「ジ……!?」
ホテルに入った瞬間、その女性は咄嗟に口を噤んだ。居るはずのない銀髪を伸ばし不気味なくらい黒い男がホテルのロビーに居座り、射る様な目付きで自らを見ていたからだ。
女性、宮野明美の姿を見止めると立ち上がりエレベーターの方へと足を進めた。間違いない。これは部屋へ案内しろということだと認識する。10億を盗み出し、受け渡しは後日だったものの足抜けさせないために先に回収しに来たのだろうか?と思考が定まらないままエレベーターへと共に乗り込み階数を押す。
無言。
異様な緊張感が漂うエレベーターがチーン…と音を鳴らして扉を開く。 まるで死刑宣告のように聞こえてしまう。
ゆっくり歩みを進め、部屋の扉を開ける。10億はフロントに預けてある。大丈夫なはずだと自分に言い聞かせる宮野明美は部屋の奥へ。自然とドアへの道を塞ぐようにジンが立つ形になってしまったのは不幸か。
「……なんの用かしら。受け渡しの日はまだあったはずだけど」
「なに。心配ねぇ…お前が受け渡しに行く必要はなくなったからな」
どういうこと!?と声を上げそうになるが騒ぎを起こすのは悪手だ。妹の身に何が起こるか分からない。
「明美ちゃんの身が先ずは大事だからな」
ニィ…と口角を上げながら聞いた事の無い声色に混乱している最中、ジンの姿はバチバチと音を立て見たこともない少年、青年の狭間にいる年齢の人物へと姿を変えてしまった。
「おっと、逃げるなよ。先ずは話を聞きなって。行動によっちゃアンタの命とシェリー…宮野志保ちゃんの命に直結する内容だからさ」
「なっ……妹が、どうして!?」
「うん、見れば見るほど悪の道に向いてない性格だわ。…とはいえ10億を強盗出来る胆力もあるし…分かんないもんだ人間ってのはさ」
ソイツはよく分からないことを言いながらもベッドに腰を据えて軽薄そうな笑みを見せて続ける。
「さて、宮野明美。お前にはふたつの道がある。 提案に乗って死んだ人間として生き長らえるか、提案を断り妹を危機に晒して死んじまうかだ。」
世迷言。そう切り捨てるには簡単なモノだが話を聞いておかなければいけない気がする。
「まぁ目の前で変装でもなく変身したバケモンの言葉を素直に聞けるかって点は信用ならないとは思うけどさ。 素直に聞いておいた方がいいと思うよ」
「…アナタ、何者なの?」
「あー、あー…そうだ。
ヘラヘラと笑い飛ばしている彼には悪いが心臓が幾つあっても足りない経験だ。
「さて、答えを聞かせてもらおうじゃないか。下手すると小さな探偵くんと保護者が迫ってくるだろうから」
「どこまで知って…」
「全部とは言わないね。知ってることだけさ」
ゾワリの背筋に悪寒が走る。 ジンに殺されるか、目の前に居る得体の知れないものに殺され妹も手をかけられるか……
「わかったわ…貴方の案。聞かせてもらえる?」
「お、よかった! 案は簡単! このエンヴィーがアンタに変身してジンに殺されるフリをする。 そうすれば晴れてアンタは自由…とまではいかないけどある程度の動きは許されるようになるさ。 諸星大とイチャイチャも出来るぜ?」
「ちょっと!? なんで彼のことも…!!?」
286:名無しの転生者
いや、目の前で姿形が変わる異形がいたらYESしかないんだわ
287:名無しの転生者
人造人間式説得技か…
288:駄女神付き新宿バイト
明美さんがXYZって書いても俺は助けられねぇ…
289:名無しの転生者
純粋にエンヴィーくんを殺り切れるのってもしかして少ない?
290:木の葉スレイヤー
事切れるまで嬲るまで
291:烏森の最強
無量空処す?無量空処す?
292:錆銀ブーステッド
肉盾として存分に使えるじゃないか
293:嫉妬の転生者
あの、許してくれませんかね?! 安価の為にやってんだよ!?
294:名無しの転生者
安価は何してもいいけど、安価の為に何をしてもいい訳では無い
295:名無しの転生者
そうだぞ。
そうかな?
296:名無しの転生者
コテハン勢は大変そうだなぁ(ハナホジ
297:名無しの転生者
我々には関係ないからなぁ。テレビ見てる気分
298:名無しの転生者
俺は幼馴染と学校行ってくるわ
299:名無しの転生者
ワイもダンジョン行ってくるかなー
300:名無しの転生者
とりあえず明美さん助けたら次は何すんだ?
301:友達少ないヒキタニ
>>298 >>299 オマエら近々コテハンになるのが目に見えるぞ。ワイがそうでした
302:嫉妬の転生者
明美さん助けたら小学生に変身して灰原ちゃんを至近距離で見つめようかなって
303:名無しの転生者
へ、HENTAIだー!
304:名無しの転生者
お触りマンコイツです!!
305:名無しの転生者
イエスロリータノータッチ
306:名無しの転生者
中身は成人近いならロリではないのでは?ボブは訝しんだ
307:名無しの転生者
見た目はロリだからアウト
308:名無しの転生者
それだと小萌先生とかアウトだルォ!?
309:名無しの転生者
合法ロリというには肉体年齢がガチロリだから何も言えねぇ!
310:嫉妬の転生者
あ、そろそろコナンくん来そう。ワイのせいで時間関係多少狂っとる?
311:名無しの転生者
あー、あるかも
312:名無しの転生者
イベントの幾つか短縮される事象はある
313:名無しの転生者
我らはバグと呼んでる
314:名無しの転生者
バグなん?
315:ゴブリン界の美ゴブリン
オイラたちがバグっスね
316:名無しの転生者
オレらのせいかーい!
317:嫉妬の転生者
なるほ。 ゴブタニキネキパイセン元気そうでよかった
318:名無しの転生者
ゴブニキネキは死にそうで死なない筆頭よ
319:名無しの転生者
コテハンで死んだやつなんてドラ公くらいだろ
320:名無しの転生者
アイツはスペランカーだからな。
321:嫉妬の転生者
これからはワイとドラ公先輩の死の二大巨頭や!
322:名無しの転生者
カスみたいな巨頭やめてクレメンス
さて、ことは上手く進みジンニキが明美さんに変身したオレの胸元へ数発鉛玉ぶち込みましたとさ。
「ごほっ…!!」
ちょっと多めに血も吐いたらァ!
あとは一言二言……なんなら三言くらいコナンくんに言葉を吹き込んで死んだフリをするだけ!
「明美さん!!」
「小さな…探偵さん。 ヤツらには、気をつけて……」
「ヤツらって……黒の組織…ッ!!」
コナンくん、ヤツらですぐに黒の組織を連想するくらいには意識してんのね。 んじゃま、こうだ!
ドン! ドドン!
爆裂音がコンテナから鳴り始める。
384:名無しの転生者
なんの音ぉ!?
385:名無しの転生者
なぁんで爆発起きてるんですかねぇ!?
386:名無しの転生者
ジンニキ達よりもタチの悪いことしてる
387:名無しの転生者
バカバカバカ!
388:黒星ヒーロー
俺様も今度やろう
389:名無しの転生者
コイツ怖い。マジで怖い。
なんか知らないけど米花町で簡単に爆弾が幾つか手に入ったので、必要なやり取りしたあとにコンテナ爆破! コナンくんを逃がし、適当にゲットしておいた犯罪者の死体を丁度いい感じで配置! 炎で焼け、崩れたコンテナで押しつぶされて原型をとどめず! コナンくんの証言で死んだのは明美さんとなる! 完璧ィ!!!
ハッハァ! このエンヴィー、完璧に逃げおおせてやるさ!
419:名無しの転生者
馬鹿なんじゃねぇの? 馬鹿だったわ
420:名無しの転生者
シレッと死人出してるし
421:錆銀ブーステッド
私でもやらんぞ
422:名無しの転生者
バケモンすぎる
423:名無しの転生者
天才的な逃げ方だと思ってしまった
424:名無しの転生者
安価は絶対だからな
425:名無しの転生者
まぁ、うん
426:名無しの転生者
明美さんは結果的に生きてるしなぁ…
427:名無しの転生者
そして死んだと誤認してるからシェリーは灰原になるし……
428:名無しの転生者
上手くいってるとか嘘でしょ…
烏森の最強
結界師の世界にいる五条悟。 大丈夫、僕、大丈夫だから。
友達少なヒキタニ
はがない世界の比企谷八幡。 フツーに友達はいるが少ない。難聴系では無いので全部しっかり受け答えするせいで話が巻く。
黒星ヒーロー
ライダーアカデミアとはまた別の世界のヒロアカに転生したブラック☆スター。 エタってた間に書いてたやつも出しちまえ感