Roseliaをたおせ!   作:ダシマ

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第11話「うたをうたおう」

第11話

 

 一丈字飛鳥です。中間テストも無事に終わりましたが…。

 

香澄「お願いします! 飛鳥くんをうちの練習に来させてください!」

友希那「ダメよ」

蘭「Roseliaだけずるくないですか」

友希那「5バンドもあるのよ。負担を考えなさい」

彩「ま、まあ…確かにそうだけど…」

友希那「少なくともAfterglowは一緒に勉強会したでしょう?」

こころ「あたし達は何もできてないわよ?」

 

 ここはバンドリ学園のカフェテリア。5バンドのリーダーの人たちが話し合いをしてます。

 

ひまり「あ、一丈字くん! Afterglowのリーダー私!!」

 

 あ、ごめんなさい。

 

*************

 

蘭「いや、それはそうとどうして湊さんに許可を得ないといけないんですか!?」

友希那「此間のコンテストで勝ったのが私たちRoseliaだからよ」

蘭「……!!!」

リサ(ああああああ!! もう口下手ああああああああああ!!!)

 

 友希那の発言に蘭はとてつもなく激怒した。勿論友希那が蘭に喧嘩を売るつもりでそんな事を言ったのではないと周りは分かっていたが、友希那の事をよく知らない人間からしてみたらやはり喧嘩を売ってるようにしか思えなかった。

 

彩「だ、だから皆もRoseliaみたいにレベルアップしたいなーなんて…」

 

 彩もそんなヤバい空気を察して何とか場を和ませようとしていたが、

 

蘭「それじゃ勝負しませんか」

「え?」

蘭「あたしと湊先輩でボーカルの勝負をしましょう。それで勝ったら一丈字を練習に来させてください」

友希那「いいわよ」

リサ「ちょ、ちょっと友希那!」

 

 蘭のケンカを買う友希那をリサが止めようとする。

 

つぐみ「蘭ちゃんも落ち着いて! まず一丈字くんがどうしたいのか聞こうよ!」

モカ「どうしたい~?」

飛鳥「まあ、確実に言えるのは5バンド全部見るのはしんどいです」

(ま、まあ…そうだよね…)

(でも、一丈字くん出来そうなんだよなぁ…)

 

飛鳥「かといって中途半端に2~3バンドだけ見るなら全部見た方がいいですしね」

有咲「まあ、それはな…」

香澄「ボーカル勝負なら私も出るよ!」

こころ「楽しそうね! あたしも!」

彩「わ、私も…」

 

 とまあ、5人でカラオケ対決をすることになった。

 

飛鳥「えー。課題曲は「す、好きなんかじゃない!」です」

有咲「ん?」

 

 課題曲の発表に有咲が反応した。

 

有咲「一丈字くん一丈字くん」

飛鳥「なんです?」

有咲「なんかそれ私は歌ってほしくないなー…」

飛鳥「じゃあ何にします?」

有咲「……」

 

 いきなり話を振られて有咲が困惑していた。

 

香澄「はーい! じゃあ1番戸山香澄歌いまーす!!」

有咲「やめろおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 そんなこんなでカラオケ大会が始まった。ノリノリで歌う香澄とこころ、少し恥ずかしそうに歌う蘭、歌詞がちょっと荒っぽいので少し遠慮気味の彩、そして友希那の番になった。ツンデレっぽく歌うのが恥ずかしかったのか、堂々と点数稼ぎをした。

 

飛鳥(まあ、音程とテクニックがあればいいからな…カラオケって)

 

 そして結果はというと、友希那がトップだった。友希那→蘭→こころ→香澄→彩

 

日菜「彩ちゃ~ん???」

彩「ご、ごめんなさい…」

飛鳥(まあ、ちょっと遠慮気味に歌ったのが減点対象だったかな…)

 

友希那「これで分かったかしら?」

蘭「ぐ…!!」

 

 ちなみにそれなりに差があった。蘭も友希那もこんな明るい系統の曲を歌うタイプではない為、本来は不利だったが、友希那は飛鳥とのトレーニングで向上した。

 

千聖「…一丈字くん」

飛鳥「なんです?」

千聖「もしかしてこの曲をセレクトしたのって…」

飛鳥「…なんだと思います?」

 

 きちんと考えがあったのだと、他のメンバーが驚いていた。

 

千聖「…友希那ちゃんが歌いにくいようにする為?」

飛鳥「歌いにくいというより、歌えないだろうなって曲を選びました」

友希那「確かに普段はこういうタイプの歌は歌わないけれど…私を見くびって貰っては困るわ」

 

 そう、歌の内容はツンデレの女の子がなんだかんだ言いつつも、本当は友達の事を大事に思っている曲であり、友希那が歌うにしてはちょっとキャラ崩壊しないといけない感じである。だが、自分流という事で堂々と歌い上げた。

 

 そしてその意図に気づいた蘭は激しくショックを受けていた。

 

友希那「まあ、そういう訳で勝者はRoseliaでいいわね?」

香澄「うー…」

彩「…それもそうだけど、私は本当にヤバい」

こころ「また挑戦するわね?」

蘭「……」

 

 そんな中、蘭はブルブル震えていた。

 

つぐみ「ら、蘭ちゃん…?」

蘭「湊先輩」

友希那「何よ」

蘭「今からリベンジします。受けてくれますよね?」

「全然懲りてねえコイツ!!!」

「どんだけ対抗意識燃やしてんだ!」

友希那「嫌よ」

 

 すると友希那は堂々と拒否した。

 

蘭「に、逃げるんですか…?」

友希那「じゃあ私が勝ったら、あなたは何してくれるの?」

リサ「友希那やめよう!! そういうの!!」

蘭「何でもいう事聞きますよ?」

モカ「蘭~それ絶対負ける奴~」

 

 あからさまに負けフラグを作る欄にひまりとつぐみは困惑していた。

 

リサ「あ、飛鳥くんも止めて!」

飛鳥「分かりました。じゃあ罰ゲームはこっちで決めていいですか?」

リサ「話聞いてた!?」

飛鳥「いや、これを聞いたら絶対止めれますので」

「え?」

 

 飛鳥の言葉に空気が止まった。

 

友希那「何よ」

蘭「言っとくけど、エッチな奴はなしだから」

飛鳥「もし負けたら、負けた人が所属するバンド全員でお化け屋敷」

リサ「友希那ぁあああああああああああああああああ!!!!」

 

 リサが全力で友希那をはかいじめした。めちゃくちゃ力が入っていて顔も怖い。

 

ひまり「蘭!! マジでやめよう!!?」

巴「またみんなで頑張ればいいじゃねぇか!!」

蘭「ちょ、イタイイタイイタイイタイ!!」

 

 とまあ、まさにカオス状態になりましたとさ。

 

飛鳥「えー。それではまた次回!」

有咲「お前鬼か」

 

 

つづく

 

第31話のアンケートです

  • 戸山香澄
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 市ヶ谷有咲
  • 美竹蘭
  • 青葉モカ
  • 上原ひまり
  • 宇田川巴
  • 羽沢つぐみ
  • 丸山彩
  • 氷川日菜
  • 白鷺千聖
  • 大和麻弥
  • 若宮イヴ
  • 弦巻こころ
  • 瀬田薫
  • 北沢はぐみ
  • 松原花音
  • 奥沢美咲
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