スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

77 / 137
横須賀基地内での戦闘です!


死亡キャラ生存展開です!


第六十九話

日本民族解放戦線と九州解放戦線の政治的判断によって増援を受けた日本民族解放戦線と九州解放戦線の異世界派遣部隊は『ヘラクレス』の面々と共に国連軍横須賀基地の司令部にて佐渡ヶ島ハイヴ攻略作戦の会議を行っていた。

 

 

 

その後、横須賀基地内の大型演習場で戦術機用新型OS『XM3』の評価試験が行われた。

 

 

 

「ほう…なかなかいい動きじゃないか…」

 

 

「しかし、いかに優れているとはいえ所詮OSはシステムです。やはり衛士の腕を上げるのも必要不可欠ですね」

 

 

その光景を見物していたのは日本民族解放戦線の鈴木つづみ大佐に代わって派遣された『水奈瀬コウ』中将と九州解放戦線の『島津那智』であった。

 

 

今後、この派遣部隊には政治的な判断が必要になるという結論に至ったのだが、鈴木つづみと島津羽黒は政治的な判断が苦手であると判断されたのと、疲労やマブラヴ世界の軍人との相性の悪さから元の世界に帰り、代わりに協調性の高い二人が派遣されたのだった。

 

 

 

 

新OSソフトとオルタネイティヴ4謹製の高性能CPUを合わせて搭載するXM3の機動性は日本民族解放戦線と九州解放戦線も関心を寄せていたが、九州解放戦線の那智からすればおもちゃであると断言した。

 

 

確かに機動性や操作性の向上で生存性は上がるかもしれないと言うのは間違いないと断言したが、所詮はシステム。

 

 

次第に敵も対応してくるであろうから慢心は出来ないと言ったのだ。

 

 

 

※対人なら那智の言う通りなのだが、彼女はこの世界の敵がBETAという異星起源種であることを完全に忘れているようである…。

 

 

 

 

ちなみに日本民族解放戦線と九州解放戦線の一般隊員らは戦術機や戦車に乗って待機しており、日本民族解放戦線は戦術機不知火や17式戦車改を増援として送り込んでいた。

 

 

・17式戦車改(EU(欧州連合軍)での呼称はM17A2『パンター・ツヴァイ』)

 

【挿絵表示】

 

通常の17式同様、見た目はどこからどう見ても『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』に登場した『61式戦車5型』であるが、細部に改良が施された車両である。

 

 

装填速度を向上させて戦闘時の即応性を強化。そして装甲材も新型の物に強化された結果、200㎜級の砲撃にも耐えられるようになった。

 

 

さらに衛星データリンクシステムに頼り切っていたシステム面を改善。『特17式自走砲車 ガンタンク』の開発の際に得た知見や技術でオフライン状態であっても長距離射撃を可能とした。

 

戦車と自走砲・歩兵戦闘車を一つにまとめたような戦車であるが、最も注目すべきはその火力である。

 

 

至近距離からならアロウズのMS『アヘッド』相手にGN粒子を無視して打撃を与えられる上に、BETAの突撃(デストロイヤー)級のモース硬度15以上を誇る甲殻を真正面から貫通可能となっており、各国軍を驚かせた。※第一次東京決戦の際に『飛空艦』こと『浮遊航空艦』の『アヴァロン』や『白兜』こと『ランスロット』のブレイズルミナス*1に17式や特17式自走砲の攻撃を防がれたことがよっぽどトラウマになっていると言えるだろう。

 

 

 

 

不知火に関しては通常の不知火と九州解放戦線に供与した不知火壱型甲のみであるが、マブラヴ世界の日本帝国が使用している不知火と瓜二つであったので国連軍兵士や帝国軍人は驚いたのは言うまでもない。

 

 

 

そんなこんなで日本民族解放戦線と九州解放戦線の将兵たちが物見遊山に興じていた矢先‥‥

 

 

 

ドガァアアアン!!!!

 

 

「ん?」

 

 

「爆発…か?」

 

 

 

突如として基地内部で爆発が発生した。

 

 

 

そして…

 

 

 

キューイ!キューイ!キューイ!

 

 

 

<CODE:911>

 

 

 

 

 

 

基地内部にBETAが襲来した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ガンタンク隊*2は丸腰の国連軍部隊を支援せよ!!MLRSの使用を許可する!」

 

 

『馬鹿か!?戦術機部隊とBETAの位置が近すぎる!!戦術機部隊はどうした!?』

 

 

『日本民族解放戦線司令部から国連軍戦術機部隊へ!現在九州解放戦線戦術機部隊が救援に急行している!三分持ちこたえられるか!?』

 

 

『急いでくれ!こっちは丸腰なんだ!!』

 

 

『司令部了解!』

 

 

 

17式戦車隊も続々と砲撃を開始し、基地内部のBETAの殲滅に当たっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間後‥‥

 

 

 

 

基地内部のBETAの大半の駆除に成功した。

 

 

 

今回の戦闘で九州解放戦線の衛士たちはBETAに恐怖を抱いたかといえばそうでもなく…

 

 

 

 

「なんだよこの程度か!!」

 

 

 

逆に士気高揚していた…。( ̄▽ ̄;)

 

 

言うまでもなく、九州解放戦線の兵士の大半は九州の鹿児島出身‥‥

 

 

 

そう。かの鬼島津の子孫なのだ。

 

 

 

薩摩隼人やそれに迫る女性や少年少女たちの集まりなのだ。

 

 

怪物級の実力者の集まりであった。

 

 

※というか初の対BETA戦闘で『死の8分間』なんて気にせずに全員が無傷で生還し、多数の戦果を挙げている時点でおかしいのだが…

 

 

 

 

そんな時‥‥

 

 

 

「ってえ!?おいそこぉ!!後ろに兵士級ぅ!!!!」

 

 

 

「間に合わないわよ!神宮司少佐ぁ!頭下げなさい!!!」

 

 

武を励ましていた神宮司まりもは日本民族解放戦線兵士からの悲鳴のような警告に兵士としての直感から咄嗟に頭を下げた。

 

 

 

 

ダガァアアアアアン!!!

 

 

 

日本民族解放戦線の対物狙撃班のエースである『朝田詩乃』が欧州連合製の対物ライフル《ウルティマラティオ・へカートII》で兵士級の頭部を吹っ飛ばした。

 

 

 

しかし…

 

 

ドシャ!!

 

 

悲劇が起きる代わりに倒した兵士級の残骸が倒れてまりもが下敷きになるという珍事が起きたが命に別状は無かった。

 

 

 

※とはいえ兵士級BETAの体液をモロに浴びたので検査と治療に回されることとなったのは言うまでもない。

 

 

 

 

*1
サクラダイトのエネルギーを用いるエネルギーシールド

*2
今回派遣されたガンタンク隊はA型こと『機動戦士ガンダム MS IGLOO 重力戦線』仕様の陸戦強襲型ガンタンク




次回 佐渡攻略戦 鬼島津の再来

スパロボYにてゴジラS.P.が参戦するようですが、本作で登場予定のゴジラはどんなデザインが良いでしょうか?

  • ゴジラS.P.
  • GODZILLA-ゴジラ-
  • GODZILLA -怪獣惑星-
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。