Roseliaをたおせ!   作:ダシマ

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第16話「林間学校・完結」

第16話

 

 燐子と紗夜のラッキースケベ(?)がありながらも、1日目は無事に終わった。

 

燐子・紗夜「……」

 

 翌朝、燐子と紗夜はずっと視線を合わせられないまま、ちまちま朝ごはんを食べていて、飛鳥達は困惑した。

 

飛鳥(何も言わんとこ)

 

 飛鳥としてはずっと寝ていて、紗夜が悲鳴を上げた時真っ先に疑われそうになっていたが、ぐっすり寝てる飛鳥を見て皆が困惑していたのは言うまでもない。あまりにも寝つきが良すぎると。

 

千聖「……」

飛鳥(さっきから白鷺先輩がこっち見てるんだよなー)

 

 とまあ、食事を終えると野外炊飯を行う事となった。ちなみにこれが終わったら林間学校は終了である。

 

 ちなみに班は飛鳥+Roseliaとそれ以外の2手に分かれることとなった。課題はカレーだったが、飛鳥がものすごい速さで野菜をカットしているのを見て、皆驚いていた。

 

リサ「…普段から料理してるの?」

飛鳥「たまにですね」

あこ「たまにってレベルじゃないよそれ…」

 

 そして千聖はそんな飛鳥をじっと見ていた。

 

千聖(やっぱりあの子只者じゃないわ…)

 

有咲「あー…。香澄とおたえがいないからスムーズだわー」

りみ「あははは…」

沙綾「まあ、ちょっと寂しいね」

 

 料理のスキルはあまり良いとは言えないが、賑やかな香澄とマイペースなたえがいないとちょっと物足りなさを感じる沙綾たちであった。

 

 まあ、そんなこんなで食事が完成して、カレーを食べた。

 

あこ「おいしー!!」

燐子「うん…!」

 

 皆で作った手作りカレーにあこや燐子はご満悦だった。

 

リサ「…だけど、お肉とか絶対高い奴だよねこれ」

飛鳥「肉だけじゃないですよ。カレールーとかも市販の奴じゃなかったんで…」

 

 高級食材で野外炊飯をやるというぜいたくぶりに飛鳥やリサは困惑していた。

 

 そんなこんなで後片付けを行い、12時を過ぎるころには現地解散となった。

 

あこ「あー楽しかった!!」

友希那「気分転換にはなったわね」

 

 あこと友希那がそう言うと、燐子と紗夜がまだ引きずっていたのか、お互いもじもじしていた。

 

燐子「あの…本当にすみませんでした…」

紗夜「いえ、もう大丈夫です…って、思い出させないでくださいっ!」

リサ「まー。2人とも災難だったねー」

 

 とまあ、こんな感じで解散していった。

 

飛鳥「はー…」

 

 飛鳥も友希那達と別れて帰路についていたが、

 

飛鳥(疑われなくてよかったー…)

 

 と、昨日の紗夜と燐子のラッキースケベについて思い出していた。そんな時、ある人物から着信が来た…。

 

飛鳥「……!?」

 

*******************

 

 後日…。

 

「どうだった? 林間学校」

「……」

 

 香澄とたえがいきなり3組の教室にやってきて、恨めしそうに飛鳥に聞いた。

 

飛鳥「結構面白かったですよ…」

香澄「いいなぁ~!! いいなぁ~!!!」

 

 と、香澄が涙目で羨ましがっていた。

 

「コラー! 何やってるんだ香澄―!!!」

 

 有咲・沙綾・りみが遅れてやってきて、香澄を止めようとしていた。

 

有咲「一丈字を困らせるんじゃねえ!」

香澄「だって羨ましいんだも~ん!!」

沙綾「まあ、当日になって熱出していけなくなったら、悔しいのは分かるけど…」

 

 と、沙綾が困惑していた次の瞬間だった。

 

「おいコラァ一丈字!!」

飛鳥「次から次へと…。ちょっと教室出ますね」

 

******************

 

「聞いたぞお前。友希那ちゃん達とお泊りしたんだってなぁ?」

飛鳥「林間学校ですよ」

「林間学校だァ!!?」

 

 カフェテリアで飛鳥はヤラカシ軍団との応対をしていた。

 

「もしかしてアレか…。一緒に混浴でもしたのか!?」

飛鳥「してくれると思いますか?」

「思う!!」

「そして友希那ちゃん達のハダカも見たんだろ!?」

飛鳥「通報していいですか?」

 

 あまりの気持ち悪さに飛鳥は通報しようとした。

 

「何でだよ~何でお前ばっかりそんな美味しい思い出来るんだよぉ~」

「主役だからか? 主役だからなのかぁ?」

飛鳥「…少なくともそんな下心持ってる人間には近づきませんよ」

「うるせぇよ!!」

「男なら普通に手を出すだろ!!」

 

 と、ヤラカシ軍団は自分の事を棚に上げて吠えまくっていた。皆もこんな事をするのはやめましょうね。

 

「そうだ! 今度はオレ達が林間学校に誘えばいいんだ!」

「そうしよう!」

「おい! てめえは邪魔すんなよ一丈字!」

飛鳥「あ、はい。ご自由にどうぞ…」

 

 飛鳥が困惑しながら承諾すると、

 

有咲「冗談じゃねー!!」

香澄「私は飛鳥くんと林間学校に行きたい!」

 

 と、香澄がとんでもない事を言い出して空気が止まった。

 

飛鳥「…戸山さん。その発言は結構誤解を招きますよ?」

「おい! 大体お前にはもうRoseliaがいるだろーが!」

「他のバンドをいちいちつまみ食いするな!!」

飛鳥「してませんし、寧ろ摂食障害になりそうですよ」

「ていうかもうガールズバンドに手を出すなよ! オレ達のアイドルを独占するな!」

飛鳥「って、言われてもそれはご本人が決める事だしなぁ…」

「その通りよ」

 

 Roseliaメンバーが現れた。

 

友希那「本当に懲りないわね」

「み、湊…!」

友希那「飛鳥。言わせておけばいいわ」

飛鳥「まあ、そうですね…」

「てめえ女に助けてもらうなんて恥ずかしくねえのかよ!」

飛鳥「その発言…今はもう女を下に見てると思われますよ」

 

 飛鳥がそう言うと、Roseliaメンバーがジト目で見つめた。

 

あこ「飛鳥くん! もうほっとこうよ! あ、そういや今日予定ある?」

飛鳥「あるんですよね…」

リサ「何かあるの?」

 

 リサの言葉に飛鳥が困惑していた。

 

飛鳥「…人と会う約束をしてるんですけど、今は名前を伏せてほしいって言われてまして」

 

 飛鳥の言葉に皆が不思議そうにしていた。

 

友希那「白鷺さんでしょう」

飛鳥「…良く分かりましたね」

友希那「ええ。恐らくだけどあなたの力を改めて確かめるつもりだから、手抜きはしない方がいいわよ」

飛鳥「…勿論です」

 

 こうして飛鳥はまた新たな戦いへ身を投じることとなったのだ…。

 

「いや、そんなのいいんだよ!」

「オレ達にも女子と…」

友希那「帰るわよ」

あこ「ホントにしつこい」

香澄「あ、待ってー!!」

 

 そう言ってRoseliaが飛鳥を連れて帰ると、香澄達も追いかけて行った…。

 

 

つづく

 

第31話のアンケートです

  • 戸山香澄
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 市ヶ谷有咲
  • 美竹蘭
  • 青葉モカ
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  • 宇田川巴
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