スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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第四十九話

さて、アラスカでゴタゴタが起きていた頃‥‥

 

 

 

 

北海道 某所 日本民族解放戦線陸海空共同基地 極秘軍港 工事エリア

 

夜間

 

 

 

この軍港では、現在多数のレイバーが働いていた。

 

 

 

ズキョン、ズキョン!

 

 

その中の一機、菱井インダストリー社製の作業用レイバー『タイラント2000』が見回りがてら海岸を歩いていた。

 

 

そんな時‥‥

 

 

 

ベキィ!!!

 

 

 

「うん?」

 

 

 

 

ベキベキベキベキベキ!!!

 

 

ドガァン!!

 

 

 

「!?」

 

 

突然破壊音が真横から聞こえたのだ。

 

 

 

 

「おいこらぁ!!!そこで一体なにを‥‥!?」

 

 

タイラント2000の操縦者は誰がやっているのかとヘッドライトを全開で照らしたのだが‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこには明らかに軍用と思しき機体が敷設されていたパイプ類を破壊しており、こっちをにらむかのように目が合ったのだ。

 

 

「あ!ああ!!あああああ‥‥!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドガシャアアアン!!!!

 

 

 

「ふぇ!?」

 

 

「な、なんだぁ!?」

 

 

 

この現場で働いていたのは、現地採用の作業員たちとキヴォトスにあるレッドウィンター連邦学園の部活である工務部出身の元生徒であった。

 

 

彼ら彼女らは昼のシフトを終えて酒を飲んだり、プリンを楽しんだり、カードゲーム等をして暇を潰したり仮眠を取っていたのだが、突然の轟音に飛び起きた。

 

 

 

 

「どうした!どうした!!」

 

 

「喧嘩なの!?」

 

 

 

「まてまてまて!本当に喧嘩なのか!?」

 

 

 

「ちょ!!あれあれ!!」

 

 

 

 

ドガッシャアアアアン!!!

 

 

 

「「「うわぁあああ!?」」」

 

 

 

彼らの前に突然タイラント2000の片腕が突如落下してきた。

 

 

 

あ、あああああああ!!!!????

 

 

そして眼前には大破し、倒れ込んでいるタイラント2000と複数の謎の機体が上陸してきているのが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本民族解放戦線陸海空共同基地 極秘軍港 格納庫

 

 

 

ウッウウウウウウウウウウ~~~~~~!!!!

 

 

『アラート!アラート!!スクランブル発令!!!!』

 

 

 

極秘軍港全域に緊急サイレンが鳴り響いた。

 

 

 

「な、何事でありますか~!?」

 

 

そう言いながら乗機のヘルダイバーの元に走るのは秋山優花里。

 

 

大洗レイバー隊の隊員である。

 

 

 

 

「お、遅れました!!」

 

 

「遅いぞ秋山!!」

 

 

 

そう言って優花里を怒鳴りつけたのは、大隊長代行の補佐である河嶋桃である。

 

 

 

 

「角谷大隊長代行!蝶野少佐及び蜂谷大尉は司令部におられるのでいませんがそれ以外の隊員は全員揃いました!」

 

 

 

「ん、おっけー。んじゃかーしま、説明よろしく」

 

 

 

「は!現状を説明する!!」

 

 

河嶋は大隊長代行の角谷杏にほぼ全隊員がそろったと伝え、角谷はその報告を干し芋をむさぼりながら聞いて河嶋に説明を求めた。

 

 

 

「現在、二か所の沿岸部から基地敷地内に侵入してきた二つの敵集団は上陸後に港湾部で作業中だった施設課のレイバーを蹴散らしながら基地に進行中だ。我々は我が大隊の保有機であるARL-16 『ヘルダイバー』を総動員してこれの対処にあたる!」

 

 

「はっはい!質問です!警備部隊のレイバー隊じゃダメなんですか!?」

 

 

 

そう聞くのは第二小隊一号機の澤梓である。

 

 

 

「無理だ!」

 

 

「そうなのよ…。ここは元々極秘扱いの基地だから警備隊も数が少なくてそもそも配備機が『アトラス』や『サムソン』、『ハンニバル』の14式シリーズしかなくて‥‥」

 

 

「今さっき壊滅寸前って悲鳴のような連絡が来たわけだ‥‥」

 

 

 

「「「「「「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・( ゚Д゚)」」」」」」」」」」」(唖然)

 

 

 

この報告に大隊面々は唖然とするしかなかった。

 

 

いやまぁAV(アドバンスドビークル)計画以前に計画されて戦術機の支援を目的に設計されたAL-14 14式装甲戦闘レイバー『アトラス』やその改良型の『サムソン』『ハンニバル』と言った14式シリーズは悪い機体ではない。

 

 

だが、AV計画機や戦術機・歩行戦車からすると『装甲車に毛が生えた程度の機体』であり、異世界の高性能機体や現在ブリタニアが主力にしつつある第七世代ナイトメアフレームには多少は対抗できるかもしれないが、全面戦闘は無謀と言われるレベルだ。

 

 

※現場からは『この質実剛健さがいいんだ!』という声もある。

 

 

とはいえ基地内には対空型への試験改修型もいるので大隊メンバーも多少は期待していたのだが、やはり無理があったようだ。

 

 

 

「西住、作戦案はあるか?」

 

 

「はっはい!敵の性能がまだ分かりませんので、まずはこの先にある倉庫街でゲリラ戦術で対応するのがいいと思います。二~三機、各一個小隊ごとに分散して展開し、各個撃破を狙うという作戦です」

 

 

「お~いいじゃん。で、作戦名って?」

 

 

 

「ふぇ!?え、えっと…こ、『こそこそ作戦』です!!」

 

 

 

(((相変わらずの無茶ぶり‥‥)))

 

 

 

実質的な作戦・現場指揮官である西住みほは河嶋からの質問に作戦を説明して、角谷からの無茶ぶりで作戦名を考えさせられていた‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、沿岸部から上陸してきた謎のAS部隊とさらに別の方向から複数のKMFが上陸してきていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、アラスカにて合同比較演習が行われていた頃、時差にて夜であった北海道では新たな戦いが始まろうとしていた。




次回 傭兵組織とブリタニアの特殊名誉外人部隊による襲撃



ここで大洗レイバー隊の編成を紹介します!


大隊最高指揮官 蝶野亜美少佐


同副官 蜂谷千歳大尉



・大隊指揮小隊

15式多足戦闘指揮レイバー『ラーダー』

乗員 西住みほ・角谷杏

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』指揮小隊一号機

河嶋桃・小山柚子

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』指揮小隊二号機

後藤モヨ子・金春希美・園みどり子(なお、ランダムで他少隊への予備・補充人員として動くので戦力としては換算されていない)

・第一小隊

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』一号機

冷泉麻子・武部沙織(沙織は二号機配属予定であったが、冷泉の居眠りを起こせるのは彼女しかいないという理由で配属)


ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』二号機

秋山優花里・五十鈴華


・第二小隊

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』一号機

澤梓・山郷あゆみ

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』二号機

丸山紗希・阪口桂利奈

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』三号機

宇津木優季・大野あや

・第三小隊


ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』一号機

磯辺典子・近藤妙子

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』二号機

河西忍・佐々木あけび

・第四小隊

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』一号機

松本 里子・鈴木 貴子

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』二号機

杉山清美・野上武子

・第五小隊

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』一号機

猫田舞・日吉葵

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型 『ヘルダイバー(複座型)』二号機

百瀬多希・※人員不足から指揮小隊二号機予備人員がランダムで本機に回る



・整備班※非常時にはヘルダイバーで第六小隊として出撃するが、普段は整備や補給部隊として動く。

中嶋麗羅・鈴木真莉阿・星野慶子・土屋夢屯


・輸送班※レイバーは基本的に水中作業用しか配備されていないので、基本前線に出ないので後方支援に回る。

お銀・ラム・ムラカミ・フリント・カトラス

(この班の人員のみ本名不明)

モニカ・クルシェフスキーの本編での扱いがひどすぎるのでこの世界線では変更しようと思うのですが、どのルートがいいですか?ギアスによる操作ではなく、彼女自身の意思という形ですが…

  • 日本民族解放戦線に亡命
  • ルルーシュ皇帝陣営へ
  • 日本民族解放戦線の捕虜として生還
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