Roseliaをたおせ!   作:ダシマ

7 / 31
第7話「中間テスト・2」

第7話

 

 中間テストが控えている中、飛鳥はまたヤラカシ軍団に絡まれていたが、あまりのしつこさと器の小ささにモカは激怒してヤラカシの一人にビンタしてしまう。

 

****

 

 放課後…

 

飛鳥「すいません青葉さん。余計な手間をかけさせました」

モカ「いいよ。あいつら相当君の事舐めてたし」

 

 カフェテリアで飛鳥とモカが話をしていたが、AfterglowとRoseliaもいた。あの後、飛鳥とモカは事情聴取を受ける羽目になったのだ…。

 

蘭「それもそうだけど、先生たち頼りにならなすぎ…」

巴「いくら責任取りたくないからって、アレはないよなあ…」

 

 蘭と巴は教師たちの頼りなさに少し困惑していた。

 

ひまり「いやいや、元々悪いのはあいつらだよ!? 先生が注意しても逆切れするし…」

つぐみ「…うーん」

 

 ひまりとつぐみはそもそも不良生徒が悪いと意見を出す。

 

飛鳥「まあ、それはそれとして、青葉さんも今後は一人で出歩かない方がよさそうですね…」

あこ「どうして?」

飛鳥「…いや、あの人たち報復しそうだから」

「うーん…」

 

 飛鳥の言葉に友希那たちも納得せざるを得なかったし、実際いなくなった後にタダで済むと思うなよと言っていたのだ…。

 

モカ「じゃあ猶更一緒に勉強しようよ~。で、あたしを守って?」

飛鳥「……」

 

 こんなにメンタル強いなら大丈夫そうだけどな…と、思ったが空気を読んで何も言わないことにした。

 

飛鳥「まあ、色々あったけれど、Roselia以外の人ともちゃんと仲良くしておいた方がいいし、彼らの動向も気になりますし、分かりました。で…他の皆さんは…」

つぐみ「え? あ、あー…」

蘭「このままだとモカだけ上達するパターンでしょ。そんなの許さないから」

ひまり「ら、蘭…」

 

 何故かモカにまで対抗意識を燃やす蘭にひまりは困惑していた。

 

友希那「それなら私たちも参加するわ」

飛鳥・Afterglow「え」

 

 友希那の言葉に飛鳥達は驚いていた。

 

蘭「いや、学年違うじゃないですか…」

友希那「学年は違っても、一緒にいることは出来るはずよ? それに他のバンドだって来る可能性が高いわ」

リサ「ま、まあ…確かに言われてみればそうだけどさ…」

紗夜「いい案だと思います」

「え!?」

 

 紗夜が思ったほか好意的だったので、リサたちは驚いた。

 

紗夜「折角湊さんがやる気になっているんです。このチャンスを逃さない手はありません」

リサ「…ま、まあ。普段の友希那の授業態度を見てたら、こんな事ってないかも」

 

 そう、ビジュアルと歌唱力に全振りしている女と呼ばれているだけあって、授業中は大体聞いていない。

 

紗夜「とにかくやりますよ!」

あこ「さ、紗夜さんがとてつもなく燃えている…」

つぐみ「あ、えっと…。勉強場所はうちの喫茶使いますか?」

紗夜「お願いするわ!」

 

 とまあ、そんな感じで飛鳥はAfterglowとRoseliaの2組とテスト勉強することになりました。

 

 そして次の日からテスト勉強が始まろうとしていたのだが…。

 

「おはよ~。一丈字くん」

飛鳥「青葉さん…」

 

 飛鳥が登校していきなり、モカがやってきた。

 

飛鳥「おはようございます」

モカ「おはよ~。今、時間空いてる?」

飛鳥「え…まあ、空いてますが」

モカ「良かった~。それじゃテスト勉強しよっか」

飛鳥「え?」

モカ「ほら、いつ絡まれるか分かんないし~」

飛鳥「…それもそうですね」

 

 こうして飛鳥はそのままモカとテスト勉強することにした。クラスメイト達が現れては飛鳥が挨拶すると、クラスメイト達は不思議そうに挨拶しながら飛鳥を見ていた。

 

 しばらくすると、Afterglowのメンバーもやってきた。

 

つぐみ「モ、モカちゃん!」

モカ「おはよ~つぐ~」

つぐみ「もしかして一丈字くんとずっと勉強会してたの!?」

モカ「そうだよ~」

 

 モカが真面目に勉強しているのを見て、蘭・巴・ひまりが驚いていた。

 

ひまり「え、も、もしかしてモカ…一丈字くんの事…」

モカ「残念ながら違うんだな~。此間の演奏を見て面白いと思ったの~」

飛鳥「まあ、こんな男を好きになるのは色々リスク高いですしね…」

 

 飛鳥が皮肉気味にツッコミを入れた。

 

巴「勉強会は今日の放課後からだってのに、気合入ってるなー…」

モカ「まーね~。あ、でももうそろそろ時間だ。あたし帰るね~」

飛鳥「あ、はい。お疲れさまでした~」

モカ「また後で~」

 

 そう言ってモカは勉強道具を片付けて、自分の教室に戻っていった。

 

 そして授業でもモカは真面目に授業を受けていて、他の4人は驚いていた。

 

つぐみ(モカちゃん…)

 

 一方、Roseliaはというと相変わらず友希那が真面目に授業を受けている様子は…なかった。

 

リサ(受けようよそこは!!)

 

***********

 

 そして昼休憩。

 

モカ「飛鳥く~ん。お昼いこ~」

飛鳥「あ、はい…」

 

 そう言って飛鳥が教室を出て行くと、DQNが睨みつけていたが…。

 

取り巻きA「もう諦めろって…」

取り巻きB「あと、ひどい目に合うならもうお前だけあってくれ…」

 

 飛鳥が教室に出るとモカだけではなくAfterglow全員がいた。

 

飛鳥「皆さん」

つぐみ「私たちも一緒でいいかな」

飛鳥「それは構いませんよ…」

 

 と、6人が食事に行こうとしたその時だった。

 

「おい、待てよ!!」

「ああん!? なんだコラァ!!」

 

 飛鳥達に対して言ったのだろうが、何故か近くにいた強面の巨漢がヤラカシ達を睨みつけてきた。

 

「ひ、ひぃいいいい!!」

「お、お前じゃねぇよ!!」

「いいや! 絶対オレの事だ! お前らみたいな奴は一人じゃ勝てないからって、集団で攻撃する!! そうだろう!!」

 

 あんな体の大きな生徒いつからいたんだろう…と、飛鳥が思っていると、モカが飛鳥の手を引っ張った。

 

モカ「行くよ~」

飛鳥「え、あ…そうですね…」

 

 と、何とかその場で脱出した。

 

「お前じゃないんだ! オレ達はあの一丈字とかいうやつに用があって…」

「一丈字だか十文字だろうが、オレはそういう卑怯なやり方が大嫌いなんだ! 覚悟しやがれ!!」

「ひ、ひぇええええええええええ~~~~~~~~~~~~~!!!!」

 

 

 と、このまま巨漢の生徒に追いかけまわされるのであった…。

 

飛鳥「一体何だったんだろうな…」

 

 

 

つづく

 

第31話のアンケートです

  • 戸山香澄
  • 花園たえ
  • 牛込りみ
  • 山吹沙綾
  • 市ヶ谷有咲
  • 美竹蘭
  • 青葉モカ
  • 上原ひまり
  • 宇田川巴
  • 羽沢つぐみ
  • 丸山彩
  • 氷川日菜
  • 白鷺千聖
  • 大和麻弥
  • 若宮イヴ
  • 弦巻こころ
  • 瀬田薫
  • 北沢はぐみ
  • 松原花音
  • 奥沢美咲
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。