スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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お待たせしました!!




ちなみに日本民族解放戦線の旗は旭日旗は十六条旭日旗

大和解放軍の旗は八条旭日旗

九州解放戦線は轡十字

となっています。


第六十六話

札幌鎮圧戦が行われていた頃、

 

 

ゆかりは咲夜を地下施設から連れ出し、大本営内のゆかりの執務室に案内して説明させていた。

 

 

「‥‥以上が我々、大和解放軍の作戦案です」

 

 

「なるほど…」

 

 

咲夜が説明した内容は以下の通りだ。

 

 

大和解放軍は中国・四国地方に展開しているが、行動自体は制限があるものの、一般的なレジスタンスよりは取りやすいという。

 

理由としては、建前上は『現地の日本人を徴用する形で編成されたブリタニア軍(日本人のみ)』*1であるからだ。

 

表向きの立場を悪用する形ではあるが、部隊の移動や基地建設は容易い。

 

 

その点を利用し、大和解放軍は日本民族解放戦線の近畿地方方面への解放作戦に呼応する形で決起。

 

 

 

ブリタニア軍の背後を突くとともに瀬戸内海の呉等にいる神聖ブリタニア海軍エリア11駐留第二艦隊を殲滅する計画であるという。

 

 

 

日本民族解放戦線としては願ってもないことだ。

 

 

この駐留第二艦隊への対処は日本民族解放戦線海軍は頭を抱えており、天照型戦艦や大和型戦艦、赤城型原子力戦術機母艦、鳳翔型原子力空母を集中投入すれば余裕で勝てるかもしれない。

 

 

しかし厄介なのは瀬戸内海の奥の呉軍港を拠点にしていることだ。

 

 

瀬戸内海への侵入は紀伊水道・豊後水道・関門海峡のみであり、東日本側から向かうとなると太平洋側の紀伊水道か日本海側の関門海峡のみに制限されてしまう。

 

この二つのルートは共に海峡が狭い上に両側の陸地はブリタニア軍が展開している可能性が高いので戦艦を先頭に据えて突っ込ませても両側の陸地から蜂の巣にされる可能性が高く、機雷でも敷設されようものなら損害が増える。

 

 

そもそも本土奪還後に機雷除去という面倒且つ危険な仕事が増えてしまう。

 

 

 

その為、日本民族解放戦線海軍総司令部は第二次東京奪還作戦案の立案時に神聖ブリタニア海軍エリア11駐留第一・第二艦隊を関東沖合におびき出してから艦隊戦力と航空戦力で一網打尽にするか、もしくは二つの水道と関門海峡を逆に封鎖して空爆で神聖ブリタニア帝国エリア11駐留第二艦隊を一気に殲滅しようとしていたのだ。

 

 

 

しかし、大和解放軍がその神聖ブリタニア海軍エリア11駐留第二艦隊を殲滅してくれると言うのなら手間が省ける。

 

 

 

「しかし、その殲滅する方法が秘密と言うのは気になりますね?」

 

 

「そこはご容赦ください。しかし、私達大和解放軍の一端を私の帰る際にお見せすることが出来ます」

 

 

「ほう?それは楽しみですね?」

 

 

 

タン!タタン!!タタタタタタタタタ!!!

 

 

ダダダダダダダダダダ!!!

 

 

ダンダンダン!!

 

 

 

「…銃声が聞こえますね?5.56㎜や4.73㎜、7.62㎜に.45ACP弾や9mm口径弾の音も聞こえます」

 

 

十六夜咲夜は突然聞こえだした銃声から銃の口径をすぐに割り出した。

 

 

 

一部に日本民族解放戦線が扱っていない口径があったが、それ以外の銃をこの大本営内で実弾込みで携行している部隊は一つしか心当たりがなかった。

 

 

ジリリン!!ジリリリン!!ガチャ!

 

 

「ああ、不知火少将?‥‥私です!結月ゆかりです。発砲音が聞こえますが何事ですか?‥‥はぁ!?敵兵の侵入を許したぁ!?」

 

 

「「はい??」」

 

 

ゆかりはカヤからの悲鳴のような報告に驚き、同席していた咲夜とマキ、ずん子は理解が追いつかずに頭を傾げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャーレの先生はシロコ*テラーの協力の下、アビドス廃校対策委員会の面々とRABBIT小隊と共に日本民族解放戦線大本営内に侵入。

 

 

日本民族解放戦線の総司令官に元生徒達を返してもらうように説得*2しに来たのだが、物音を立ててしまって確認に来た404小隊のレナとリヴァに発見され戦闘に突入。

 

 

『ここから先は総司令部だ!一人も通すな!!』

 

 

押っ取り刀で駆けつけてきたクルカイやミシュティの他に大本営警務隊も駆けつけてバリケード作って徹底抗戦状態と化した。

 

 

 

 

しかし、先生とRABBIT小隊はカヤを探しに別れた。

 

 

 

 

そして三階まで上がって奥にあった関係で怪しいと踏んでドアを開けたが‥‥

 

 

 

「ようこそ?日本民族解放戦線大本営へ」

 

 

そこはゆかりの執務室でゆかりがデザートイーグルを、マキが9mm拳銃を、ずん子がHK SFP9を、咲夜がM1911を、カヤがFNハイパワーを向けて一斉に発砲してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…撃ちすぎましたかね?」

 

 

ゆかりは部屋にいた全員と駆けつけてきたカヤと共に乗り込んできた武装集団に一斉に拳銃を発砲したが、撃った後に今更ながらやりすぎたか?と思った。

 

 

 

「…ちょっとお話したいのですがいいですか?」

 

 

そこにある青年に近い外見の男性が現れた。

 

 

「あなたは?」

 

 

「シャーレにて先生をやっています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり何か?あなたは生徒たちの退学届けを受け取らないで生徒たちを返せと?」

 

 

「はい。そもそも彼女たちの意思であるかも怪しいですし…」

 

 

先生はゆかりに生徒たちの返還を求めた。

 

 

ゆかりからしたらもう終わった件である。

 

 

一応、日本民族解放戦線に来た際にも入隊チェックの際に本当に未練はないのか?等を聞いたが彼女たちの意思であったことは確認しているし、退学届けにもそう書いたと聞いた。

 

 

つまり彼女たちの意思なのだが、この先生は本人の意思かわからないのに受け取れないという。

 

 

いやまぁそこは理解できる。

 

 

しかし、彼女たちは既に軍に所属しているし国籍も取得している。

 

 

それに軍の内部でも機密指定の高い部隊にほとんどが所属しているので部外者と話させるわけにもいかない。

 

 

「…あの退学届けは彼女たちの意思です。そこは明確にしておきましょう」

 

 

「…ですが、彼女たちの意思かは分かりません。話をさせてほしい」

 

 

 

 

 

「無理ですね」

 

 

なおもゆかりに食い下がろうとする先生にずん子は冷徹にそう返す。

 

 

「彼女たちは既に軍籍に入っていますし日本国籍を取得しています。よその国の役人とはいえ内政干渉に当たりますよ?」

 

 

「それに強盗団を引き連れて言う言葉じゃないでしょ」

 

 

マキもそれに続いた。

 

 

冷静に考えればそりゃそうである。

 

まぁ確かに最初にキヴォトスに干渉したのは日本民族解放戦線かもしれない。

 

しかし、亡命どうこうに関しては生徒たちの自主的な判断だし、国籍まで取得しているのであればすでにシャーレの先生であっても内政干渉に当たるだろう。

 

 

しかし、先生は諦める様子はない。

 

 

 

さらに激しい口論が展開された。

 

 

ところがそこにアビドス廃校対策委員会と404小隊が取っ組み合いながらなだれ込んできた。

 

 

再び銃撃戦となり、執務室は混乱。

 

 

その隙にシロコ*テラーが先生とシャーレの面々を転移で脱出させ、自分も逃げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、札幌鎮圧戦は何とか片が付いたものの先生を筆頭とするシャーレはどういうルートを使ったのかヘラクレスに合流したらしく、ゆかりは頭を抱え、カヤはお腹を抱えたのは言うまでもない。

 

 

*1
同様の組織として北九州に『吹雪歩兵師団』と『秋月歩兵師団』があるが同様に裏ではレジスタンス組織化していたりする。

*2
完全武装の特殊小隊と銀行強盗団引き連れてお話とはこれ如何に?




次回 将軍との謁見?


次回はマブラヴ側の状況です!


ちなみに大和解放軍の戦力は紺碧の艦隊や旭日の艦隊レベルですが一部は22世紀(ヤマト世界の)レベルです。

スパロボYにてゴジラS.P.が参戦するようですが、本作で登場予定のゴジラはどんなデザインが良いでしょうか?

  • ゴジラS.P.
  • GODZILLA-ゴジラ-
  • GODZILLA -怪獣惑星-
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