スーパーロボット大戦 未知なる宇宙ヘ   作:島田愛里寿

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再度明言しておきますが、本作に政治的な思想や主張はありません!!!


第七十四話

中華連邦からの失礼極まりないお誘いによって出向いた冥夜とゆかり・マキ・そらは会場で憂鬱な気分であった。

 

 

 

 

 

(なんでこうなってんの…?)

 

 

(いやまぁ、諜報部からの報告でそう言う子だって聞いてたけどねぇ‥‥(-_-;))

 

 

(…政治的判断力あるんですかね?あの子…??)

 

 

ニーナ・アインシュタインが式典会場にてゼロや黒の騎士団、おまけに陛下の代理で出席した冥夜相手に騒動を起こしたのだ。

 

 

 

 

彼女に関しては人材不足の日本民族解放戦線諜報部でも流石に彼女の危うさや研究内容等を知りえており、かなり危ういと判断されていた。

 

 

なんせ学生の頃にウラン関係の研究を進めていた。

 

 

 

 

 

 

最初にそのデータを発見した戦車連隊の隊員は理解出来なかったようだが、下手をすればブリタニアに核兵器が渡る可能性がある。

 

 

日本民族解放戦線としては謀殺するか攫うという手段も検討したのだが、まさかこんな公の式典に出てくるのは想定外であった。

 

 

 

 

おまけにまさか陛下の名代という形で来た冥夜に暴言を吐くとは想定外。

 

 

 

流石の冥夜も、ある程度は耐えようかと思っていたがブリタニア側の人物がこんな公の場で暴言を吐いてくるとは考えておらず怒って退室しようとしたうえ、護衛としてついてきていた月詠真那が怒って愛用の軍刀を抜刀する事態に陥ったのだ。

 

 

 

 

 

 

結局、喧嘩両成敗とはいかなかったが責任は双方にあるとして大宦官らがなだめて日本民族解放戦線はさっさと退室してホテルに戻ることになった。

 

 

 

 

 

ホテルの一室

 

「冥夜様、今回は申し訳ございません。まさかあんなことになるとは‥‥」

 

 

 

「いや、結月元帥らはよくやってくれた。と言うか姉上が来なくて正解だったと言うしかないな‥‥」

 

 

 

「‥‥ですね( ̄▽ ̄;)」

 

 

 

 

 

 

冥夜のその言葉にゆかりはまさにその通りだったと思った。

 

 

 

今上陛下である煌武院悠陽は元々は皇族の血を受け継ぐ一人としての教育を受けていた結果、高貴で冷静沈着な性格で妹の冥夜よりも穏やかな性格であった。

 

 

 

しかし、自分以外の天皇家の血筋を持った皇族が未だ見つかっていないことや日本の象徴であり、軍の最高統帥としての重責からか近年は厳しい判断を下すことが多くなっている。

 

 

 

一応、公的な場では冷静沈着な姿を見せておられるが、一度堪忍袋の緒が切れると何をしでかすか分からないのだ。

 

 

 

 

 

「とはいえ、やはり中華連邦の民は苦しんでいるな‥‥」

 

 

「はい。諜報部からの報告ではすでに決起間近であるとも」

 

 

「ふふふ…。我々も工作を掛けているのだろう?」

 

 

冥夜の言葉にそらは報告書を読みながらそう答えるが、冥夜はあることを見抜いていた。

 

 

「っ!?め、冥夜様!!それは…!!」

 

 

「ほう?私は『工作を仕掛けた』としか言ってないが??」

 

 

 

「あ!」

 

 

 

ゆかりは冥夜の引っかけにまんまとかかってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

そう。日本民族解放戦線は国土解放後と国家再建後を見据えて中華連邦の分断工作を仕掛けていたのだ。

 

 

 

 

 

 

九州解放戦線が九州を解放した後に沖縄方面まで解放する予定であると聞いていたが、沖縄や尖閣諸島をどさくさに紛れて中華連邦に取られてはたまったものではない。

 

 

その関係や同じ祖国解放の志を持つ東南アジア諸国のレジスタンス組織への支援政策の第一段階として、台湾の独立派に戦術機や食料・武器弾薬を供与する計画を立てていたのだ。

 

 

 

15式軽戦術歩行戦闘機『隼』(外見は戦術機のF-16)を改修し、民主派中国人や独立派の台湾の人間にも使いやすいようにしたうえでの供与は既に決まっており、改修型を『殲撃10型』(マブラヴTEの『J-10X 殲撃10型 近接能力強化試験機』)や16式戦術歩行多用途戦闘機『スーパーホーネット』を改修した機体をF-CK-1『経国』(マブラヴの『F-CK-1 経国』ことF-18の台湾改修機)として台湾独立派から何名かを東北財閥の戦術機開発部門に招いて教練の真っ最中でもあったのだ。

 

 

 

 

※その部隊の隊長にしてエースの崔亦菲(ツイイーフェイ)は既にエース級となっており、期待の人材となっていたりする。

 

 

 

 

とはいえこれは外交部門と東北財閥の独断に近い形であったのでゆかりはまだ報告していなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

冥夜の引っかけにどう言い訳するか悩んでいた際に中華連邦に反旗を翻した反乱軍が決起。

 

 

 

 

しかもその隙にゼロが天子をさらったので大混乱に‥‥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ反乱軍対処やゼロへの対応はヘラクレスやブリタニア・中華連邦正規軍(一応)に任せて日本民族解放戦線の一行はさっさと帰国の途に就いたのは言うまでもない‥‥。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と思いきや?

 

 

 

 

 

 

『結月元帥、件の教団の施設らしき拠点を発見した』

 

 

「了解しました。‥‥大和解放軍の諜報部門はさすがとしか言いようがありませんね。まぁいいです。おそらくゼロも介入するでしょうし、ヘラクレスも関わるでしょう。その隙に突入してデータ収集、もしくは構成員を殲滅しなさい」

 

 

 

『分かった』

 

 

 

「子供もいるかもしれませんが、カルト教団相手には関係ありません。むしろギアス関係で攻撃を仕掛けてくるかもしれません。責任は私が取ります」

 

 

『了解!』

 

 

 

 

「アリウス連隊、404小隊、AR小隊、作戦を開始しなさい」




次回 ギアス嚮団殲滅命令

第二次トウキョウ決戦後の展開をいくつか考えてますがどれがいいでしょうか?

  • 原作通りだけどところどころ介入
  • 報復核攻撃ルートへ‥‥?
  • どちらでもOK!
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