Roseliaをたおせ!   作:ダシマ

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第13話「林間学校・1」

 

 

 一丈字飛鳥です。ヤラカシ達によってもう胃がボロボロです。もう予想以上に腐ってるというか頭がおかしいというか…。ああはなりたくないと思いました。

 

 そんな中、私を心配してくれたのか、弦巻さんが林間学校をやろうと言い出しました。まあ、次の日が休日だったし、正直ハロハピは全く知らないのでいい機会だと思い、承諾しました。ていうかもう本当に疲れました。

 

 まあ、そんな中で当日を迎えましたが、私以外全員女の子なのを見て、しまったと思いました。

 

「君以外全員女の子だよ~?」

「すごく楽しそうですね」

 

 青葉さんが私をからかってきました。ちなみにご参加されているのは下記のとおりです。

 

<参加者>

・ 牛込りみ

・ 山吹沙綾

・ 市ヶ谷有咲

・ 青葉モカ

・ 羽沢つぐみ

・ 白鷺千聖

・ 湊友希那

・ 氷川紗夜

・ 今井リサ

・ 宇田川あこ

・ 白金燐子

 

一旦語りを終わります。

 

(※ 5ポイント以上あったメンバーのみで構成されています)

 

*****

 

沙綾「…それにしても、香澄とおたえが来れなかったのは残念だったね」

有咲「香澄の奴…当日になって熱出すとか」

りみ「おたえちゃんは元々予定があったんだよね…」

 

つぐみ「ひまりちゃんと巴ちゃんはバイトで、蘭ちゃんは家の用事があるからなんだよね…」

モカ「説明口調~。で、パスパレは?」

千聖「私以外仕事よ。悔しがってたわ」

 

 千聖が飛鳥に対して皮肉を込めて言うと、飛鳥は困惑していた。

 

千聖「それはそうと…Roseliaは全員来れたのね」

友希那「ええ」

リサ「アタシがバイトなかったからねー」

モカ「その分前日までバリバリ働いてたけどね~」

 

 その時、弦巻財団の黒服たちが現れた。

 

「皆さま。お待ちしておりました」

千聖「あら? こころちゃんは?」

「…その事なんですが、誠に申し訳ございません。こころお嬢様は急用で来られなくなってしまいました」

「えっ!!?」

「ですが、皆さまには林間学校を楽しんでいただきたいという事なので、我々がご案内させていただきます」

 

 まあ、予定を合わさせておいて中止になりましたなんて事になったら、失礼極まりないので妥当ではある。

 

飛鳥「…お嬢様だから色々やる事があるんでしょうね」

千聖「まあ、折角こころちゃんが気を遣ってくれてるから、お言葉に甘えましょう」

「ありがとうございます。それではバスに乗ってください」

 

 ちなみに参加者は12名なのでバスに乗るわけなのだが、めっちゃ高級車だった。

 

「……!!」

 

 中に入ると内装もきれいで、シートは全員が2列になって向き合う事が出来、アメニティも充実していた。

 

つぐみ「す、すごく豪華…!!」

千聖「ロケバスでもこんな豪華なものはないわよ…」

 

 そして座る事になったのだが、

 

友希那「あなた真ん中来なさい」

飛鳥「え」

 

 席順は下記のようになった。

 

前 沙綾 有咲 りみ  モカ 千聖 つぐみ

  あこ リサ 友希那 飛鳥 紗夜 燐子

 

モカ「ハーレムだね~」

飛鳥「…本当に楽しそうですね」

 

 モカがまたニヤニヤしながらからかってくると、飛鳥は困惑していた。

 

 そして自然の家に向かう道中。今までの事など雑談していた。

 

飛鳥「…まあ、あの時の湊先輩たちの怒りは凄まじく」

沙綾「いや、私たちも同じ気持ちだよ」

有咲「ああ。本当に何様のつもりだよ」

 

 Roseliaが大幅にパワーアップするきっかけをゆっくりした話したわけだが、沙綾と有咲は激怒していた。

 

千聖「…たまにいるのよね。相手にされないからって悪態つく人って」

モカ「もし本当にRoseliaが気に入らなかったとしても、ケンカを売ったらどうなるか分かってた筈ですよね~」

 

 千聖とモカも賛同すると、りみとつぐみは何とも言えない顔をしていた。

 

あこ「いつ思い出しても頭にくるよ!」

 

 あこも当時の事を思い出して腹を立てていて、燐子もちょっと不機嫌そうにしていた。

 

リサ「まあまあ皆落ち着いて。折角の旅行…じゃなかった。林間学校なんだから楽しくやろうよ!」

友希那「まあ、ある意味この林間学校は、あいつらへの仕返しでもあるわ」

紗夜「…え?」

 

 友希那がとんでもない事を企んでそうだったので、紗夜がぎょっとしていた。

 

友希那「あんなこと言ってたけど、元はといえば他のバンドのファンで、女子とこんな事をすれば…羨ましがる筈よ」

リサ「え、それってまた飛鳥くんが…」

友希那「いざとなれば弦巻財団に相談すればいいし、今回は白鷺さんもいるのよ。これがどういう意味か分かるでしょう?」

 

 友希那の言葉に千聖はちょっと困惑していた。

 

千聖「…ごめんなさい。ちょっとわからないわ」

友希那「貴女、男子に関しては今まで事務的に接していたでしょう」

千聖「あ、ああ…。そういう事なのね。でも、それを言うならあなたもじゃない」

友希那「…そうね。あと、紗夜も」

紗夜「えっ…」

 

 自分も一緒にされて紗夜はちょっと困惑気味だったが、確かに男子に関してはあまり積極的に関わってこなかった。

 

友希那「で、そんな女子がこの子と一緒に林間学校といったとなれば、普通の人たちはどう思うかしら?」

 

 友希那の言葉に皆が考えると有咲は困惑していた。

 

有咲「…まあ、一丈字は友希那先輩たちに認められているって思いますね」

友希那「まずはそれが一つね」

リサ「まだ何かあるの?」

友希那「決まってるじゃない。男としての格の差を思い知る事になるわ」

飛鳥(こっわ。女こっわ)

 

 友希那の恐ろしい計画に飛鳥は改めて女の怖さを知り、額から汗が噴き出た。

 

あこ「つまり、飛鳥くんの方が凄いって皆に知って貰う訳ですね!」

友希那「そんな所ね」

 

 そして注目は一気に飛鳥に向けられる。

 

飛鳥「…ある意味責任重大なんですが」

有咲「まあ、それだけお前が信用されてるって事だ」

友希那「それもそうだけど、貴方のお母さんにも頼まれてるし、あの日リサから言われた言葉、忘れてないわよね?」

 

 友希那の言葉に飛鳥は俯くと、他のメンバーが驚いた。

 

千聖「え、何て言ったの…?」

 

 するとリサは照れくさそうにし、飛鳥はその言葉を思い出した。

 

リサ『あたし達はずっと味方だから!! だからこれからはいっぱい頼って!!』

 

飛鳥「…これからは頼りにしてほしいと」

リサ「その…虐められてる飛鳥くんを見てたら、つい…」

 

 リサがそう言うと、Roselia以外の6人が真剣な顔をした。

 

千聖「それでいいのよ。私たちも同じ気持ちだから」

飛鳥「!?」

有咲「まあ、なんだ…。Roselia以外にも私たちがいるから…」

沙綾「困ったことがあったら言ってね」

飛鳥「皆さん…」

 

 友希那達の優しさに飛鳥が苦笑いして、こう言った。

 

 

飛鳥「ありがとうございます」

 

 

つづく

 

第31話のアンケートです

  • 戸山香澄
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 市ヶ谷有咲
  • 美竹蘭
  • 青葉モカ
  • 上原ひまり
  • 宇田川巴
  • 羽沢つぐみ
  • 丸山彩
  • 氷川日菜
  • 白鷺千聖
  • 大和麻弥
  • 若宮イヴ
  • 弦巻こころ
  • 瀬田薫
  • 北沢はぐみ
  • 松原花音
  • 奥沢美咲
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