謎の編隊への対応に当たった第三航空戦隊の航空隊であったが…。
「うわぁ!?」
『ロストコンタクト!ドラゴン4…ぐぁ!?』
『ドラゴン3、4、5、6ロスト!!』
大苦戦していた。
それもそのはず。
元々日本民族解放戦線の制空隊は対戦闘機や対艦艇、対KMF戦闘を想定して訓練していた。
その為、空中で突然変形して足を出した挙句に急制動をかけて変態機動する相手との交戦が完全に想定外であったのだ。
『ドラゴン隊壊滅です!』
『ホーム(母艦)に向かうぞ!追撃しろ!!』
相手は精鋭一個空中騎士団である。
むしろ通常の戦闘機で十五分も持たせたのは第三航空戦隊の誉を見せたと言えよう。
『インターセプトはまだか!?』
『到着まであと五分ほどです!』
『間に合わん!各艦対空ミサイル斉射!!!‥‥‥‥‥‥捻り潰せ!』
空母鳳翔CDCにて第三航空戦隊航空参謀の指示に管制官やミサイル発射要員は震え上がり‥‥
『はっはいぃぃぃ!!!』
『おらおらおらおら!!全弾ぶちまけろ!!』
と各艦に悲鳴を上げつつ指示を出した。
『オールステーションオールSAM!オールステーションオールSAM!!』
その通信を合図に各艦艇からSM-2やSM-6が一斉射され、空中騎士団に向かって行った。
しかし‥‥
『な…!?全弾打ち落されるか回避されただとぉ!?』
可変戦闘機を侮っていた。
すべて回避されるかミサイルを逆に撃ち落とすという離れ業をやられてしまい、防空艦隊の面目が丸つぶれとなってしまった。
とはいえミサイル迎撃可能圏を突破された以上、近接防空にシフトする他ない。
『何としてでも撃ち落とせ!!』
艦隊の最も左舷側に展開していた護衛艦『こんごう』『きりしま』が対処に当たった。
バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!バン!
ブヴゥゥゥゥゥゥゥン!!!
オート・メラーラ社製の54口径127mm単装速射砲やCIWSを撃ちまくって迎撃を開始。
しかし、VT信管の起爆に巻き込まれる瞬間に進路を変更するなどの変態機動で回避されてしまい…
『沈め』
『こんごう』『きりしま』にビームが直撃。
一瞬で大破した。
『『こんごう』『きりしま』被弾!『こんごう』総員離艦部署発令された!』
「『きりしま』大破!航行不能!!」
『『もがみ』!そちらで両艦の生存者救助は可能か!?』
『『鳳翔』!こちら『もがみ』こちらにm‥‥』ドガァアアアアン!!!
さらに近くに配置されていた『もがみ』にも空中騎士団の若手のうちの一機の攻撃が直撃した。
『『もがみ』『こんごう』『きりしま』被弾!!各艦航行不能!!!』
・超甲巡『高千穂』CIC
「主砲で対処する!新三式弾用意!!」
「レーダー連動よろし!!」
ヴィー!ヴィー!ヴィィィィィィイー!!!!
「撃ぇ!!!」
ドッガアアアアアン!!!!
ついにしびれを切らした『高千穂』から新型三式弾が31㎝50口径3連装砲二基六門から一斉に放たれた。
この新型三式弾はアーセナルバードに搭載されている空対空巡行ミサイル『ヘリオス』を参考に開発された砲弾であり、第一段階の炸裂時に爆薬で燃焼剤を瞬間的に加圧沸騰させ、瞬時に燃焼剤を散布。第二段階の爆発で散布した燃焼剤に着火、広範囲を一時に爆発させる‥‥まぁ要は気化弾である。
この砲撃によって空中騎士団のうちの新人機三機を撃墜する戦果を挙げるが、キース・エアロ・ウィンダミアに逆襲を受けて『高千穂』の第一艦橋が吹っ飛ぶ事態に陥った。
その後、『瑞鳳』直掩隊の来援と第一アンノウン編隊の来襲、更にデストロイヤー隊の来援によって護衛艦隊にとっての悪夢の五分間が終わった。
しかし、可変戦闘機相手には流石の防空隊も手をこまねいてしまい、おまけに第一アンノウン編隊と第二アンノウン編隊の空戦が激化し、日本民族解放戦線側はなかなか手を出せなかった‥‥。
そこに‥‥
『好き勝手にやってんじゃねえぞ!コノヤロウ!!』
と、デストロイヤー01こと管野直枝のF-15改イーグルプラスが割り込み、左翼を空中騎士団機にぶち当てて大破させた。
※なお、自分の機体も飛行不能となったので、ベイルアウトしたのは言うまでも無い。
これには敵味方双方ともに驚愕し、戦闘が一時中断されるほどであった。
その後、アンノウン編隊双方が別方向に逃亡。
各基地の飛行隊や欧州連合ロシア方面基地群から出撃した迎撃隊も追撃を図ったが、大気圏を突破して遁走されたので地団駄を踏んだのは言うまでも無いだろう。
次回 再度の後始末
マクロス編は三話で一旦終わりな感じになりますが、次は何とのクロスがいいですか?この後にコードギアスの欧州二次侵攻が少しとR2編が始まります!
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