盛りすぎた少女のヒーローアカデミア   作:YY:10-0-1-2

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 3話目もガンガン飛ばしていくのは初めてなので初投稿です。

 ※誤字報告、感謝の極み……!


ファーストコンタクトは大事って言ってた!

 

 「来たぜ来たぜ雄英高校1年A組! 私の目標はサイヤ人を極めて尚且つ英雄となり、海賊王となってフルコースを楽しむんだ!」

 

 頭痛くなりそうなことを言っているが放置しておこう。

 さて、御園が来たのは雄英高校の中。1年A組の扉の前であった。

 

 バリアフリーなのかめちゃくちゃ大きい扉の前で仁王立ちする御園。

 

 「私何個分だろうか…まぁいいか…。それよりも、最初のファーストコンタクトを考えなければ!!」

 

 ちなみにA組の中では、なんか扉の前で大声で叫んでるヤツがいるなぁ。としか認識してない。

 そんなことを知らずにめちゃくちゃ思考する御園。

 決まったのか、頷いてから扉の取っ手に手をかける。

 

 そして、勢いよく開ける。

 

 「オッス! 私、ドラゴンボールを求めて偉大なる航路に出て、チャクラと覇気と界王拳と幽波紋(スタンド)致命(ヴォーパル)魂を習得してから、霊長類最強に挑むためにヒーローを志望した盛亜希御園!! よろしくね盟友ご主人愚民ども様!!」

 「「「………」」」

 

 いきなりとんでもねぇ怪文章をその可愛い口から飛び出させた御園。

 A組全員が無量空処を食らったかのようにポカン…と口を開けて思考を停止させる。

 

 「あれ? これは無量空処…? やだ! 私ってば呪術師にもなっちゃったの? キャー! 罪な女ね私、死ねばいいのに…」

 (((なんか個性が色々と強い奴きたぁ……)))

 (あいつ…入試の時の…)

 

 早くもA組全員の感想が一致した。1人を除いて。

 さて、御園とは言うと。

 

 (なんだ…チャクラと覇気と界王拳と幽波紋(スタンド)致命(ヴォーパル)魂を習得って。なんでジャンプの中に『シャンフロ』入ってんだろ…)

 

 なんか自分の言った言葉に対してツッコミを入れてた。

 そのままズカズカ歩きと席にドサッと座る。

 

 「な、なんかすごい自己紹介だったね…」

 「ん? なんだいピンクの子。事故したことは紹介してないよ?」

 「それは事故紹介だね。あと私芦戸三奈って言うんだ。よろしくね!」

 「おおっ、私に友達ができたよ……見てるかい、まだ死んでない母ちゃん」

 「縁起悪くないそれ??」

 

 陽キャである芦戸が振り回されてる時点でもう終わりだろう。

 ちなみに、なんか赤いトゲトゲした髪の子は行こうかどうか迷ってる。

 

 「何してんの切島」

 「い、いや…なんか触りづらいなって…」

 「あぁ、気にしないでくれたまえ。これが私の通常運転()()()から」

 「「らしい!?」」

 

 なぜ自分の通常運転が分かってないんだこいつ。

 そんなツッコミは届かないが、御園は早速切島達と仲良くなっていた。

 すると、彼女のターゲットは別の方向に行っていた。

 

 「あれあれ、トゲトゲウニ君。君どこかであったっけ?」

 「誰がトゲトゲウニだぶっ殺すぞ!!」

 

 早速絡んでいく御園。

 相手はヒロアカの中でも屈指の不良(序盤だけ)である爆豪勝己である。

 

 「あれ、あそこの以下にも真面目そうな眼鏡君は入試の時に手を上げてた人じゃん」

 「む。ボ…俺は聡明中学出身の飯田天哉だ。よろしく頼む」

 「ほんとに真面目君じゃん。よろしくね」

 

 すると、飯田が早速爆豪を見て、ムッとした表情になる。

 

 「机に足をかけるのをやめたまえ! 先輩方への失礼だとは思わないのか!?」

 「思わねーよ! 端役(モブ)が!!」

 「わァ、凄い言い合いだなぁ……」

 

 御園は目の前のやり取りに怖がりつつ、扉が開いてることに気がつく。

 そこには、ワカメみたいな髪型の少年、緑谷出久とほんわかしてそうな美少女、麗日お茶子がいた。

 

 「あっ、私盛亜希御園ねヨロシク」

 「あっ、ぼ、ぼぼぼ僕は、み、緑谷出久です! よろしく!」

 「私、麗日お茶子って言うんだ。よろしくね! ……で、あれは?」

 「かっちゃん……」

 

 (幼なじみかぁ……)

 

 あだ名で呼んでいることを聞いて幼なじみと推測する御園。

 すると、飯田が緑谷と縁があったのか、受験の時のやり取りについて話している。

 内容はレスキューポイントについて。

 

 「えっ、レスキューポイントに気付いたの? やはり天才じゃったか。今度からレッカって呼ぶのやめるね」

 「えっ? れっか?」

 

 誰がガイストクラッシャー覚えてるねん。

 いや、声優同じだけどさ。武装(ガイストオン)とか誰が覚えてるんだよ。

 

 「お友達ごっこがしたいなら他所に行け。ここは……雄英だぞ」

 

 そんなことをしていると、御園達は下から声をかけられる。

 そちらを向くと、寝袋に入った不審者みたいなのが寝っ転がっていた。

 

 「……あっ、なんだ武装(ガイストオン)かビックリした」

 「……?」

 

 だからその話誰にも伝わんねぇっての。

 さて、寝袋から出てきた不審者の名前は相澤消太、1年A組の担任だそうだ。

 相澤は「体操服に着替えてグラウンドな」とだけ言うとまたどこかへ行ってしまった。

 

 「ああいう、初心者に教えてくれる妖精的なのいるよね。ほら、『ナビィ』*1とか『ブラハ』*2とか」

 

 ナビィはもう伝わんないんじゃないかな……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇◇◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「んじゃ、これから個性把握テストを行う」

 「「「個性把握テストォ!?」」」

 

 相澤の言葉にA組の言葉が揃う。

 色々と相澤が話をしたが、要は個性を使っての体力テストである。

 

 「それじゃあ、おい御園。お前投げてみろ」

 「えぇ〜いいですよ?」

 

 御園は円の真ん中に立って個性を発動させる。

 

 「ふぅ〜……『刃牙』『筋力』『範馬勇次郎』」

 

 そう静かに呟く。

 すると、御園の腕に血管が浮かび上がり大きく膨らんで明らかにムキムキな状態になる。

 

 クラスメイトが口をあんぐりと開けてるのを気にせずに構える。

 

 「よっこら……くたばれーーーーっっっ!!!!

 (((((くたばれ!?!)))))

 

 サイヤ人っぽいことを言っていたが記録は……『800.2m』と表示された。

 

 化け物かこいつ……いや、範馬勇次郎ならそんぐらい行くかな。行くかなぁ……?

 まぁ地震とめられるからセーフ。

 

 すると、クラスの大半が盛り上がる。

 

 「個性思いっきり使えるんだ! さすがヒーロー科!」

 「何だこれ! すっげぇ面白そう!!」

 

 面白そう、という言葉に相澤が目を光らせる。

 

 「…面白そう、か。君達はヒーローになる為の3年間をそんな腹積もりで過ごす気か?」

 

 まるで『ニヤリ』と擬音が出そうなぐらいの笑みを浮かべる相澤。

 その顔に御園は嫌な予感を覚える。

 

 「よし、それじゃあこうしよう。トータル成績最下位の者は見込みが無いと判断し、除籍処分といこうか」

 「「「はあああああああ!!?」」」

 (なんだ。くっ殺みたいにはならないか……)

 

 ウッソだろお前。相澤をなんだと思ってんだよ。あれでも一応ヒーローだぞ。*3

 

 「生徒の如何は先生の自由……これが雄英高校ヒーロー科だ」

 

 その言葉に今度は御園が目を光らせる。

 

 (それってつまり、私に向かってあんな事やこんなことをできる……ってコト!?)

 

 この脳内お花畑は何とかしてくれ頼むから。

*1
ゼルダの伝説 時のオカリナで出てくる妖精

*2
APEXというゲームで出てくる最初に武器の使い方を教えてくれる人

*3
失礼。





 元気玉投げてそうなサイヤ人だなぁ…(白目)
 そしてガイストクラッシャーとか久々に聞いたわ。よく覚えてるなワイ。
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