第23話
お化け屋敷でも見事に活躍した一丈字飛鳥。
「くそう!! どうしてあいつばっかりモテるんだ!!」
「これこそワンパターンじゃねぇか!!」
と、男子生徒たちはまたしても飛鳥に不満をぶちまけていた。
「…とはいえ、もうすぐテストだ。勉強しねぇと赤点だぞ」
「おい、待て!」
「?」
ヤラカシの一人がある事を思いついた。
「…いい事思いついたぞ」
「いい事?」
「一丈字にケンカを売るからダメなんだ。こうなったら…」
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「という訳で、今度の赤点取った女子はオレ達の誰かとデートな」
「いやいやいやいや」
2年生の教室にてヤラカシがバンドガールにそう言い放つが、バンドガール達は困惑しながら手を横に振っていた。
千聖「懲りない連中ね! もう何度も断られてるのだから、脈がないって諦めるものでしょう!」
「こっちも譲歩して言ってるんだ!」
「それに彩ちゃんが赤点を取ったらパスパレだってまずいでしょ?」
麻弥「そ、それはそうですけど…」
と、麻弥が困惑しながら返事すると、
「とにかく決定な!」
「一丈字は今回巻き込んでないから、問題ないだろ!」
「あー楽しみー」
そう言って男子生徒たちは去っていった。
「…どうする?」
「どうするたって…」
「まあ、自滅するのは分かってるしな…」
その頃、1年生…飛鳥達はというと、飛鳥もまた期末テストの準備をしようとしていたが、赤点を取ったバンドガールは男子とデートするというというペナルティが取り付けられている事を知った。
飛鳥(普通にセクハラじゃん。懲りないなぁ…)
その時、隣の教室からモカとつぐみがやってきた。
モカ「飛鳥くーん」
飛鳥「青葉さん…」
モカ「あの話聞いた? 赤点取ったら男子とデートするって奴~」
飛鳥「…ええ。お伺いしておりますよ。まあ、もしそうなったとしても当日になって反故にしようとしたり、邪魔したりしようとする人がいて、結局出来なさそうですが」
飛鳥が困惑するとつぐみが苦笑いした。
モカ「…まあ、蘭やひーちゃんも中間ちょっとヤバかったから頑張って貰うとしてー。飛鳥くん、アタシ達と一緒に勉強会しようよ~」
飛鳥「またですか?」
モカ「また~。中間の時も一緒に勉強したじゃ~ん」
飛鳥「…まあ、そうなんですがね」
モカの言葉に飛鳥は苦笑いすると、
つぐみ「あの、もし良かったらまたうちの喫茶店に来てよ」
飛鳥「宜しいんですか?」
つぐみ「うん。それに…結構売り上げも貢献してくれてるって聞いてるから…」
とまあ、そんなこんなでモカ、つぐみといったAfterglowと勉強することが決まったのだが、遅れてりみと沙綾がやってきた。
りみ「あっ…」
モカ「あ、りみりんにさーやじゃん」
つぐみ「…も、もしかして2人も?」
沙綾「あ、うん…。ダメかな…?」
沙綾の言葉に飛鳥はつぐみを見た。
つぐみ「あ、勿論いいよ! でも全員来るの?」
りみ「その予定かな…」
つぐみ「じゃあまたお店を貸し切りにしないと…」
沙綾「此間はRoseliaも来たけど、あの人たちも来るの?」
飛鳥「いや、まだ声はかかっていませんけど…」
「勿論参加させて貰うわよ」
Roseliaが現れた。
飛鳥「…湊先輩」
友希那「言ったでしょう。それから話は聞いてるわよね」
飛鳥「…デートの件ですか?」
紗夜「あ、それから一丈字くん。白鷺さんからちょっと話があるそうだから、放課後一緒に来てもらえるかしら」
飛鳥「わ、分かりました…」
こうして飛鳥は放課後、バンドガールズと共に会議を行う事になったが、クラスメイト達は大変な事になったと飛鳥を見ていた。
飛鳥「…あ、また休学しましょうか?」
「いいいい!!!」
「ちゃんと学校に来て!!!?」
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そんなこんなでライブハウス『CiRCLE』にて、全バンドが集まっていた。
千聖「皆、集まってくれてありがとう。今回は私が司会進行を務めさせてもらうわね」
と、千聖が前に立って説明をしていた。
千聖「皆も知ってるとは思うけど、今日あの男子共が私達の誰かが赤点を取ったらデートをするという約束を一方的に取り付けたけど、どう考えてもおかしいので、弦巻財団に協力して貰って、証拠を集めようと思うの」
千聖の言葉を聞いて飛鳥は困惑していた。
千聖「いいわよね? こころちゃん」
こころ「勿論いいわよ。でも、デートって何をするのかしら?」
美咲「……」
少なくともこころとデートしたい奴はいないだろう…と、美咲は思った。
千聖「まあ、男子共の願いは無視するとしても…。正直な話、一部のメンバーの学業の成績は本当に心配だから勉強はさせるわ」
千聖がそう言うと一部のメンバー(香澄、蘭、ひまり、彩、友希那、あこ、はぐみ)が視線をそらした。薫とたえは堂々としていたが、彼女達もあまり良くない。
千聖「まあ、そう言う訳で私達もバンドごとに競い合う必要があるわ」
友希那「飛鳥の事でしょう?」
友希那の言葉に飛鳥が困惑しながら友希那を見つめた。
千聖「その通りよ。まあ、マネージャー等は本人やご家族の意思がなければ難しいけれど、練習を見て貰う事くらいは出来るわ」
飛鳥(…オレ必要かなぁ)
Roseliaを大幅にパワーアップさせて、他のバンドを大差で勝たせた男である。
友希那「だったら本気で負けるわけにはいかないわね」
リサ(ゆ、友希那が真面目に勉強しようとしてる…)
紗夜(いつもこうだったらいいのに…)
と、リサと紗夜が感心している。
千聖「まあ、競い合うのは勿論だけれど…。前回の中間テストではAfterglow、Roselia、Poppin‘Partyが一緒に勉強会をしたそうね?」
飛鳥「ええ、まあ…」
友希那「貴女達は頭いいんだから必要ないじゃない」
千聖「確かにそうかもしれないけど…」
千聖がプルプル震えていた。
日菜「あたしもおねーちゃんとテスト勉強したかったー!!」
友希那「家で出来るじゃない」
麻弥「それもそうですけど、声かけてくださいよ!!」
イヴ「そうですよぉ!!」
まあ、友希那たちが飛鳥達と勉強会をしている間、パスパレとハロハピ(実質美咲と花音)はとてつもなく苦労をしたそうだ…。
友希那「まさか期末は自分たちに渡せなんて言わないでしょうね」
千聖「それについては心配ないわよ。今回はチーム分けをします!」
「チーム分け?」
こうして期末テストが始まるのであった…。
つづく
第31話のアンケートです
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戸山香澄
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花園たえ
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牛込りみ
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山吹沙綾
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市ヶ谷有咲
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美竹蘭
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青葉モカ
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上原ひまり
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宇田川巴
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羽沢つぐみ
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丸山彩
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氷川日菜
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白鷺千聖
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大和麻弥
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若宮イヴ
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弦巻こころ
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瀬田薫
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北沢はぐみ
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松原花音
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奥沢美咲