スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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お待たせしました!!



感想欄にて『ヘラクレスが日本民族解放戦線にだけちょっかい出しているのはおかしくない?』とのご意見を頂きました。

実際のところは、各地の圧政を行うブリタニア側指揮官とも結構交戦してますが、マジの軍法会議モノの行為を行っていた指揮官であったことから特段問題になっていないだけです。





あ、今回ストライクウィッチーズとガーリー・エアフォースのキャラが出てきます。


第五十四話

北海道にある日本民族解放戦線極秘基地・軍港が襲撃を受け、その機能の七割を喪失した今回の一件。

 

 

当然抗議と制裁を‥‥と行きたいのが日本民族解放戦線の気持ちなのだが今回はそうはいかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも基地自体がメカゴジラシティレベルの機密レベルではないにせよ、高レベルの機密指定がされていた基地であるにも関わらず、襲撃を受けたので下手に公の場で話すと基地の存在を認めることになりかねない。

 

 

 

おまけに襲撃犯に関する明確な証拠を得られなかったというのも大きかった。

 

 

 

 

 

KMF部隊は鹵獲した腕部の解析でブリタニア系であることは分かっているし、大洗レイバー大隊の指揮小隊と鉢合わせた部隊もヘラクレス側との情報交換の際に撮った写真に写っていた機体であるとの情報もある。

 

 

さらに最初に襲撃してきた者達の中に中華連邦の中国語を話している者が数名いたが‥‥

 

 

 

 

アマルガム側の機体はほとんどが大破している上に乗員は死亡。

 

 

ヘラクレス所属と思われる機体はデータが破壊された上に初期化されていた為に機体自体以外は解析不能。

 

 

KMFも腕しか確保できなかった上に製造番号もメーカーにつながる証拠も出なかったので明確な証拠とはなりえない。

 

 

 

 

 

 

結局、日本民族解放戦線側としては基地自体の損害を負うだけで何もできなかった問技あるを得なかった。もっとも、人的被害は出なかったことを不幸中の幸いとして喜ぶべきなのかもしれないが‥‥

 

 

 

 

 

 

北海道 札幌 日本民族解放戦線大本営

 

 

「ぐぬぬぬぬぬぬぬ‥‥!!これほどの被害を受けておきながらなにもできんとはなぁ!!」

 

 

「仕方ないよお姉ちゃん…(;´・ω・)」

 

 

ゆかりたちから留守を預かっていた琴葉姉妹は悔しかった。

 

 

留守を預かっておきながら機密指定レベルの高い基地の存在が露呈した可能性に加え、基地がほぼ全損。

 

 

外交方面で問い合わせて問いただしようにも、明確な証拠はほぼなくどうにもできない。

 

 

※あの後の調査で中華連邦お抱えの傭兵集団の機体に似ている可能性から中華連邦に抗議を入れたが、しらを切ったばかりか逆に謝罪を要求するという訳の分からない行動をしてきたので回線を切ったのは言うまでもない。

 

 

 

ともかく機密の管理に再度確認を行わなければならないのだ。

 

 

「まぁともかく、それでどうや?機密管理の方でなにか変わったかいな?葵??」

 

 

「うん、少し防諜方面で中華の工作員がいたから[適切]に処理しておいたよ」

 

 

葵の言葉に茜は胸をなでおろした。

 

 

 

「そうか、それは何よりや。‥‥あそこはバレてへんやろな?」

 

 

「…それは分からないね。何分他の工作員も尋問しているけどいくつの機密指定の情報を掻っ攫ったかまだ分かってないから」

 

 

 

「そうか、何があってもあそこの露呈は避けねばらなんのやで?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

報復用の核弾頭搭載型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射基地の存在は…!」

 

 

 

「分かっているよ。お姉ちゃん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極秘基地でのゴタゴタから二日後、

 

 

 

 

アラスカからゆかり一行が札幌に戻った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・北海道 根室航空基地

 

 

その頃、日本民族解放戦線航空戦略軍の根室航空基地では航空隊の整備が行われていた。

 

 

「オーライ!オーライ!!」

 

 

「お~い!二十五番のパイプはどこ行った!?」

 

 

 

基地航空隊の主力機体は『F-15改イーグルプラス』日本民族解放戦線航空戦略軍においては制空戦闘機として活用されている優秀な機体だ。

 

 

そして現在整備士たちが必死に整備している機体はF/A-27A『飛燕』である。文字通り出来立てほやほやな機体で最新鋭なのだが、少々整備士泣かせの一面もある難儀な機体である。

 

 

最近になってブリタニアがKMFに飛行能力付与を行っているとの情報を得た日本民族解放戦線大本営の方針に従って日本民族解放戦線航空戦略軍は戦闘機の拡充を開始。

 

 

 

その結果、各地に基地が建設され新型機補充が急がれているわけだ。

 

 

 

基地内 隊員控室

 

 

「ふぁあああ~~~。暇だねぇ…」

 

 

「暇でいいじゃないですか、平和が一番ですよ」

 

 

「『平和とは次の戦争の準備期間』ってどっかの軍人が言っていたよ~?」

 

 

そうぼやく金髪ロングヘアの女性パイロットと冷静にツッコミを入れる緑髪オカッパの女性パイロットのであった。

 

実際問題、軍隊が暇なのは平和な証なのでよいことなのだが‥‥(^^;

 

 

 

<ジリリリリリリリン!ジリリリリリリリン!>

 

 

突如、控室直通電話のベルが鳴り響いた。

 

 

だらけていたパイロットとツッコミを入れていたパイロットは姿勢を即座に固めた。

 

そして電話の傍にいた管野直枝(かんのなおえ)が受話器を取った。

 

 

 

「おう、こちら隊員控室。ああ、司令どうしt‥‥‥‥スクランブル!!!!

 

 

 

 

その場にいた全隊員が飛び起きるか駆け出して各自の愛機に向かって走っていった。

 

 

 

 

基地の各格納庫からF-15改が滑走路に進んでいき、各機が発進していった*1

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちら日本民族解放戦線航空戦略軍根室基地所属『三四三飛行隊』隊長管野、コールサイン『デストロイヤー01』、『トレボー*2』送れ」

 

 

<デストロイヤー01、こちらトレボー。貴編隊の誘導を開始する。>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このスクランブル発進が再び別の世界の者達と接触し、戦闘をすることになるとは、この時点ではまだ誰も知らなかった。

*1
飛燕ことF/A-27Aを装備する飛行隊は初期不良のエンジントラブル発生の為、出撃不能

*2
北部航空方面隊作戦指揮所(北空SOC)のコールサイン




次回 歌と空中戦

次回はパトレイバー2ネタとか戦闘妖精雪風ネタが出てきます!

モニカ・クルシェフスキーの本編での扱いがひどすぎるのでこの世界線では変更しようと思うのですが、どのルートがいいですか?ギアスによる操作ではなく、彼女自身の意思という形ですが…

  • 日本民族解放戦線に亡命
  • ルルーシュ皇帝陣営へ
  • 日本民族解放戦線の捕虜として生還
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