スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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第五十一話

ギアス教団とアマルガムの襲撃を受けた北海道の日本民族解放戦線極秘基地。

 

 

 

そこでは大洗レイバー大隊による反撃が開始されようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『こちら第三小隊一号機の磯部、敵の機体が接近中です!敵機の形状は蛙のような顔をした奴が八~十二機に頭部が菱形で一つ目みたいな見た目の銀色な機体が二機と赤色の機体が一機、確認できます。』

 

 

『こちら第一小隊二号機の秋山です!その部隊について報告します!その部隊の蛙みたいな頭部の機体以外の機体にはバリアみたいなのを展開して弾丸を防いでいました!』

 

 

 

「了解しました!ってことは‥‥」

 

 

「アームスレイブ(AS)だねぇ…。しかもラムダ・ドライバの搭載機も来たと…、んじゃこんなのどうかな?」

 

 

「え??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで一旦、アマルガム側を見てみよう。

 

 

 

この部隊はゲイツ率いる実行部隊で、あった。

 

 

 

「あ~はっはっはっはっはぁ!!ヌルイヌルイ!全っ然ヌルいぞぉ!!しっかし、ガッカリさせる‥‥。この世界で最強格の一つである日本民族解放戦線の実力がこの程度じゃラムダ・ドライバの試験運用の意味がない、ここは捕縛対象を見つけたらこの基地の要員全員皆殺しにしてやろうかぁ?」

 

 

 

 

‥‥なお、ゲイツが捕縛を指示されていたキヴォトス人である元生徒たちは彼らの機体の足元を逃げ回っており、灯台下暗しの状態なのだが言わないでおこう。

 

 

 

 

「さ~てさてとぉ、さっさと片づけ<バシャ!!!!>ヴェ!?眩し!?」

 

 

ゲイツはさっさと終わらせようと機体の足を進めようとしたその時、

 

 

 

突如として高出力の探照灯が照射された。

 

 

 

 

 

 

 

 

『全機、攻撃開始!!全力撃ち方、始めェ!!!!』

 

 

 

 

 

 

 

ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ!!!!!!!!

 

 

 

バシュ!!!!

 

 

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!

 

 

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!

 

 

 

バシュ!!!!バシュ!!バシュ!!!

 

 

 

 

倉庫街の各大型倉庫の陰に潜んでいた大洗レイバー大隊第一小隊・第二小隊・第三小隊所属の各機が一斉に射撃を開始したのだ。

 

 

ARL-16 東北16式空挺強襲レイバーD型『ヘルダイバー』が右腕部に装備している基本武装の40mm速射砲は、ASの使用する35mmや37㎜ライフルよりも口径が僅かに上回っている上に砲身長も長い代物だ。

 

 

一昔前の軽戦車の主砲クラスの砲弾を機関砲として発射する上にアマルガム側の機体が使用するライフルよりも銃身の長さがはるかに長い。

 

 

 

結果的に装甲貫徹力が上回るわけで‥‥

 

 

 

「ウソウソウソォ!?なんだよそりゃあ!?」

 

 

あのゲイツも驚く事態となった。

 

 

 

旧式と言われるサベージの装甲はM9『ガーンズバック』M6『ブッシュネル』の使用するライフル弾にも正面や上部ならある程度は耐えるのに、今回は奇襲とは真正面から言え攻撃を受けたにも関わらず容易く貫徹されたのだ。

 

 

ゲイツの乗る『コダールi』や同型の二機はラムダドライバを展開して何とか耐えているがそれでも普段相手にしているミスリルの攻撃と比較しても稼働率が高い。

 

 

さらには第二小隊三号機の宇津木優季と大野あやが駆る機体が発射したATMランチャー(機動戦士ガンダム 08小隊に出てきたミサイルランチャーそっくり)は戦術機やブリタニアが開発しているというエネルギーバリアの『ブレイズルミナス』を突破しうる兵器として試作されていた代物だ。

 

 

偶然にもラムダドライバのバリアにも威力を発揮したのだ。

 

 

 

ドガァン!!

 

 

 

「うぉっとぉ!?なかなかやるじゃないの!今度はこっちがいくぞう!!!」

 

 

 

ゲイツは感心しつつも、近くにいた第一小隊一号機冷泉機に単分子カッターを用いて接近戦を挑んだ。

 

 

 

『ちょ、ちょっと麻子!!敵がこっちに来たよぉ!?』

 

 

 

『分かってる』

 

 

 

副パイロットの武部沙織は慌てるが、冷泉は落ち着いて腰部にマウントされているコンバットナイフを取り出してナイフ戦を挑む。

 

 

 

「いよっとぉ!」

 

 

『ほーい』

 

 

ゲイツは単分子カッターで切り裂こうとするが冷泉は右腕部に接続されていた40㎜機関砲を盾にして躱し、コンバットナイフで攻撃する。

 

 

その姿はまるで双方共に踊っているようにも見えたが、双方共に真剣である。

 

 

 

「ふ~ん?なかなかやるじゃないの。しかしここから一気に皆殺しに…<ビィー!ビィー!!>んあ?って、げぇ!?」

 

 

 

ゲイツは調子が乗って来たのか楽しそうにしていたが、警報音を聞いて機体データを見るとなんと早々に機体がオーバーヒートを起こしていた。

 

 

 

これまで何度もミスリルとの戦闘を経験してアマルガムでも改修を施してきたにも関わらず、早々にオーバーヒート。

 

 

想定外であったが、ヘルダイバーの40㎜弾機関砲やATMランチャーを甘く見てラムダドライバを酷使したことが原因でもあった。

 

 

 

ゲイツは悔しいが撤退するしかなかった。

 

 

 

「っ~~~~~!!くそぉ!作戦変更!とりゃあ!」

 

 

 

煙幕弾を放ち、自身は撤退し見方には作戦続行を指示した。

 

 

 

「ふん!私はちっとも悔しくなんかないぞう!!悔しくなんて無いんだからな!!!覚えてろ~~~!!!!!」

 

 

 

 

と、どこかで聞いた捨て台詞とともに去っていった‥‥。

 

 

 

 

 

 

「ふぃ~何とか片付いたね?」

 

 

「はい、しかしまだ一つだけです。まだもう一部隊います」

 

 

 

角谷は西住みほの指揮でアマルガム指揮官機を早々に撤退に追い込めたことを喜んだが、みほとしてはまだ喜んでいられない。

 

 

まだブリタニアの‥‥いや、ギアス教団の部隊がいるからである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻 日本民族解放戦線極秘基地 洋上の海中

 

 

 

 

『作戦を説明します。皆さんには今回、日本民族解放戦線の極秘基地に潜入してもらいます』

 

 

『テッサ、下手をすると外交問題になるよ?』

 

 

『それでもやる価値があると判断します。マデューカスさん、説明を』

 

 

『は、この日本民族解放戦線の極秘基地では非合法な人体実験を行っているという情報を得た。ホシノ・ルリ殿からの情報では確証を得られていないとのことであるが、我々は今回その可否を調べる為に作戦を行う。決して守備隊に見つかるな。見つかった場合は作戦を中断、即時応戦しつつ帰投せよ』

 

 

 

『日本民族解放戦線に問い詰めたりは‥‥』

 

 

 

『万が一事実であった場合、相手が正直に話すとも思えん』

 

 

『ですよね‥‥』

 

 

 

『万が一機体を破壊された場合は機体を放棄して撤退して構わん』

 

 

 

『皆さん、機体は替えが効きますが皆さんの替えはありません。なんとしても帰還してください』

 

 

 

『『『『『了解!!』』』』』




次回 応戦と出合い頭です!

モニカ・クルシェフスキーの本編での扱いがひどすぎるのでこの世界線では変更しようと思うのですが、どのルートがいいですか?ギアスによる操作ではなく、彼女自身の意思という形ですが…

  • 日本民族解放戦線に亡命
  • ルルーシュ皇帝陣営へ
  • 日本民族解放戦線の捕虜として生還
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