Roseliaをたおせ!   作:ダシマ

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第30話「Roseliaと練習&勉強会!」

 

 

 この日、飛鳥はRoseliaの練習に付き合う事となっていた。

 

「おーい!! こっちこっちー!!」

 

 集合場所であるCiRCLEにはもう既にRoselia全員が集まっていて、あこが手を大きく振って飛鳥を誘導していた。集合時間まではまだ時間はあるのに全員来ていて、飛鳥も流石に面食らっていた。

 

飛鳥「おはようございます。皆さん早いですね」

あこ「久々に飛鳥くんも練習に来てくれるんだもん! 待ちきれなくて!」

飛鳥「…そうですか」

 

 そこまで言ってくれるのは正直嬉しいが、そんなに嬉しいものなのかと飛鳥は思っていた…。

 

リサ「まあ、それもそうだし飛鳥くんの近況も聞きたいしね」

飛鳥「そ、そうですか…」

友希那「全員集まったのなら中に入りましょう」

 

 そんなこんなで中に入る一同。すると店の中では店員の月島まりなが受付をしていた。

 

まりな「あら、いらっしゃい」

リサ「こんにちはまりなさん」

 

 リサが声をかけると、まりなが6人の顔を見た。

 

まりな「今回は飛鳥くんも一緒なのね」

飛鳥「ええ…」

 

 そんなこんなで練習が始まった訳だが、飛鳥は5人の演奏を聞いておかしい所がないか確認していた。その顔つきはまさに真剣だった。

 

紗夜(…前から思ってたけど)

リサ(年下の筈なのに何か大人びて見える…)

 

 そしておかしい点があれば指摘をあげるが…。

 

飛鳥「えーと…。本当に言っていいですか?」

友希那「ええ。問題ないわよ」

飛鳥「まず、宇田川さんがテンション高すぎて、演奏が速くなってます」

友希那「私もそう思っていたわ」

あこ「う…」

 

 飛鳥がそう指摘するとあこがちょっと気まずそうにしていた。

 

飛鳥「あと、氷川先輩と今井先輩は演奏自体は問題なかったんですけど…私の事をずっと凝視されていたのが…」

リサ「え!!? そ、そうだった!?」

紗夜「そ、そんな事ありません!!」

友希那「…それも思ったわ。飛鳥が困った顔で紗夜とリサを見てたもの」

 

 友希那の言葉にリサが笑ってごまかすと、紗夜は困惑していた。

 

飛鳥「まあ、あこさんはもう少し冷静さを取り戻して頂いて、もう一度やってみてください」

「は、はい…」

 

 とまあ、こんな感じでずっと続いたが、

 

紗夜「さて、夏休みの宿題をやりますよ!」

 

 紗夜の主導の元、CiRCLEで夏休みの宿題をやる事になっていた。

 

紗夜「…きちんと課題は持ってきたわよね?」

あこ「う…そ、そんなに睨まないでくださいよぉ…」

 

 特に課題を忘れてそうなあこが睨まれて、あこはビビりながらも返事した。すると飛鳥は困惑していた。

 

飛鳥「あのう…」

紗夜「…え? あなたが忘れたのですか?」

飛鳥「信じて貰えないかもしれないんですけど…私、もう終わりました」

 

 飛鳥の言葉に空気が止まった。

 

あこ「えーっ!!!?」

紗夜「…まあ、確かにあなたならあり得ますが」

飛鳥「一応課題は持ってきたんですけど、見ます?」

紗夜「え、ええ…。ちょっと見せて頂戴。あ、湊さん達は課題を進めてください」

 

 そう言って紗夜が飛鳥の課題をチェックしていたが、本当にやっている上に全部合っていた為、驚きを隠せなかった。

 

飛鳥「如何です?」

紗夜「え、ええ…。ここまでやっているなら問題はないわ…。けれど、この短期間で…」

飛鳥「量こそは確かに多かったですけど、内容自体はそんな大したことございませんでしたよ」

 

 飛鳥が平然と言い返すと、リサやあこは絶句していた…。

 

リサ「…本当に頭いい人が言うセリフじゃん」

あこ「あこも言ってみた~い…」

紗夜(この子…やっぱり何か日菜に似てる気がするのよね…)

 

 紗夜は辟易しつつも、課題を飛鳥に返した。

 

紗夜「分かりました」

飛鳥「何かやって欲しい事はございますか?」

友希那「私の宿題を手伝って頂戴」

紗夜「湊さん!!」

リサ「友希那!!!」

あこ「友希那さん!!」

 

 それは流石にダメだろ!! と、言わんばかりに友希那・紗夜・あこの3人が突っ込んだ。

 

 

 そんな時だった。

 

「やめてくれませんか!?」

 

 という千聖の声がした。

 

飛鳥「この声は…」

あこ「ちさとさんの声だ!!」

燐子「あ、あこちゃん!!」

 

 あこが真っ先に飛び出すと、他の5人も追いかけていった。飛鳥は嫌な予感がしたので、スマホのボイスレコーダーを起動して、証拠を集める事にした。

 

「だからさぁ。バンドなんかしないで、オレ達と遊ぼうって言ってんだよ」

「そうそう。そっちの方がいいって」

 

 ガラの悪そうな男4人がりみ、沙綾、モカ、つぐみ、千聖、麻弥の6人に絡んでいた。すると飛鳥と千聖は目が合った。

 

モカ「アタシ達バンドの練習がしたいんだけど~」

「そんな事言わずにさぁ~」

 

 そう言って男がモカの腕を掴もうとしたが、飛鳥が念力を使った。男は急に腹痛を起こした。

 

「お、おい!! 何やってんだ!!」

「う…うぉお…お…う、うんこォオオオオオオオオオオオ!!」

 

 仲間が慌てるも、男はとにかく腹が痛くてトイレに駆け込んだ。それを見た千聖は飛鳥を見ると、他に気付かれないようにウインクした。それを見て千聖が安心したように口角を上げた。

 

まりな「あなた達! いい加減にしないと警察呼ぶわよ!!」

「く、くそう!!」

 

 そう言って男たちは慌てて店の外へと出ていった。

 

飛鳥「白鷺先輩。これは一体…」

千聖「…ナンパよ。助かったわ」

 

 飛鳥の言葉に千聖が苦笑いしたが、りみは安心して腰が抜けた。

 

沙綾「り、りみ! 大丈夫!?」

りみ「こ、こわかったよぉ~!!」

 

 と、りみはその場で泣きじゃくっていた。

 

飛鳥「…まあ、それはそうとまだ一人トイレの中にいますね」

まりな「あ、そうね…」

飛鳥「湊先輩。一旦牛込さん達をスタジオの中に入れてあげてください」

友希那「そうね。皆、こっちに来て」

沙綾「は、はい!」

千聖「私が通報しとくわね」

飛鳥「お願いします」

 

 そう言ってバンドガール達は中に入ろうとすると、飛鳥はまた超能力を使って存在感を消して、千聖以外のバンドガールとまりなをスタジオの中で鍵をかけて待機するように暗示をかけた。

 

飛鳥(…さて)

 

 飛鳥は男子トイレの中に入った。すると男がまた踏ん張っていた。

 

「ぐぉおおおおおおお…」

 

 すると飛鳥が男がいるであろう便座の前に立っていた。

 

飛鳥「お兄さん」

「あ、ああ!!?」

飛鳥「通報しといたからね」

「な、何だとぉ!? ちょ、ちょっと待てぇ!!!」

 

 男は慌てて着替えようとするも、飛鳥は先に男子便所を出て男を誘導した。

 

「ま、待てぇ!!」

 

 そして出入口にて飛鳥と男が対峙した。

 

飛鳥「……」

男「な、何余計な事をしてくれてんだボケぇ…!!」

 

 男は腹をゴロゴロ言わせながら飛鳥を睨みつける。

 

男「こうなったらお前だけでもボコボコにしてやる! オラァアアア!!」

「おい、何やっている!!」

 

 警察官が大きな音を立てて突入した次の瞬間、男はその音に驚いて…漏らした。

 

飛鳥「あっ…」

警察官「……」

男「うっ…うううっ…」

 

 男の尻から漂う悪臭。これにより男は人生で最大の恥をかくこととなった…。だが、警察官はそんな男を容赦なく拘束すると、飛鳥は超能力を解いた。

 

あこ「あれ!? 飛鳥くんがいない!!」

まりな「まさか…」

 

 飛鳥がいない事に気付いたあこ達は急いで探しに行き、全員が受付の前に向かったが…。悪臭に鼻を詰まらせた。

 

あこ「え、も、もしかして…」

飛鳥「……」

警察官A「こいつが漏らしたんだよ」

男「離せぇ!! 早く連れてってくれぇ!!」

警察官B「ダメだ。女性を強引に連れ込もうとしたらしいな。女の子たちの前でうんこを漏らすという羞恥プレイの刑だ!!」

まりな「いや、あの…早く連れてって貰えませんかね…」

あこ「くさーい!!!!!」

 

 こうして男は逮捕されたわけだが、自分だけ恥をかかされるのが許せず、仲間を売ったのだが、普通に複数で一人の女性にわいせつ行為をしていたとして、逮捕されましたとさ。

 

 

つづく

 

第31話のアンケートです

  • 戸山香澄
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 市ヶ谷有咲
  • 美竹蘭
  • 青葉モカ
  • 上原ひまり
  • 宇田川巴
  • 羽沢つぐみ
  • 丸山彩
  • 氷川日菜
  • 白鷺千聖
  • 大和麻弥
  • 若宮イヴ
  • 弦巻こころ
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  • 北沢はぐみ
  • 松原花音
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