スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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お待たせしました!


今回から欧州戦線です!


コードギアス R2 前日編
第五十八話


ノルマンディー上陸作戦。

 

 

現実世界では史上最大の作戦なんて呼ばれる有名な作戦であるが、この世界ではさらに壮大なものとなった。

 

 

別世界の勢力『アロウズ』を引き入れた神聖ブリタニア帝国は先に欧州戦線を打開することを決定。

 

 

ノルマンディーとブリテン島に強襲上陸作戦を決行した。

 

 

 

 

しかし‥‥

 

 

 

 

・ノルマンディー防衛線

 

 

 

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!

 

 

 

 

 

ドガァアアアアン!!!

 

 

 

 

 

ヒュゥゥゥウウウウルルルルルルルル!!!

 

 

 

ドガァアアアアン!!!

 

 

 

 

 

 

『ポーランド騎兵第二大隊は現地点を維持せよ!!』

 

 

『イタリア陸軍第五歩兵師団前進!!パンツァーフンメル最後の御奉公だ!気合入れろ!!』

 

 

 

『お前ら!ヘタリア共に負けるな!フランス人としての誇りはないのか!!』

 

 

 

 

ノルマンディーのあるコタンタン半島には現実と同等…いやそれ以上の防衛ラインが敷かれており、神聖ブリタニア帝国軍とアロウズMS部隊は大苦戦を強いられていた。

 

 

ノルマンディー方面防衛軍総司令官であるロメール少将の指揮の下、欧州連合陸軍は徹底的な防衛ラインを敷いており、『大西洋の巨壁』とまで呼ばれていたのだ。

 

 

 

海岸及び海岸付近の内陸部に多数のトーチカ群を建設した。そこには機関銃は無論のこと、対戦車兵器、対KMF重誘導弾発射機、重砲、野砲、自走砲群を配備海岸部には多数の地雷と有刺鉄線、対戦車障害物の『チェコの針鼠』を敷設。

 

 

さらに戦車を地面に車体を隠して砲塔のみ出させて砲台化、緊急時には移動可能な砲台として運用。

 

 

旧式化著しいパンツァーフンメルも機動砲台として運用。

 

 

戦術機『グリペン』や『トーネード』『ファントム』『バラライカ』等々を主力として運用することで対応した。

 

 

 

さらにさらに近隣地域に臨時基地を多数建設し、戦闘ヘリを秘匿。

 

 

 

おまけに近隣の空軍基地には日本民族解放戦線から買い取った多数の爆撃機隊も待機させていた。

 

 

まさに絶対防衛線に相応しい布陣であると言えるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、ブリテン島はというと‥‥

 

 

 

 

『パンコロ~~♪』

 

 

 

ゴロンゴロンゴロンゴロンゴロン!!!!

 

 

 

『うわああああ!?な、なんだこの多数の車輪は!?』

 

 

『ちょっ!?こっちにむかってk』

 

 

ドガァアアアアン!!!!!!!

 

 

 

日本民族解放戦線の琴葉茜少将によく似た少女の祖父が作った珍兵器が猛威を振るっていた。

 

 

 

その名も『パンジャンドラム』

 

 

 

 

そう。皆さんご存じのあの車輪型の珍兵器だ。

 

 

 

本来のパンジャンドラムは進行方向がどこになるかわからない欠陥兵器だったが、この世界線ではジャイロを搭載してある程度の安定性を得られたこと。

 

 

そして砂浜からではなく、地盤の頑丈な海岸よりも陸側の地域から海岸に向けて発射する方式なこともあって勢いがついて空回りせずにそのまま進行。

 

 

一度進むと倒れはしないが方向の調整が全くできないということ、そしてロケットモーターが切れるか爆発するまで止められない、一度発射すると完全に制御不能という何気に大問題な欠陥を抱えたままであるが、何を思ったのか欧州連合ブリテン行政府の軍上層部はこのまま採用してしまった。

 

 

開発者は採用後に満足げに病気で亡くなってしまったが、孫の姉妹が主導して配備を進めた結果、ブリテン島とアイルランド島の海岸防衛施設群や都市防衛部隊に多数配備された。

 

 

そう、されてしまったのだ。

 

 

 

おかげで自爆事故が多発する結果となったが、今発生している防衛戦では意外と有用な兵器となっていた。

 

 

『誰かこの馬鹿姉を止めて~~~!!!!!!』

 

 

 

琴葉葵少将そっくりな妹は防衛司令部で悲壮な表情でそう叫んだという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この事態に流石のシュナイゼルも舌を巻いた。

 

 

 

欧州連合は見た目だけで軍は腐敗したままだと思っていたのだが、アドルフ・ゲッペルスの下、そして神聖ブリタニア帝国憎しで団結した欧州連合軍は精強であった。

 

 

 

その為…

 

 

 

彼の切り札を切ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ノルマンディー方面防衛司令部

 

 

『亡命ポルトガル政府軍第五師団攻勢に出ました!』

 

 

 

『オランダ陸軍第四工兵連隊、敵一個歩兵師団を撃滅!!』

 

 

 

 

「右翼に展開していたイタリア軍もよく持ちこたえているな?」

 

 

司令部にいたロメールは意外と戦果を挙げているイタリア兵を褒めたたえていた。

 

 

「そりゃそうですよ」

 

 

「ん?」

 

 

「なんせイタリア人は飯と女が危ないとくれば本気を出しますから!!」

 

 

 

「(無視して)‥‥まぁとにかくこのまま持ちこたえるように伝えろ。このまま敵の損耗を誘い、海軍の主力艦隊が到着次第、一気に攻勢をかける」

 

 

 

「了解!!」

 

 

 

『じょ、上空に未確認機接近!数は一!!』

 

 

 

「「!?」」

 

 

 

 

前線の中間地点で砲撃を行っていたパンツァーフンメル隊のど真ん中に一機のKMFが下りて来た。

 

 

 

白兜こと、ランスロットである。

 

 

 

 

『直ちに武器を捨て投降してください』

 

 

 

堂々とそうのたまって来たのだ。

 

 

 

誇り高い軍人はそんな勧告を聞くわけがない。

 

 

 

その場にいたイタリア陸軍パンツァーフンメル第一大隊の将兵たちは果敢に挑むが返り討ちにあい、瓦解してしまう。さらにその右翼が一時的に瓦解した隙を突かれ、ノルマンディー防衛線は瓦解してしまった。

 

 

 

その後、犠牲者を限りなく減らす為にロメール元帥の指揮の下、各地の部隊が撤退・現地住民の可能な限りの避難誘導を行わせるとともにブリタニアによる略奪を阻止するために苦渋の決断を下した。

 

 

焦土作戦を指示したのである。

 

 

 

 

ロメールは軍法会議を覚悟した上でその指示を出したが、現地住民たちは『略奪されるよりかはマシだ』と言って許諾した上、避難と貴重品の持ち出しをも認めていたこと、そしてブリタニアが迫っていたことから情状酌量が認められ厳重注意で済まされた。

 

 

その後、アドルフ・ゲッペルスの総統命令の下、改めてフランスとドイツ・スイス・オランダ・ベルギー・ルクセンブルク・イタリアの国境間西部戦線が構築されることとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみにブリテン島とアイルランド島の防衛は成功したというのだから実戦とは分からない物である。




次回 西部防衛大要塞線

マクロス編は三話で一旦終わりな感じになりますが、次は何とのクロスがいいですか?この後にコードギアスの欧州二次侵攻が少しとR2編が始まります!

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