったが、シュナイゼルの発案によって日本民族解放戦線の参加が要請され日本民族解放戦線側も渋々という形で参加することとなった。

 

 

 

「まさかアラスカでやるとは‥‥」

 

 

「まぁ欧州連合にも誘いを入れていたみだいだし、ここなら都合がいいと思ったんじゃない??」

 

 

「面の皮厚すぎるでしょう‥‥」

 

 

ゆかりはまさかアラスカで行うとは思っておらず、驚いていたがずん子からの話を聞いてブリタニアの態度に呆れ果てた。

 

 

 

 

というかそもそも欧州連合とブリタニア(ユーロ・ブリタニアという建前ではあるが…)は数週間前までがっつり交戦状態だったのだ。

 

 

 

どの面下げて誘うというのか‥‥。

 

 

 

 

まぁ言うまでもなく、欧州連合側は断固拒否。

 

 

 

というか、ジュリアス・キングスレイの身柄引き渡しを要求したという。

 

 

 

※欧州連合側からすれば戦争犯罪者なので当然ではあるが、無礼な誘いへの意趣返しと言うのもある。

 

 

 

 

 

 

 

この話は一旦おいておこう。

 

 

 

 

 

そして案内された三人はシュナイゼル達が待っている部屋へと通された。

 

 

 

「やぁ休戦条約会議以来だね?結月元帥」

 

 

 

「シュナイゼル皇子…、どの面下げて来たのかと言ってやりたい所ですがお誘いありがとうございます」

 

 

ゆかりは嫌味たっぷりにシュナイゼルに帰しながら挨拶をした。

 

 

 

 

一方、試験会場にて零式の立ち上げ作業が行われていた。

 

 

 

 

 

会場

 

 

「いいですか?篁中尉、この零式は本来のOSではないOSを使用しているので多少は動作に違和感があるかもしれませんし、貴方が普段扱っている戦術機…それも近衛師団用かつ貴方用にチューンされた武御雷F型とは根本的に異なります」

 

 

「分かっています。戦術機とレイバーは大きさはもとより設計思想から違うと言うことも」

 

 

 

ずん子は会場にて今回のテストパイロットに任命された篁唯依中尉に機体の説明を再度行っていた。

 

 

 

「しかし、この機体は次期警察用…そして軍警察用としても設計されているので格闘戦については最強格と言ってもいいでしょう。貫き手の他にもリボルバーカノン、電磁警棒も用意していますから安心してください」

 

 

「ほぉ‥‥」

 

 

 

「あ、ただリボルバーカノンは実弾が装填したままなので試験中は使わないでくださいね?あと電磁警棒も通常のままなんですけどそっちは別に普通に使っていただいても構いませんよ」

 

 

 

「分かりました!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、ランスロット・グレイルとランスロット・トライアルの演習が行われグレイルが勝利した。

 

 

 

「いやはや…すさまじい動きですね‥‥」

 

 

「いやまぁ?あれはパイロットの腕じゃないかなぁ‥‥」

 

 

シュナイゼルや他のブリタニア皇族や軍人とは別の展望室にて観戦していたゆかりは純粋に驚いていたが、マキはパイロットの腕であると見抜いていた。

 

 

 

「そうですね、トライアルの方のパイロットであるキンメル卿は平均的なパイロットと聞いていますが、グレイルを駆るオルドリン・ジヴォン卿はベジャイヤ基地にてピースマークの最精鋭ホワイトホーンを追い払ったと聞きますし、異世界から流れてきたAS(アームスレイブ)相手にも戦果を挙げていると聞きます」

 

 

 

ずん子も情報部が入手した情報を基にそう評価する。

 

 

 

「ふむ‥‥次は三機を用いての三つ巴形式の演習ですけど零式で対処できますかね??」

 

 

 

「な~に!零式を侮らないでください!!確かにスラッシュハーケンやランドスピナーは装備していませんけど、格闘戦や市街地での運用面では先んじていると自負しています!それに天の眼だってあるんですし‥‥」

 

 

「「??」」

 

 

 

ずん子の言葉にゆかりとマキは頭を捻った。

 

 

 

とはいえそんな話をしつつも次の試合が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

『これより二回戦、AV-X0零式及びランスロット・トライアル、ランスロット・グレイルの試合を開始します!』

 

 

 

アナウンスと共にまずキンメル卿の駆るトライアルが近接戦を行おうと零式に迫る。

 

 

 

 

「いかに最新鋭のレイバーだとしても軍用のこちらに勝機がある!!」

 

 

 

しかし‥‥

 

 

 

スッ!ドガシャ!!

 

 

 

「「「「「なっ!?」」」」」」

 

 

 

その光景を見たブリタニア関係者らは驚いた。

 

 

 

 

零式はトライアルの攻撃を僅差で避け、足を引っかけて体制を崩させた上でコックピットブロックを掴む形で抑え込んだのだ。

 

 

 

 

それも一瞬のことである。

 

 

 

 

「ふぅ…うまくいくとは思っていませんでしたが、上手くいって良かったです」

 

 

篁としては駄目もとであったのでうまくいったのは奇跡に近かった。

 

 

 

そして手を器用に操作してトライアルのコックピットブロックの緊急解放レバーを操作。

 

 

ハッチを開けて撃破判定をたたき出した。

 

 

 

とはいえ危険なのですぐさまハッチを再度閉めてグレイルに向かおうとしたその時‥‥!

 

 

 

 

ドガァアアアン!!!!!!

 

 

 

 

会場内に爆発音が響いた。




次回 テロリスト襲来!?

モニカ・クルシェフスキーの本編での扱いがひどすぎるのでこの世界線では変更しようと思うのですが、どのルートがいいですか?ギアスによる操作ではなく、彼女自身の意思という形ですが…

  • 日本民族解放戦線に亡命
  • ルルーシュ皇帝陣営へ
  • 日本民族解放戦線の捕虜として生還
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